日本にいる外国人のビザについて

質問

初めまして。
今回、外国人の彼が来日する事になりました。その際に、やはりビザの関係で、日本語学校等へ行くなど、就学ビザを取らないことには、短期滞在ビザで、3ヶ月のみの滞在となってしまいます。
彼は建築家で、日本語は挨拶程度しか話せません。話せる言語は、英語とイタリア語です。一番の理想としては、やはり日本で仕事を見つけて、労働許可のおりるビザでの日本長期滞在ですが、なかなか簡単なことではありません。
まだ、結婚をするという段階ではなく、もっと同じ地に住み、お互いを知り合いたいだけなのですが・・・。
例えば、日本の伝統・文化等（刀を作ったり、生け花をしたりなど）を学んでいる外国人の方々のビザをご存知ですか？彼が、刀作りにとても興味を示しています。せっかく日本へ来るのですから、日本語を学ぶだけでなく、日本の良き伝統を学ぶことが出来たら、それこそ彼にとって大きな経験となります。
何か、教えていただける情報は無いでしょうか？
よろしくお願いいたします。

回答No.2

mimmyo

seta78さん
　お返事遅くなりました。まず、日本国外にいる外国の方を日本に招聘するためには、原則として「在留資格認定証明書」
（the certificate of eligibility ）を申請します。
　これは、外国にいる本人に代わって日本にいる家族や知人、学校、就職先の関係者などが必要書類を所轄の入国管理局に
提出し、在留資格認定証明書が交付された場合には、それを本人に郵送し、本人がその証明書とパスポートなどを持って、
現地の日本大使館・領事館の窓口に行き、ビザを交付してもらうという流れになっています。少々、面倒ですね。

　この認定証明書が交付されるまでの時間ですが、まず必要書類（ビザの種類によってまちまちです）をそろえるのに結構
かかります。提出して、審査の時間もビザの種類や提出書類の内容によって、２週間から数ヶ月とバラついています。
通常は、１ヶ月以上かかるのでしょう。

　例外的に、短期滞在のビザで日本に滞在中に、この在留資格認定証明書の申請をし、滞在期限内に交付されれば、資格を
変更するという方法もあります。ただ、タイミングが非常に難しいのが実情です。

　文化活動のビザの場合、もちろん受入先の承諾書やその概要、活動計画書などの書類が必要ですし、本人は滞在中働く
ことができませんから、その間の費用をまかなう十分な資金的裏づけを提出することが求められます。それから、身元保
証人も必要で、住民票や所得・財産、職業に関する証明書類等を提出します。

　文化活動の受入先については、外国人の方向けのタウン・ペーパーに記事や広告が載っているのを見たことがあります。
口コミやネットで探されてもいいのではないでしょうか？

　日本に限らずいずれの国でも、長期滞在のビザの審査は厳しいです。アメリカなどは事前の面接まで行っています。
特に最近は、テロの関係でより慎重です。

　いずれにせよ、ビザの申請に当たっては十分な準備をしてから行ってください。手続や必要書類などについては、各入国
管理局の中に（財）入管協会がインフォメーション・センターを設けて相談業務を行っています。外国語でもＯＫです。

お礼

本当にご丁寧な回答を頂きましてありがとうございました。
とても参考になりました。
自分なりに色々と調べてみます。ありがとうございました。

回答No.1

mimmyo

seta78さん
　働くことはできませんが、「文化活動」というビザがあります。他の方に書いたものですが、
よろしければ下のURLを参考にしてください。

参考URL：

http://okwave.jp/qa3668217.html

お礼

参考になりました、ありがとうございます。
しかし、こちらの文化活動のビザを得る場合は、事前にそちらの専門家に問い合わせる必要がもちろんあるのでしょうか？外国人を受け入れている方々の紹介や情報などはどちらで入手すればよいのでしょうか？
ちなみに、どちらのビザの場合でも、やはりビザの申請から取得するまでの時間は3ヶ月以上かかるものなのでしょうか？
日本語学校へ、4月スタートのコースの就学ビザの取得について伺ったところ、もう4月のコースは締め切られ、7月のコースからの申請しか受け付けていないということでした。
このように、就学ビザにしても、文化活動のビザにしても、申請して取得するまでにはこんなに時間がかかるものなのでしょうか？
何度も申し訳ありません、よろしくお願いいたします。