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「人より先に動く」のは気配りとしては間違いなのか

今度引っ越してきて自治会(町内会?)に入りました。 自治会の人達は中途半端に年上であまりなじめません。 自治会ではいろいろな活動がありますが,気を回して動いたつもりがいつもから回りになります。手順を覚えない私が悪いのですが…。 私は職場でいつも「いつも気配りをして,常に人より先に動きなさい」と言われてきました。そして,それで何年もやってきました。 しかし今回は,人より先に動くといつも「余計なことするな」という雰囲気になってしまいます。 気を利かせて「これを運んでおきましょうか?」とか「道具を洗っておきましょうか?」などというのですが,「私達が何か言うことだけ言うとおりにしてろ」というちょっと怒った(?)ような感じになってしまうのです。 今までの価値観が崩れました。 「気配り」というのは人より先に動いてはいけないのでしょうか?

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  • dorce0000
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回答No.4

質問者さんが重々承知のこともあるかもしれませんが確認の為。ことわざや格言や警句って沢山ありますね。私だけかもしれませんが、若い頃はその解釈が硬直的で表面的、画一的だったので、その言葉本来の意味を汲み取れなかった気がします。 例えば「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」ということわざについて「美人よりブスのほうが良いという意味でしょうか?」と聞かれている質問にお答えしたことがありました。そういう意味じゃないですよね。この警句は、ただただ外見にばかり惹かれる、まだ人をみる目が浅い人に対してのもので「美人だブスだなんて、案外最初のうちだけ気になるもので、もっと本質をみていないとダメだ」のようなニュアンスだと思います。美人とブスそのものの評価の言葉ではないのです。 また「人をみたら泥棒と思え」これも、ガードが甘すぎる人への警句であって、これを全てのTPOで適用して生きていけという意味でもありません。一方ではどうしても人に心を開けない人もいますからね。人の悪意や弱さも計算に入れて自衛する能力は必要ですが、反対に人を信頼する度胸というのも持ち合わせたほうがバランスのよい大人になれます。 ですから警句や格言類というのはそれが絶対である ってものではなくて、その場のTPOや、その人の現在の段階で、教えてあげたいな、とか、ここを学ぶべきだな、と思った時に、教育的、示唆的に使うもの、あるいは状況を表現するためのツールです。 だいたい同じ時期に相反するアドバイスを頂いて、私も昔は大いに混乱したことがあります。文章からの推察なので他の可能性もありますが、職場と自治会ではメンバーも違うし、やることも雰囲気も違うし、その中でのあなたの位置や求められる役割が違うってことではないでしょうか。 縁の下の力持ち、や、かゆいところに手が届く、的な役割の人がいなくて求められている場合。反対に、その会合が、極めて民主的に運営されなければならないような質のものでしたら、同じような行動は毛色に合わないかもしれません。どういう意味かといいますと例えば…同じお呼ばれでも、日本の古風な「お客様をお呼びする」的な集まりと、「持ち寄りパーティー」では求められる役割って違います。 前者ならお土産もきちっとしたご贈答品的なものが良さそうですし、ホスト・ホステス側も台所に入りっぱなしで、次々料理を出し、いかにもお客様扱いをするのも一つの流儀でしょう。招かれた側も、お客様扱いを受けて感謝するのも流儀でしょう。 後者ならいくら気持ちがあっても、一人だけ豪華なお土産など持っていったり、大変な料理を持っていかないほうが無難だったりします。先に先にと気を効かすことが、周りを居づらくさせたり、「みんなで決めて、皆で分担、誰にも偏らない気軽な付き合い」の目的を壊してしまいかねません。そんな場で、気合が入りすぎてハキハキ動きすぎると、悪気がないのにある種のスタンドプレーという見方をされることもあるのではないでしょうか。 文章から察するに、その年配の方たちなりに、集まりの雰囲気や思うところがあるのでしょうが、口下手だから上手に伝えられないので、あなたが困ってしまってるのでしょうね。 前述の例以外にも、気の利かしかたっていろいろあると思いますよ。私の例ですが、20代の頃はやはり「人より先に動く」という言葉を年長者からよく聞きましたし、ある意味本当に気が利かない(人のされたいことを察する能力が低い)からこそ、意識的に(次はどうすれば?)と考えようとしたり、ダメでもとにかく動こうとする、その前向きさだけでも評価されるので、確かに適切だったと思います。 ですがそのうち、自分は「人より先に動く」よりも、「人より先を考える」「人のタイプを見極める」→それから動く、能力のほうが奥行きがあると気づきました。もちろん手先も家事も仕事も早く、先に動くタイプの方のことは尊敬しています。ですが世の中全員がそうなる必要もないし、もし他の能力のほうが高いのなら、先に動く方には動いて頂いて心から感謝し、自分は得意なことをするほうが、ずっと双方に益があるかなと思うようになりました。  近域に祖母がいて、昔は遊びに行っても「若い私が掃除をしたり、あれこれ先に動くべきかな」と思ってやっていましたが、なんだかちょっとだけうっとおしがられている気がしないでもなく。母や叔母なども皆そんな接し方をして、そんな返され方をして、皆が「祖母はあれこれしてあげても気難しくて扱いにくい」と言ってました。でも今思うと祖母はそんなもの求めてなかったんです。  今は私も一応(何か不足がないか、異変がないか確認のため)という心積もりでは出かけていますが、決して「私がお世話、働きにきた」っていう風ではなくて、おしゃべりを楽しみ、祖母の料理のおすそ分けにあやかりにきた、という感じの付き合いをしています。考えてみれば、いつも「気の利く人」という雰囲気アリアリで待機されていても、それがよほどプライベートでも身について自然な人でない限り、ありがた迷惑だったり鼻についたり、楽しめないですよね。この場合の本当の気の利いた接し方というのは、やたらと動くことではなくて、本当に必要な時だけ動き、それ以外は祖母の年長者の知恵を「この前のレシピ、簡単にできてビックリした、有難う」とウケとったり、「そんなことまでまだ一人でできるの?すごい」と認めることなんです。(もちろんワザとじゃダメで本心から…ですけど)    実際驚きましたが90になるのに食事の用意は一向に面倒ではないらしく、ほんとうに美味しい料理を持たせてくれます。レシピも分かりやすいので教えてもらいます。そういう関係になってからのほうが祖母はイキイキしています。でも他の人には理解できないらしんですね。いかにもな「~してあげる」が喜ばれなくて、傍からみて「世話してもらってる」ほうが可愛がられている理由が。  ですから今の私の気の利かせ方には、いくつか種類が増えまして ・自分が自分がと先に出るばかりではなくて、あえてわからない時はワンテンポずらして求められるものを落ち着いて感じ取る。 ・不明な場合、あるいはそういう先にでる役割が必須ではない場合は、あえて「気が利かない人」と思われてもいいから、むしろもっと適性のある人にやってもらって、その代わりにその方の努力を誉める。「つい、いつもお世話になってしまいますね。本当に有難うございます。だから代わりに○○ぐらい私に任せてくださいね。」と相手に華を持たせて、自分は二番手になる。 こんなことも気遣いの一つかなって思ってます。前に出る以外に、適任者を認めて評価し、自分は違う貢献をする、という選択肢も加わると、どのような場においても、自分なりの貢献ができる可能性が広がると思います。

