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デジタル一眼レフのレンズについて(初心者です)
最近デジタル一眼レフカメラに興味を持ち始めていろいろネットで情報を見ているのですが、ちょっと解りづらいことがあります。今回はレンズの事なのですがよろしくお願いします。 (1)レンズの倍率のことですが、「ミリ換算」の意味がいまいち解りません!コンデジだと「光学3倍」「光学12倍」と書かれているのでピンとくるのですが… (2)「超音波モーター」とはどのようなものなのでしょうか?ニコンのレンズカタログを見ていたら載っていました。別にニコンのカメラを買うと決めたわけではありませんが… いきなりこんな事から質問しても良いのか解りませんがお手柔らかにお願いします。
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(1)これ、光学3倍とか、12倍の意味を勘違いしている方が非常に多いので困りものの表記です。まぁ、カタログを賑わすにはそれなりに意味があるのですが・・・・ あるレンズで、「どれだけの広さが写せる?」「ある位置から、ある物をどれだけ大きく写せるか?」。まぁ、どちらも似たような質問で、これを表記するカタログ上の数値は、レンズの焦点距離です。単位は、mmで表します。難しい理屈は全部パスするとして、ようは、数字が小さくなると広い範囲が写せるようになり、大きくなると狭い範囲を写す(要するに拡大するイメージかな。)ようになります。 さて、どれだけの広さを写せるかの単位を焦点距離と言ってしまいましたが、実は、この表現、不正確です。同じ焦点距離のレンズを使っても、写すフィルム・CCDセンサーの大きさによって、どれだけの広さが移るかが変わってしまうんです。フィルムやセンサーが小さいほど、写る範囲も狭くなります。これでは、単位になりません。そこで、35mm換算値というのが登場します。この35mmと言うのは、フィルムタイプの一眼レフのフィルムの規格で一番多く使われている物です。そこで、これ以外の大きさのフィルムやCCDを持つカメラのレンズに関しては、全部「35mmのフィルムサイズに写したとすると、焦点距離●●mmのレンズで写した広さに相当します。」という表記の仕方をすることになっています。これが、35mm換算で●●mmという表現です。 35mm換算値で50mmのレンズを標準レンズと呼び、このレンズの画角が概ね人の目の画角と同じと称することが多いようです。(本当は、人間の目の方がもう少し広いと言われています。) 最近のデジタル一眼レフのCCDのサイズは、APSサイズと言われている物が多いです。(高級機・・・いや、最高級機のクラスでは、35mmサイズのCCDを使ってるものも多く、オリンパスはフォーサーズと言われる独自のサイズのCCDを持ちます。)APSサイズのCCDを持つカメラの場合は、レンズに表記してある焦点距離を概ね1.5倍すると35mm換算値になると覚えておくと役に立ちます。 さて、最初の話題に戻りましょう。では、一見ピンとくるようで、実は何も表示していない「●●倍」という数字はなんなんでしょう。これは、ズームレンズにだけ適用する独特の数値です。ズームレンズは、リングを回すと、広い範囲でも狭い範囲でも写すことができます。焦点距離をリングを回すことによって変えることができるわけです。つまり、焦点距離を書くと、●●mm~●●mmという表記になります。たとえば、50mm~200mmとかいう表示になります。さて、大きい数字を小さい数字で割った倍率(今の例だと、4倍)が、このズーム倍率という数字で、コンパクトデジカメの世界では、この数字だけが一人歩きしています。でも、ちょっと考えてみてください。今の例で4倍と書いた倍率ですが・・・たとえば、12mm~48mmの広角レンズでも、100mm~400mmの超望遠ズームでも、やっぱり4倍なんです。もちろん、おのおののレンズの写る範囲は全然違います。これが、「何も表示していない」の意味するところです。 (2)これの答えは・・・機構的には、「http://www.nikon-image.com/jpn/support/qa/lens/af/af-s_ed_300_f28d_2-faq.htm#s09」のS.9でも見てください。ここ、ニコンのホームページのQ&Aのまさに、ご質問の問題の解答です。 まぁ、静かで動きが速いモーターを使っていますと書いてあるんだと思ってもいいです(笑)
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- demio
