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帰納的アプローチって?
よく学問の考え方には、帰納的と演繹的とありますが、いまいち、帰納的アプローチとか演繹的アプローチという言葉の意味がつかめません。とくに研究などで、帰納的質的研究というのを聞いたことがありますが、いったいどう解釈すればよいのでしょうか教えてください。
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・帰納:個々の特殊な事実や命題の集まりからそこに共通する性質や関係を取り出し、一般的な命題や法則を導き出すこと。 ・演繹:諸前提から論理の規則にしたがって必然的に結論を導き出すこと。普通、一般的原理から特殊な原理や事実を導くことをいう。 つまり、一般的に ・帰納 事実から法則を導き出す→物理学 ・演繹 法則から事実を導き出す→数学 となります。
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- nozomi500
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「数学的帰納法」というのは、入り口はともかく、中身は「演繹法」ですね。 医学の例では、 「ガンで亡くなった人、10万人のデータを集め、食生活の傾向から『ガンになりやすい』原因をみつける」ことは「帰納」的なアプローチですね。 「必ず原因となるウィルスが存在するはずである」という前提で、徹底的に追究する、というのが「演繹」的でしょうか。 「数学的帰納法」でもそうですが、「ここから演繹」という区別は難しいでしょうね。
お礼
ありがとうございました。わかりやすい例を出していただきまして、よくわかりました。
- 0shiete
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専門家の方は異議を唱えられると思いますが、批判を覚悟で言えば 「AならB。BならC。だからAならCだ」という風に積み上げていく感じで規則とかを見つける方法が演繹的アプローチ。 いくつかの例で確かめてみたら「AならC」って規則がありました。ほかの 例でも確かめたら、やっぱり「AならC」って規則がありました。「AならC」という規則はいつも成り立つんですねという感じの方法が帰納的アプローチ 数学の帰納法は癖があると思うので、練習が大切です。
お礼
規則性の違いなんですね。わかりました。ありがとうございました。
帰納法と演繹法の違いはご存知なんですよね?
お礼
物理学と数学の違いがここにあるというのがわかりました。ありがとうございました。