shimojoさん こんばんは
ルイガノのCCTに乗っている者です。
シクロクロスとは、「ロードバイクのオフロード走行が出来る特殊バージョン」と考えると解り易いと思います。ですから標準状態のシクロクルシでも装備等ロードバイクとの数々の違いが有ります。
シクロクロスは冒頭で記載した通りオフロード走行用のロードバイクですから、泥んこ道(程度問題ですけど・・・)を走る事もあるわけです。その為タイヤは30C以上の太目のタイヤを履いています。そしてブレーキに泥が詰まって作動しなくなるのを避けるために「カンチブレーキ」を使っています。又クランクやフロントディレーラー・チェーン等に泥が詰まって作動が可笑しくならない様に、ロードバイクよりクランク・BB回りの取り付け位置が高めに設計されています。と言う特長が有り、ロードバイクの苦手なオフロード走行を可能にするための装備が施されています。この装備(特に太目のタイヤ)のおかげで、シクロクロスをツーリング用のバイクとして使う方も多いんです。
ツーリングは時と場合によっては多目の荷物を積んで走る可能性が高いですよね。ロードバイクは元々荷物を積んで走る事を前提に考えている車種では無い事と、例えリアキャリアを装着しても23C位の細いタイヤを装着しているロードバイクでは安定性が悪いんです。シクロクロスの場合は30C以上の太目のタイヤを履いていますから、荷物積んでの走行時でも安定性が良いと言う特長が有ります。したがってツーリング目的でのシクロクロスを使う方は増えています。
ランドナーについては、ハンドルに装着しているレバーがブレーキレバーだけでSTIではない為、フロントにも荷物を積み易い構造をしているのでより大量の荷物を運ぶ事が可能です。したがってシクロクロスよりよりツーリングには適している車種と思います。しかし現在では「絶滅危惧車種」と言われていて車種が少なく有っても値段的に高価なため、低価格でのツーリングバイクを求める方にはシクロクロスの方が人気が高いんです。
私の場合は写真撮影の足としてシクロクロスを選択しました。理由は写真機材を積んでの走行でも安定性が良い為です。
シクロクロスの特長は、そのまま欠点でも有ります。タイヤが30Cより太いため舗装路では思うほど速度は出ません。それとカンチブレーキを採用している為、ロードのキャリバーブレーキより制動性は弱いです。この制動性は慣れの問題で少し早めにブレーキングすれば良いのですけど・・・・。
以上私なりに纏めてみました。何かの参考になれば幸いです。
お礼
具体的に荷物を積んで走ることを想定して解説してくださったので、イメージが付きやすく専門知識が全く無い私でもなんとなくですが理解できました。 ありがとうございました。