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レンズのミリ換算ですが、デジタルカメラが広まってまだ数年ですが フィルムカメラは長い間(ライカが35mmフィルムを使うカメラを作って数十年)35mmフィルムが標準ですからレンズの基準も35mmフィルムでの使用が基準になっています、コンパクトカメラもプロが使う高級一眼レフでも同じです、しかしデジタルカメラになってカメラによって受光部分の大きさが違うので同じ数値焦点距離でも望遠になったり広角になったりしますから、35mmフィルムでの規格に当てはめて相当する「ミリ換算」となっています 写真やカメラの解説では中程度のレベルになりますと今でもフィルム35mmが基準なのでこの基準で考えないと意味がわからなくなります しかしこれは画角での換算ですから、ピントの合う範囲は50mmであればフィルムでもデジタルでも同じですからややこしくなっていて、デジタルカメラのほうが理解するのは厄介になっています 3倍10倍は素人向けに言っているだけで写真ではあまり意味ありません プリントを引き伸ばせば自由に大きさは変えられます 人物の胸から上の写真を35ミリレンズで近くから取るか85ミリか望遠300で離れてとるのと、画角の違いがどのように写真では違うかが重要です
お礼
ご回答ありがとうございました。 また質問をすることもあると思いますがその際はよろしくお願いします。
- tekcycle
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数字はあくまで適当ですが、 15mm--超広角 20mm--広角 30mm--標準 50mm--中望遠 120mm--望遠 300mm--超望遠 なんてしておきましょうか。 光学3倍ズームといっても、15~45mmも3倍ですし、300~900mmも3倍です。 倍率だけ見てもいけません。 コンパクトカメラなら、普通は標準域を含んでいると思いますが。 むしろ広角に弱い物が多いでしょう。 レンズ交換式のカメラなら、標準域を含んでいる必要はありませんから(レンズを交換すれば良いだけなんで)、倍率だけ見てもあまり意味がありません。 勿論、広角から超望遠域まで含むような高倍率ズームを探しているような場合は別ですが。 ただし、画質やボケ味や明るさ等が犠牲になっていることが多いでしょう。 換算ですが、 以前のフィルムカメラですと画像面が24×36mmなのが主流でした。 ところが、最近のデジカメの主流は16×24mmくらいのようです。(色々ありますが) フィルムカメラ用のレンズを使うと、24×36mmの画像面から16×24mmだけ切り取るような格好になってしまいます。 つまり、同じレンズを使っているのに移せる範囲が狭くなる=望遠レンズっぽくなってしまうんです。 それで従来のレンズだと28~70mmくらいの画角のレンズだ、と換算表示がしてあるわけです。 上記の15、20、30、...、等々を1.5倍すると従来のレンズだとこんな感じに相当する、となります。 で、こんなことは、まず、従来のレンズを知っていなくては意味がないし、 また、従来のレンズの何ミリがどんな感じに写るかが判っていなくては意味がありません。 ただし、 カメラによって画像面のサイズが違うかも知れません。 そこでの比較に於いては、従来のレンズで何ミリ相当、というのは良いかも知れません。 画角自体でも良いのかも知れませんが、何ミリ相当、のほうがピンと来る物があるのです。 超音波モーターに関してはどうでも良いことだと思います。 普通の人が普通に撮る分には関係ないでしょう。 どう測定しても普通のモーターとは大して変わらないようですし。 ただ、感覚的には速いような気がすることが多いようですが。 余程特殊な状況を除けば、どこにピントを合わせるか判らないAFなんぞ本来使うべきではありませんし。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ミリ換算の意味は良くわかりました。でもtekcycleさんのおっしゃる通り何ミリがどんな感じで写るか解らないと意味がありませんね。これから勉強して行きたいと思います。
- bardfish
