アザラシ:食肉目アザラシ科の海獣の総称。頭は丸く四肢はひれ状、毛は青黒色で光沢があり、黒色の斑点が散る。性質はおとなしく、よく人になれる。魚類・甲殻類を食べ、主に寒帯の海に分布。毛皮・脂肪が利用される。
アシカ:(1)食肉目アシカ科の海獣の総称。アシカ・トド・オットセイ・オタリアなどを含む。(2)(1)の一種。体長は雄が約2メートル、雌は約1.5メートル。毛は暗褐色。四肢は遊泳に適するよう、魚のひれ状に変化している。一夫多妻で、群れをなして生活し、警戒心が強い。太平洋に広く分布。うみうそ。
オットセイ:アシカ科の哺乳類。雄は体長2.2メートル、体重200キログラムに達するが、雌は1.3メートルほど。前後肢はひれ状で、泳ぐのに適する。耳介はごく小さい。全身ビロード状の黒褐色の毛で覆われ、下毛は淡い赤褐色の綿毛で、毛皮が珍重される。繁殖期には、雄は多くの雌を従え、ハレムをつくる。太平洋北部に産し、冬は日本にも回遊する。
セイウチ:セイウチ科の海獣。北極海の沿岸と浮氷上にすみ、体長3メートルに達する。体毛はほとんどなく、ひげが生え、四肢はひれ状となり、二本の大きな牙(きば)をもつ。二枚貝を主食とする。海馬。
トド:アシカ科の哺乳類。アシカ類中最大で、雄は体長3メートル、体重1トンに達し、雌はやや小さく2.5メートルほど。体は黄褐色ないし暗褐色。主に魚を捕食する。北太平洋で繁殖し、春には北海道付近まで回遊してくる。
まとめると、
・アザラシ:アザラシ科の海獣の総称。
・アシカ:アシカ科の海獣の総称。アシカ、トド、オットセイ等が含まれる。
・セイウチ:セイウチ科の海獣。
となります。
お礼
詳しいご説明をありがとうございました。