- ベストアンサー
ジェンダーを学べる大学院
題目のとおりなのですが、ジェンダーを学べる大学院を探しています。 ただ、内容として漠然とジェンダーを学べるというより、同性愛嫌悪など、現代において存在する差別などが形成された過程を「歴史学」的に調べている人がいればよいのですが・・ そんな人いないという話も含めて、教えていただけたら幸いです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大学院は誰かが教えてくれて、それを学生が「学ぶ」のではなく、特に文系の場合は、研究の「場」を与えてくれるところと考えたほうがいいです。学問というのはオリジナリティが勝負ですから、質問者さんが研究したいことと、全くおなじことをすでにやっている人がいなければ、かえってラッキーなのでは? ただ、差別の歴史というのは、割とポピュラーなテーマのような気がします。ジェンダーというより、むしろ歴史じゃないでしょうか。 ジェンダー研究がご希望なら、その細かい研究内容まで同じ研究者に指導してもらわなくても、大枠でその方面(ジェンダーや社会史)に詳しい先生について、あとはご自身で研究を進めればいいかと思います。まずは関心分野に近い論文をたくさん読んで、referenceから研究者の名前を辿り、その先生に連絡をとってみたらいかがでしょうか。 大学院を受験されるならば、もう少し専門について自力で学んでおく必要があると思います(こういうサイトにこういう質問をするのは、ちょっと勉強不足?と思います)。まだ大学1年とかだったらごめんなさい。
その他の回答 (2)
ジェンダーだけというところはないですが、大学院となるとほとんどは教授に比重がおかれますから、教師で選ぶというのが秘訣です。修論審査など、いろんな権限は教授に一任されますしね。ジェンダー学で有名なのは東大の上野千鶴子。学生が泣くほど指導が厳しいと有名です。あとは江原由美子。学部時代はフェミニズム論争を勉強しておくと良いでしょう。 同性愛などに寛容な文化を学ぶことも大事です。それでカナダなどはジェンダー研究も進んでいます。ゲイのカーニバルがあるくらいですから。 ただ学部1年だと、いずれ変わってくる可能性が高いですから、まだあせらなくてよいと思います。
ジェンダー学と言えば、お茶が一番充実していると思いますが、同性愛嫌悪をどなたが扱っておられるかは存じません。案外精神科医のほうがそういう問題を取り扱っていそうです。
お礼
ありがとうございます。残念ながら私は身体的には男性なので、お茶の水には入れないのです(もし性転換しても戸籍を変更する気はないですし。好きなのが女性なため)。 精神科医ですか。たしかにそういった方面からのアプローチもありますね。ただ、私は文系なので(一応理系の知識はありますが・・・)、医学は少々難しそうです。
お礼
ありがとうございます。私はまだ大学1年なので、大学院受験はまるまる3年後になりますね。 たしかに大学院以降は、やはり「場」なのだと思います。ただ、私が通っている大学の学科には、あまりジェンダーに詳しい教授がいない(社会学科ではないため。ですのでゼミもちょっと考え中なのです・・)ため、進んでも指導教官とかどうなるのかなあという不安がひとつと、あんまり良い(全体的に頭の良い)大学ではないため、その後の「場」が確保できるかが不安(もちろん、本当にすばらしい研究をしていれば、確保できるのでしょうが・・)ということもあり、こういう質問をしたのです。 たしかに、内容的にはむしろ歴史になると思います(もともと、歴史が本分と思っているので)。ただ、それを語るにはまずジェンダーについてしっかりした知識を得たい、と思っているので・・・たしかに、おっしゃるとおり、論文を読んでいくのが先決ですね。 どうも、ありがとうございました