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結婚式を兼ねた食事会の服装
友人の結婚が決まり、披露宴というものは執り行わないけれど、ホテルで食事会をするので来て欲しいと招待を受け、快諾させていただきました。 新婦共々東京在住で新郎は神戸の方なので、当日一番の飛行機で神戸へ向かい、昼からの式・食事会に参加するのですが、 私は何の迷いもなく訪問着で参列する気でおりました。 しかし同行する友人の一人に「食事会であるので私はスーツで行く。着物は控えた方がいいよ」と言われ、そういうマナーなのかと困惑してしまっております。 招待状には食事会の前の式にも参列していただきたい。との旨が書いてあり、食事会はホテルの披露宴会場の一間で、円卓ではなく向かい合っての食事会。新婦はドレスを着用するようです。 新婦側は遠方なので、僅かな親戚と友人数名しか参列しない。との話を聞き、折角の晴れの場を少しでも華やかに且厳粛な気持ちで送ってあげたく訪問着で参加したいのですが、やはり食事会との名目と友人からの助言を聞き、足並みをそろえるべきなのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 元ブライダル関係者です。 一緒に参加されるお友達は「披露宴でない」=「2次会くらいの気軽さ」で考えていらっしゃるのかもしれません。 一方質問者さまは「披露宴でない」=「披露宴に代わるもの」で考えていらっしゃるのでは? これは個人の受け止め方の違いですね。 で、どちらがいいと言うハッキリした答えはありませんが、主催者の立場から推察してみましょう。 当人=披露宴みたいに大げさにしなくても、祝ってくれる気持ちが表現されていれば嬉しい。 親=自分の子供の祝いのために礼儀を尽くしてもらって嬉しくない親はいないかと・・・ たとえば。 質問者さまが披露宴代わりに食事会を催して、会社に行くようなスーツで来られるのと わざわざ手間のかかる訪問着や振袖を着て来られるのと、どちらが嬉しいでしょう? 質問者さまが親だったら、娘(または息子)のために来てもらって嬉しいのはどちらでしょう? 大掛かりにしてなくてもその日は新郎新婦と両親にとっては「特別な1日」ですよ。 更に、式に参列されるのでしたら、なおの事。 私は訪問着で礼儀を尽くしたお祝いをお奨めいたします。
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いろんなケースがありますので結果どうなるかは予測のつかない事ではありますが、服装は軽いよりは重い方がよいと経験上思います。 新婦はドレスを着るという事ですから訪問着でよいと思いますよ。 私の経験談を一つ二つ申し上げておきます。 ある遠方の結婚式でした。普通にホテルでの披露宴に列席しました。 旅先という事で、友人達はみな洋装でしたが、私は着物を持参して着ました。 両家のご両親それぞれに「お着物でお越し頂いてありがとうございます」と御礼を言われ、ちょっと大変だったけど着てよかったと思いました。 都内での結婚式でした。急に結婚が決まった事情で元から予定されていた新年の祝賀会が結婚のお披露目を兼ねる会となりました。 招待状には「平服で」「ご祝儀は無用に願います」と書かれ、内々に出席者に確かめると、その通りにするという事でうち合わせがされました。 新婦は振り袖姿で、花嫁衣装ではありませんでした。会場はホテルで円卓での食事です。 男性はダークスーツ程度におさめ、礼服の人はいませんでしたが、女性には新年という事もあってか和服の方が目立ちました。 控えめに色無地や江戸小紋という方もいましたがお振り袖の方や訪問着の方もいました。 私は色を控えた訪問着に格のある袋帯で出席しましたがちょうどよい案配だったと思います。 盛大な披露宴という趣向ではなくてもあくまでおめでたいお披露目の会なのですから、訪問着で華を添えて嫌がられることはないと思いますよ。
お礼
貴重なご経験の話、とても参考になりました。 披露宴などの席は必ず和装で参加しているのですが、初めて「止めた方がいい」と指摘をされ、且他の参列する友人にも「和服で来るらしいよ」と話しているようで少し淋しい気持ちにもなてっいたのですが。。 しかし私も遠方であるからといっても、心構えは替えず友人を祝ってあげようという気持ちに固まりました。 話が進むにつれ、どうやら友人は和装=全て平服ではない。と考えているようですが、式が正月明け早々であることですし、やはり私も控えめな訪問着もしくは付け下げで参列しようと思います。 友人には、角が立たない程度に話をしてみます。 洋装の略装というものの方がどちらかというと知識が乏しく悩んでしまう質なのですが、和服はその点、定義が明確且華やかで、和服のありがたさを痛感しております。 基本的な話にも関わらず、ご丁寧な回答どうもありがとうございました。
お礼
こんばんは。 専門的なお立場からの、とても理解しやすい回答どうもありがとうございました。 おっしゃるとおり、 「披露宴ではない」という事の受け止め方と、和装の概念の違いで話が止まってしまっているのですね。 やはり失礼であったり、場違いであるようなのであれば控えるべきなのかとも一時は考えましたが、 食事会や平服という言葉の、謙遜や謙譲も上手に理解する大切さを知りました。 私もやはり、和服も華を添える素敵な一点であると考え、自分の時もこれは嬉しい事と感謝するでしょう。 式を期に海外へ移住してしまう友人のためにも、やはり和服での参加をするよいう気持ちの整理がつきました。 どうもありがとうございました。