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便秘用の下剤の酸化マグネシウムについて
便秘用の下剤の酸化マグネシウムについて教えてください。 長期的(極端な話、一生でも)飲んでいいのでしょうか? 腎臓にマグネシウムが蓄積する?なんて聞いたこともあるのですがどうでしょうか? カリウム不足(水を逃がしてしまう?)。おから、寒天などのサプリメント。酸化マグネシウム(水を残存させる効果がある?)。 などの知識を得ました。 これらを実践した方に、体験談などをお聞きしたいのであります。
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こんにちは。薬剤師です。 酸化マグネシウムが緩下剤として作用する機構は、消化管内に Mgが有る事により、水分が消化管内に留まり、便と一緒に 排泄される事、便を柔らかく排泄させる事によります。 ですから、本来は酸化マグネシウムは吸収されることの 少ない成分です。 (体にMgは少量は必要ですから、吸収0ではありません) しかしながら、Mgはカルシウムと一緒に有ると吸収率が 高まってしまい、消化管から血中に吸収され、高Mg血症の 危険性が高まります。 また大量のミルクとの併用でミルクアルカリ症候群の発症にも 気を付ける必要があります。 透析中の方や腎臓の働きが弱っている方は、酸化マグネシウムは普通は使用されません。 (ビタミンDを服用する方の場合、高Mg血症を起こしやすい為、透析液にもミネラルが入っていて、透析、内服薬などでバランスを取っている為) ですが、質問者様の場合、お若い方で上記のような心配がないので有れば、私は、生薬のセンナ成分の刺激剤(プルゼニドなど)の服用より、酸化マグネシウムの服用をお薦めします。 刺激剤を数回、或いは月に何度か服用する分には全く問題有りませんが、長期に服用すると、腸が刺激に鈍感になり、服用する錠数が増えてしまうのです。 もちろん、朝一番の冷水を飲む事、ヨーグルトなどの醗酵食品や繊維質の食品を積極的に採る事は薬の服用以前に大切です。 皆さん、一生に近く服用されている方が居られますが、全く問題は無い方がほとんどです。
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- nyantan
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はじめまして。 質問者様が服用されているのはもしかして 「マグラックス(酸化マグネシウム) 」でしょうか? 薬にはどうしても副作用があります。 それは質問者様がおっしゃっている通り。 この薬は透析療法を受けている人は服用できませんし、 腎機能障害・心機能障害・下痢のある人・高マグネシウム血症・リン酸塩が低下している人は注意が必要です。 長期服用するとアルミニウム脳症やアルミニウム骨症 長期大量に服用すると高カルシウム血症や高マグネシウム血症をおこすことがあります。 定期的に血中のマグネシウム,アルミニウム,リン,カルシウム,AL-Pなどを測定することが必要になってきます。 私は病院で勤めているのですが、 この薬を定期薬として処方されている患者が多いです。 ほとんど一生涯(亡くなるまで)飲み続けています。 ですが病院ですので、上記にあるように定期的に検査をしているため 問題はないんですよね。 もし市販薬でしたら定期的に検査などはされないでしょうから 注意したほうが良いと思います。 それなら「プルセニド(センノシドA )」のほうが良いような。 こちらは薬用植物センナの有効成分(和漢生薬)ですから。 大切なことですが、 排便は大腸が収縮運動して便を送り出しています。 よく「朝、目が覚めたらコップ一杯の冷たい水!」と言いますが このキンキンに冷やしたつめたい水を一気に入れると、 胃がしゃきっと動き始め、胃・結腸反射が起こります。 水が入る刺激に、冷たい刺激も加わってそれが排便につながるのです。 冷たい水を一気に飲むのがコツです。 ぬるい水だと刺激がないので。 便は自然排便が理想ですが、 薬を飲むのが嫌だと言って何日も便秘のまま過ごすかたも多いです。 自然排便があるまで便秘で過ごすより、 毎日薬を服用してでも排便するほうが 身体にはよっぽどいいことだと思います。 ご参考になさってください。
お礼
回答ありがとうございます。 定期的に血液検査をしながら飲まないとダメですね。 理解できました。 ありがとう。
お礼
回答ありがとうございます。 酸化マグネシウムの安全性について理解できました。 余り、恐れないようにします。