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レガシィの駆動配分
BHレガシィのGT-VDCワゴンに乗ってます。 レガシィの4WDシステムはFFベースのフルタイムということらしいですが、聞いたところによるとリアの方が多くトルクがかかっているそうです。 どなたか正確にご存じの方、フロントとリアでのトルクの配分を教えて下さい。ひょっとしてVDCなのでトルクもバリアブルなのでしょうか?
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レガシーツーリングワゴン BH A type(H10年6月~) ・GT-VDC:新開発4WD走行制御システムVDCを新採用 VDC:Vehiele Dynamics Control Systemの略、路面状況に合わせてブレーキとエンジンを自動的にコントロールするシステム(路面μ判定機能)。 VTD-4WD+ABSの機能 に「各車輪のブレーキをそれぞれ独立制御する」機能と「エンジンの出力を制御する」機能を加えたもの 。 ・VTD-4WDシステム(不等&可変トルク配分電子制御4WD):走行状況に合わせて電子制御により瞬時に前後のトルク配分(基本は前輪:35、後輪:65)を最適制御 。 したがって通常は後輪の配分が多くなっています。
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- hanikiri
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FFベースにビスカスのようなクラッチ機構をつけて、それをアクティブに制御することによってリアにトルクスプリットしてるのはNAモデルのAT車です。VTD-AWDではありません。 VTD-AWDは3.0LとターボモデルのAT車に装備さている4WDシステムで、基本はデフ式4駆です。通常デフ式四駆は左右のトルク分配と同じようにベベルギア(傘形ギア)式のデフを用いて均等に配分します。スバルもMT車にはこれが採用されています。 しかし、VTD-AWDはプラネタリーギア(遊星ギア)で構成されているセンターデフを採用しています。プラネタリーギア式デフの特徴はトルクを不均等に分配することができること。なので左右に分配するデフには通常使いません。国内におけるプラネタリーギア式センターデフによる不均等トルク配分の先駆けは三菱のGTO。両者共に回頭性を高めるためにリアのトルク配分を高くしています。GTOはこのデフに受動的なビスカスカップリングを並設しているだけでしたが、スバルはアクティブに制御するクラッチ機構を設けることで、より高度な可変トルク配分を行っています。 通常のトルク配分は45:55じゃなかったかな。最大で直結状態、つまり50:50になるはずです。フロントの方が大きくなることはありません。
お礼
回答ありがとうございます。 また分かりやすい解説まで付けて頂いて感動です(笑) やっぱりFFベースとしては挙動がちがうなあと感じていたところでした。 大変参考になりました。
お礼
回答ありがとうございました。 とても参考になりましたm(_ _)m