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SONY
6年前に富士通のノートPCを買いました。最近SHARPのAQUOSのテレビとHDDレコーダーを買いました。PCについては以前の会社のPCが富士通だったので、同じ方が使いやすいのではと思い富士通にしました。AQUOSについてはデザイン・製品イメージがなんとなくいいと思ったのが主な理由です。 しかしながら、AV機器などメーカーにこだわることは時々ありますが、基本的に電化製品は日本製なら、そんなに大差ないというかこだわりはあまりないことが多いです。 だから、20年前くらいにビクターのビデオ、パイオニアのステレオはややこだわって買いましたが、それ以外は髭剃りがBRAUNくらいで、こだわって買った記憶はありません。 前置きが長くなりましたが、そういうわけでメーカーの動きなどあまりよくわかっていなかったのですが、昔はウォークマンなど音声機器やAV機器などSONYは強いイメージがあり、Panasonic,東芝に次ぐメーカーのイメージがあったのですが、気がつくとPCなら富士通やNECの方が強かったり、全体的にSONYの地位・イメージが下がったというか、電気店に行ってもあまり目立っていないというか、かつてのような勢いを感じないのです。今回東芝がHD-DVD撤退しましたが、VHSとβ戦争のときは最後までがんばるもVHS陣営に負けてしまいました。そのことがイメージを下げたり、損益に影響が出たのでしょうか。昔は最先端のイメージが、今は電器業界での存在が薄くなったように思うのですが、ここ10年、20年の間に何があったのでしょうか。 さきほど、SONYがサムソンやSHARPから液晶の提供を受けてテレビを作るという話を聞いて、何で?と思ったのです。
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ソニーは今でも、「独自の物作り」にこだわる企業です。 それがゆえに、その物作りがうまくいかないと、企業として動揺してしまいます。 ここしばらくは、そういう動揺期が続いていたと思います。 薄型TVも、開発する意志がなかったわけではなく、有機ELなど、ずっと進んだものに傾注していたのがもたついてしまったんですね。 その間に「つなぎ技術」と見られていた液晶やプラズマが市場を席巻してしまったので、恥を忍んでサムソンからパネルを提供してもらうことになったということです。 そういった決定をするまでは売り上げも低迷してしまうわけです。 ソニーの利益を最も支えているのは、ハンディカムのCCD技術です。 ソニーは独自のコア技術を持つのが最もおいしいことを知っています。 WindowsPCは、どれも中身は同じで、CPUはインテルかAMD。 家電メーカーはただパーツをカスタマイズしているに過ぎません。 他社と対抗するためにソニーもPCやDVDレコーダーなどのラインナップを揃えていますが、本音のところではそんなにやる気がない。 店頭で昔ほどの存在感を感じられないのは、そういったことが、なんとなくの空気感となって漂っているのかもしれません。 ちなみになんだかんだと言ってもソニーブランドはやはり強く、液晶TVやDVDレコーダーなどは後発でありながら売り上げ1位を奪取しています。 そんなにやる気がなくても1位を獲れる、というのは凄いことだと思います。
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ソニーは薄型テレビでは出遅れたものの、今は薄型テレビでも結構なシェアを獲得していますよ。たとえ自社パネルでなくとも、それなりに魅力ある商品作り、ブランド作りをしているからでしょう。 仰るとおり、ポータブルオーディオは以前はウォークマンが代表機種でしたが、今や携帯オーディオ=iPodといっても過言ではないくらいにAppleのiPodは売れていますね。 テレビにしろ携帯オーディオにしろ、90年代末から21世紀にかけての新しい需要を見出せず、過去の製品に固執した事がここ最近のソニーの失敗と言えるでしょう。 また韓国や台湾などの新興メーカーが、半導体などの得意分野を生かし安く商品を出すようになったことも1つです。 自社のトリニトロン管に固執したため薄型パネルで出遅れたり、MDやCDウォークマンに固執したためメモリーオーディオで遅れをとったりした部分が大きいでしょう。 とはいえ、遅れを徐々に取り戻しつつあると思いますよ。前述の通り、薄型テレビではシェアを回復してきていますし、ウォークマンも音質の良さは見直されているのではないでしょうか。 かつてのように、独自規格を無理やりでも押し通してシェアを握るような戦略はもうとらないでしょうが、魅力ある商品作りやソニーのデザインが好きという人もそれなりにいるので、まだまだがんばれるメーカーでしょう。
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ご回答ありがとうございます。なるほど、他社にない技術にこだわりすぎたために特に'90年代以降やや時代の波を見誤った部分もあるのですね。βでもVHSに負けながら、つい数年前まで部品を置いていたりしていたようです。20年前でも日本は充分電化製品など世界トップの技術でしたが、今はそれ以上に商品も高度化・多岐に渡っているので、どのメーカーも百貨店を目指すより、得意分野に重点を置いた販売戦略も必要ですね。
- rara-504
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ソニーはトリニトロンにこだわりすぎて,薄型テレビの開発競争に遅れをとってしまいました。 今のソニーの薄型テレビに入っている液晶はサムスン製です。 自社では液晶パネルの生産をしていません。 ちなみに自社でパネルを作っている日本のテレビメーカは 松下,シャープ,日立,パイオニアの4社のみ 他は韓国,台湾メーカからパネルを供給してもらって 組み立てています。
お礼
ご回答ありがとうございます。液晶では遅れをとったのですね。きのうのニュースではサムソンの他に新たにSHARPからも液晶を調達するということでした。国内でも4社、他韓国・台湾からの供給ですね。
- k-josui
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ANo.1 です。 思い出しましたが、最近ではソニーはバッテリー回収騒ぎでかなりな損失を出していますね。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1019/sony.htm 元々ソニーは乾電池でもよく液漏れを起こしていました。 最近はあまり見かけませんが、私はもう10年以上ソニーの乾電池を買ったことはありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。バッテリー回収ってありましたね。
- k-josui
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液晶パネルは量産効果でコストダウンを図ります。 従ってそれぞれが自社開発をしていたら、開発費、製造コストでとんでもない値段になってしまいます。 なので液晶パネルに関しては呉越同舟、ライバルメーカ同士が共同で液晶パネル製造会社の合弁会社を立ち上げています。 この10年~20年の間に何があったか?などスパンが大きくて・・・・無理。 ソニーに関しては経営とは別に「ソニータイマー」で検索してください。
お礼
ご回答ありがとうございます。SHARPは液晶は本格的に開発して歴史も古いようですが、個々のメーカーですべてはまかなえないくらいの開発費などコストがかかるのですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほど、コア技術を持つことのうまみですね。素人ながらSONYの中で光っていると感じるのはウォークマンやハンディカムで、いやβのビデオもそういう感じはしますし、PCやHDDレコーダーというのは何か光を感じなかったのはそのためですね。 私は地デジは2011年までに買えばいいと思っていたのですが、父が昨年突然AQUOSのテレビを買ってきました。まあ、父もAQUOSがいいと思っていたのでしょうが、私も買うならAQUOSと思っていましたし、結局HDDレコーダーがないと不便なので買いました。まあ、デザインとか雰囲気・評判などで選んだのだと思いますが、SHARPは液晶の開発の歴史も古く得意分野であるだけに光っていたのでしょう。 やる気がなくても1位というのはすごいですが、企業規模が大きいのでしょう。ただ、今回のブルーレイは前回のβの反省もあり、販売面に当初から力を入れ、Panasonic,SHARPなど取り込んでいたのは成功でしたね。販売にも力を入れた成果ですね。