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保険の差し歯について

保険の差し歯のしくみについて教えてください。 いわゆる「セラミック」のように、歯を削ってかぶせるタイプのものなのでしょうか? それとも根元から抜いて差し込む(植え込む?)のでしょうか? また保険の歯でもすべて真っ白にできると聞いたのですが、本当ですか?

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回答No.1

保険の場合でもセラミックなどを使う自費の場合でも構造は変わりません。 ○小さな虫歯 虫歯の部分を取り除いてその部分に直接小さな詰め物をします。 ○やや大きな虫歯 虫歯を取り除いた後型を採って、別に作った詰め物を接着します。 ○さらに大きな虫歯 歯全体を削って筒状にし、全体に被せ物をします。 ○神経にまで達するような虫歯 歯の根の神経を抜きそこに土台を立て、その上に被せ物をします。 ○救いようのない虫歯 歯を抜いて、取り外しの入れ歯や両となりの歯を削って橋渡しをするブリッジ、骨に人工歯根を植え込むインプラントなどの治療になります。 保険での白い歯は2種類有ります。 ○硬質レジンジャケット冠 上下の前歯6本と小臼歯(4番目5番目)に適応されます。 全体が白い硬質プラスチックで出来た歯ですが強度の都合であまり積極的には行われません。特に小臼歯では「噛み合わせに耐えられる」と言う条件がつき事実上適用はきわめて難しくなります。 ○硬質レジン前装冠 上下の前歯6本のみ適応されます。 銀色の金属冠の表面(と横裏の一部)のみ白い硬質プラスチックを装した冠です。良心的で技量の高い歯科医師や歯科技工士が作ればきわめて完成度の高い物を作る事も可能です。 小さな詰め物は保険でも白い物が入りますが、冠の場合上記以外は保険では銀色の金属冠しか入れられません。

noname#61260
質問者

お礼

ご丁寧でわかりやすい回答ありがとうございました!スッキリしました。

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回答No.2

差し歯という言葉を歯科関係者はつかいません。 とても曖昧な言葉で定義がないからです。 一般の人が一般的に使っている言葉で専門用語ではありません。 そのため No1でkatatumuriojisanさんがしっかりとご説明されている ように症例により色々となります。 >根元から抜いて差し込む(植え込む?)のでしょうか 根元から引き抜くというのは歯を抜くという事でしょうか? その場合はインプラントになりますが保険が適応できません。 前から4、5番目の歯に関してはkatatumuriojisanさんもご説明 されているように咬む力がとても弱く(教科書的には相手の 歯がない場合と記述されている事もある)という適応なので ほとんど患者さんには使えないものですので全部被せると 考えた場合は前から三番目の歯(犬歯、糸切り歯)までが 保険で白く入れられるとお考え下さい

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