18歳の男子学生です。
僕は小学校3,4年の時に強迫性障害で、精神、体力的にもかなりまいっていました。
具体的な症状は、自分のお気に入りのものが人に触られたり、逆に自分が触ったときに何回も手(又は物)を洗ってしまいます。また、同じ単語を頭の中で偶数回唱えないと気がすまないとか、....とにかく小さい頃は悩みました。家族も心配して僕を病院に通わせましたが、正直、精神病は絶対に病院じゃ治せません。薬に頼ったとこで、悪化する一方でした。
そこで家族は、僕を毎週末、ドライブで山や海に連れて行ってくれました。僕はそれが何より楽しく(もともと年に一回家族旅行をするかしないかだったので)、気も晴れて、だんだん“気に”ならなくなっていきました。
そんな生活が2年ぐらいして、僕は強迫性障害から脱することができました。いまでもたまに、同じ言葉が頭の中でループするときがありますが、「こらこらー、それやっちゃ~だめっ!」と、自分にかるーい気持ちで注意し、止めることができます。映画”アビエイター(レオナルド・デカプリオ主演)”の主人公の様にならなくて良かったです。
やはり、強迫性障害を治せる唯一の薬は“愛情”です。僕は家族のおかげで”気に”ならなくなりました。
家族の具体的な対処法は
・奇行中の本人の前で心配しているそぶりを見せない(その時はそっけない態度で結構)。”あらあら、またやってんのね~”みたいなかる~態度で無視。
・奇行後には、本人にささやかな愛情で気を落ち着かせてあげてください(ホットミルクをつくるなど)。
・週末なんかに、本人を大自然に連れ出して、心をリラックスさせる。(電車ではなく、なるべく車ドライブで)
・”気に”ならないくらい、ほかのことで忙しくさせる(パズル、ナゾナゾみたいなちょっとしたゲームなど)。
そして一番効くのは、
・いろんな人と触れ合い、なるべく多くの友人を作る(とくにスポーツは強迫性障害を吹っ飛ばすよい治療法ですよ!体を動かしているとさっぱりします!)
以上、だらだらと書いてしまいましたが、強迫性障害は決して短期間では治りません。治そうとすればするほど”気に”なって症状を悪化させます。とくに病院は一番悪い選択だと思います。
大切なのは、”それもそれであなたなんだから”という周囲の人のやさしい受け入れと、”治んなくても別にいっか~”という本人のかる~い気持ちです。
でも、質問者様夫婦に良い未来が待っていることを願っています。
お礼
回答ありがとうございます。 私は九州ですので近隣で良い先生をさがしてみます。 認知行動療法ですか?どんな事をするのか探してみたいと思います。 yuttakuさんの言われる優しい人ではないと思います。 強迫障害については、周りの人が言ってはいけない事もありますが、私も神や仏様ではなく、出来損ないの人間ですので、機嫌が悪い時には それなりに、トゲのある言葉を投げかけてしまいます。 本人でなく、家族がクリニックなどで相談することもできるんでしょうかね? もし可能なら、自分に何ができるのか?それが彼女の助けになることなのか、そうでないことなのか、聞きたいことが沢山あります。 yuttakuさんも長い事苦しんでいらっしゃるようですが、前向きに治療頑張ってください。ありがとうございました。