>自然の粘土層と昔々
最悪。
路盤ができていない(人力で作ったためてん圧が不充分)ところに、重量物としてトラクターを入れてしまったのですね。隣家ではトラクターを引っ張り出せなくなって、クレーンで引っ張り出しました。
元々軟弱地盤の場所に砂を入れたので、砂の下の軟弱粘土層と砂が混ざって、砂が下に沈んでしまったのです。結果として排水が悪くなり、けんき性になって有機物が腐敗し地盤沈下し、深く掘れてしまった様です。
工法は知っていますが、実際にやったことがありません。したがって、失敗するときがあります。
1.湧水個所を見つけて、ここに暗渠排水。ただし、11月頃に穴を掘って、地面にひびが入るまで放置、3月頃に排水管(素焼き。エンビ管は穴が詰りやすいので嫌われています)と藁(腐るので、日保ちの良い葉付篠が良く使われています)と石(排水管のおさえ。水平を取る)をいれて土をかぶせます。なお、ほっさくに伴って石が出た場合には石を並べて暗渠排水にします。湧水が出る場所に積極的に石を入れて、医師の間から水が流れ出し、砂ろ過のち暗渠排水用の笹ろ過を経て土管に入るようにしてください。ただし、水不足に苦しむときがあります。
暗渠排水工事で土があれます。発酵済み有機物、又は、落ち葉を大量に入れてください。
2.土壌改良。砂を少し入れて、有機物入り粘土から、砂土に変更してください。入れすぎると悲劇です。少なくとも、暗渠排水が落ち着く工事終了後3-5年後です。3年ぐらいで穴が詰って出にくくなります。
「粘土」は「ローム・くろぼく土」として回答しています。ローム以外の場合には知りません。
正確な情報として、地元の(都道府県立)農業試験所に直接土を持ちこんで相談してください。土によって変化することがあります。また、土地改良をしていないので普及所で回答できない場合もありますから。
お礼
補足らんでなく、こちらのらんに書くべきでした。私も兼業農家と言いながら、年に数回、田の様子を実際に見るだけでした。自然の様子を確かめながら、農業もやりたいなと思っています。本当にありがとうございました。
補足
その通りです。去年は田植えの時も、稲刈りの時も機械がはまりこんでクレーンで引っ張り出しました。多分、今年も、その場所はそうなると思いますので、畦を作って、水が入らないようにしようかと思います。11月頃から、土壌改良工事にかかれれば、最高なのですが、専門知識のある業者に頼もうかと思います。地域の周りの方も同じように機械を使っていますが、そんなに深くなっている感じではありません。運転方法を工夫しているのかと思ったことがあります。しかし、今のまま放っておいても良くはならないので、工事を選択すべきだろうと思います。 丁寧なご返答をありがとうございました。