職業と部落問題について

質問

精肉業と部落の記事を読んで、書き込みました。
関西の知人に、祖父母の代に肉屋を営んでいたと言っていた人がいましたが、彼は今、某省の国家公務員二種として働いています。
本人は、精肉業＝部落という認識が少なからず世間にあるということを全く知らないようでしたし、僕もこちらの書き込みを読むまでは知りませんでした。

関西のニュースなどでは、市役所勤務者の勤務実態等で同和行政問題が取り上げられていますが、もし部落出身者だったとしても、国家公務員に採用されるのですか？
不勉強で申し訳ないのですが、答えて下さる方がいらっしゃれば有難いです。

回答No.2

popesyu · ベストアンサー

質問者さんのいいたいことは
1.通常の差別：本人の能力以外の、出身や血筋で就職が不利になる
2.逆差別：被差別者を優遇するようになって逆に就職が有利になる
3.逆々差別：被差別者だからと言って優遇をしないようにしないように気を使いすぎて、結果的に不利になる。
の3の段階にきているのかということでしょうか？

少なくとも公的には（特に公共機関であればなお更に）1の段階は突破されているので試験を受けて合格するだけの成績をとれば普通に通ります。こちらは普通の枠なので特に問題はないでしょう。まぁ腫れ物のように扱われるかもしれませんが。
ニュースで問題になっているのは2のこと。地方の役所なら逆に部落推薦枠があるので通りやすいです。京都で暴露された事例だと、部落関係者からの推薦があれば、日本語の読み書き能力とまっすぐ歩けるかどうかぐらいのテストしかありません。
3の段階に至っている例は知りません。というかありえないでしょう。逆鱗に触れたら最悪死ぬまで追い込まれるのにそんな勇気のある人事担当者はいないです。

お礼

早々のご回答ありがとうございます。

僕は、1.の意味で、就職等が不利になることがあるのかと思い、漠然と質問していました。
詳しいご意見、参考になりました。

回答No.1

mat983

＞もし部落出身者だったとしても、国家公務員に採用されるのですか？

日本国民は基本的人権が保障されています。
これをやったら１００％国家の差別になります。
また、部落解放同盟が黙っていません。
絶対にありません。

お礼

早々のご回答、ありがとうございました。

基本的人権という観点を考えていませんでした。
社会問題の一つとして、もう少し学んでみたいと思います。