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まっすぐな人になりたい
今に始まったことではないのですが、顔の中心線がずれています。歯を噛んだ時に、上の歯の中心と下の歯の中心がずれています。左右の肩の高さが違います。背骨のレントゲンを撮ったときに(治療は必要ないが)背骨の湾曲があるといわれました。足の長さが違います。O脚です。 まっすぐな人間になりたいです。 どなたかご助言をお願いします。
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- albert8
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一度、優秀な歯科で下顎、噛み合わせのチェックをして下さい。 歯は単なる咀嚼器官ではありません。全身を支える重要な器官です。若い人の顎が細くなって格好良くなったと言われたりしますが、喜んでばかりもおれません。 硬いものを敬遠して、良く噛まない、噛む回数も減る軟食傾向は次第に顎の発達を妨げるようになります。それに伴って歯の成長が衰え、萌出度も減ったり噛み合わせが悪くなってくるのですが、ついには5~6キロもある頭部を支えられなくなります。前後左右どちらに傾いてもその頭を支えるためにそれに合わせて頸椎、背骨も歪んできます。 使うべきものを使わないと人間の体も本来の機能が退化していく良い例でしょう。顎に限らず筋肉を使って鍛えておかないと体は歪んできます。 もし、歯列や、歯の補綴物に高さや材質など不具合があれば、それを正しく矯正することによって姿勢を正すことも可能です。歯と顎の筋肉を発達させ、しっかりと硬いものでも噛み締めることが出きるようにするためのもので、単に歯並びを美しく見せるのためではありません。 また、大事なことですが、体の歪みは脳の中枢神経にも影響がありますのでそれが正されると、心の歪みさえ軽くなることもあるようです。当然ですが、免疫力も高まって丈夫になります。 小手先の方法では姿勢を矯正することは殆ど不可能です。ほんの一時的 に良くなったとしても原因が治療されない限り直ぐに元に戻ります。 全人的に歯を捉える感性の豊かな歯科医もいるものです。彼らがかかわった多くの症例は、あらためて人間の体の仕組みのシンプルさと精緻さを教えてくれます。