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「~倍ズーム」と言う表記ですが、ズームレンズの広角側と望遠側の焦点距離から導き出された倍率のことです。 同じ「10倍ズーム」でも28mmから始まるズームと35mmmや50mmから始まるズームでは全然別物です。 【換算について】 「ミリ換算」とは「35mm換算」のことで、35mmフィルムを使用したカメラで使用するレンズの「画角」に換算した場合のことになります。 「画角」とは写す範囲のこと。レンズの中心を円錐の頂点としてその頂点の角度で写る範囲が決まります。 35mmカメラの50mmレンズでは画角はおよそ46°。28mmレンズで75°、200mmで12°となります。 デジカメは映像を映す撮像センサーの大きさが35mmフィルムの一コマより小さいため35mmフィルム用のレンズと同じレンズ(焦点距離)を使用した場合、写る範囲が狭くなる(=画角が狭くなる)ためより焦点距離の長いレンズを使用した場合と同等となります。 【超音波モーターについて】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%9F%B3%E6%B3%A2%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC http://web.canon.jp/technology/canon_tech/explanation/usm.html カメラに超音波モーターを採用したのはキヤノンが最初です。 その後レンズメーカーで有名なSIGMAが「HSM」という呼称で超音波モーターを採用した交換レンズを発売。次いでNikon、OLYMPUSも採用しました。今後は他のカメラメーカー、レンズメーカーも採用していくでしょう。 超音波モーターの最大の特徴は静粛性。特にキヤノンの「リングUSM」では全くと言っていいほど駆動音がしません。(他のメーカーの超音波モーターレンズは使ったことありませんが…) 昔からある永久磁石を使用したモーターでAF駆動するレンズでは最短距離位置から無限遠位置までの回転時間は秒単位ですが、リングUSMでは「スッ!」という感じで一瞬です。カメラに対して前後に高速移動する被写体に対して非常に有利です。キヤノンの一眼レフが各種スポーツ撮影で多く使用されている理由の一つです。 AF速度ではOLYMPUS E-3と一緒に発表されたSWM搭載レンズが最速と発表されていますが、今のところ1本だけ。キヤノンはリングUSMを搭載したレンズは多くあります。超音波モーターのラインアップはキヤノンが今のところ最も充実しています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 キヤノンのレンズは種類が豊富と聞きましたが、超音波モーターのレンズもたくさんあるのですね!また電気屋さんでカタログもらってきます。
- sokojaso
- ベストアンサー率38% (581/1509)
(1)レンズの倍率→ズームの比率です。ズームレンズの焦点距離の最も大きい数値を最も短い数値で割ったもので、ちょっと詳しい人なら逆に「光学3倍」や「光学12倍」ではどの程度の大きさで写るレンズなのかさっぱり分かりません(もちろん常識的に想像つきますが…)。 たとえば、下のレンズは共に「約3倍ズーム」ですが、前者は広角~標準、後者は望遠のレンズです。 http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard-zoom/ef24-70-f28l/index.html http://cweb.canon.jp/ef/lineup/tele-zoom/ef100-300-f45-56/index.html 上の例の24-70mmや100-300mmというのが焦点距離で、最も普及したフィルム(35mmフィルム)を使うカメラでは50mmを標準とし、それより焦点距離が短いレンズを広角、逆を望遠と区別していました。 なので、24mmは広角、70mmや100mmは中望遠、300mmは望遠となりますが、フィルム(デジタルではCCDなど)のサイズが違うと、写る範囲が全然違うので「35mm(フィルム)換算の焦点距離」を併記しています。 http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/2000is/spec.html http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/910is/spec.html 上記二つのカメラ(ズーム比は同等)の仕様ですが、「撮像素子」と「焦点距離」を見ます。撮像素子のサイズが違うので、焦点距離は全然違いますが35mm換算の数値を見ると、前者は36-133mm、後者は28-105mmなので、後者の方が広角よりのズームレンズだと分かります。 (2)超音波の振動を利用したモーターです。 http://web.canon.jp/technology/canon_tech/explanation/usm.html
お礼
ご回答ありがとうございました。 また質問をすることもあると思いますがその際はよろしくお願いします。
- superkapa
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50mmレンズを付けた時見た目とほぼ同じ大きさに見えます レンズの倍率は50mmが基本で100mmだと2倍で500mmだと10倍の 大きさに見えます ただしメーカーにより画像素子の大きさが違うのでメーカーで換算率が違います 私はオリンパスを使っていますがズイコーデジタル ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDを 使った場合35mm換算で24-120mmになります 超音波モーターとはレンズ内にモーターが内臓してありピント合わせが早くなります
お礼
ご回答ありがとうございました。 また質問をすることもあると思いますがその際はよろしくお願いします。
1の35ミリ換算ですが、デジカメの焦点距離を35ミリフィルムカメラレンズの性能に換算することで分かりやすくしたものです。 35ミリフィルムに写りこむ範囲に比べて、デジカメの撮像素子は小さいのです。このためミリ表示がかなり違ってきます。35ミリフィルムでは50ミリというと標準レンズですがデジカメだと小望遠レンズになります。28ミリでやっと標準レンズの写り方になったり。望遠になりやすい反面、広角レンズは技術的に難しくなる。これらはコンパクトデジカメでも同じことが言えます。「光学3倍」「光学12倍」という表示は、何ミリから何ミリまでレンズでズームできて撮影面積が何倍になるかをあらわしています。 デジカメのレンズで気をつけたいのは、被写界深度でしょうか。ピントの合う範囲がフィルムカメラと違ってきますから。 2の超音波モーターは、簡単に言えばオートフォーカスが作動した際に普通のモーター駆動に比べると格段に高速でピント合わせ動作が出来ると思っていただいたらいいと思います。ニコンのレンズやオリンパスの最新レンズなどに装着されています。 動く被写体を追いかけるときに一番差が出るのではないでしょうか。ピント合わせが微妙に迷っている間に、超音波モーター駆動のレンズは一瞬でピントが合ってしまうくらい速いです。 ただ、本体も対応したカメラである必要があったと思いますので、組み合わせはご注意を。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「超音波モーター」って凄そうですね!子供の運動会なんかで活躍できそうですね!まだ購入するまでの決心はありませんが、購入する際には是非「超音波モーター」のレンズを検討したいと思います。(素人の単純な考えですいません。)
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
1、デジタル一眼のユーザーには、フイルムカメラからの乗り換え組が多数存在します。 かなりの方は「35ミリ」という、あのコンビニでも売ってるような規格のフイルムを使用していたのですが、デジタルになってから、その「規格」が統一化されずに、各社でいくつかの規格に別れてしまいました。 そこで「35ミリのカメラではどれくらいの焦点距離」かを明記しないとわかりづらくなる(いちいち計算しないと数値が出ない)ために、そうやって書かれているのです。 焦点距離は説明すると長くなりますが、簡単に言えば「数値が大きいほど望遠側」と覚えておいてください。 2、これまた説明すると長い… 普通のモーターは「磁力の反発を利用する」モーターですね。例の「S極、N極」とかいうやつです。 ただこのモーターは厳密に言うと「細かい制御が苦手」なモーターで、今まではその欠点を補うために「ステッピングモーター」などというものを使っていました。 これらと全く違う作動原理で動くのが「超音波モーター」で、各社によって呼び方が異なります(キヤノンではUSMといいます)。 原理は置いておくとして、レンズに使用する場合便利なことは 1、静か、ほとんど無音。 2、ダイレクトフォーカス(AF中でもピントを自分で合わせ直す事が出来る)が可能である。 3、リング状であり、筒型のレンズに向いた形状。 などがあります。 なお、筒状をしている「マイクロUSM」というものもあります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 なかなかネットなどで見ていても解りやすく説明されているものは少ないと感じます。(ただ私の文章読解力不足かもしれませんが…) でも質問するといろいろな答えが聞けるので徐々に理解できたりするので、また質問することもあると思いますのでその際はよろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「3倍」とか「4倍」とかに騙されてはだめですね。非常に解りやすく説明して頂きありがとうございました。