cyube
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。 こんなに熱心に答えていただいてうれしいです。 最初のころは新人だったのでとりあえず「動け動け」と言われていたのかもしれません。私はもうとっくに次の段階に進む時期にきていたのですね。 >「人より先を考える」「人のタイプを見極める」→それから動く 人のタイプを見極める…。これは苦手ですがこれからがんばります。 >「求められているものを落ち着いて感じ取る」 周りをよく見ていませんでした。そういえばよく「あなたは1人で突っ走るタイプ」だと言われます。 >「いつもお世話になってしまいまして…代わりにこれぐらいは私にさせてください。」ですね。具体的な言い方も教えてくださってありがとうございます。 >「気の利く人」という雰囲気アリアリで待機されていても、それがよほどプライベートでも身について自然な人でない限り、ありがた迷惑だったり鼻についたり、楽しめないですよね そうなんですよ…。「気を利かせろ。動け」と言われるわりに,実際気を利かせたらうっとうしそうされたりするんですよねぇ…。 私自信は事によって気を利かせられたらありがたいときと重荷なときと両方ありますので日々混乱していました。 回答者様方のおかげでだいぶ見えてきました。 あとは実践です。またわからなくなったらここのサイトに来ますのでお願いしますね。

その他の回答 (5)

  • teloon
  • ベストアンサー率11% (71/627)
回答No.6

世間にはいろんな考え方があり、職場や組織・団体によって文化というものもあります。ある場所では当たり前だったり、誉められるようなことでも、他の場所では怒られるようなこともあります。その所々で適応するのがいいのですが、「いつも気配りをして,常に人より先に動きなさい」という心得は身につけておいたほうが、自分のためになるでしょう。

cyube
質問者

お礼

ありがとうございます。間違ってはなかったのですね。 つまり私は「その所々で臨機応変に対応していない」ということなのですね。 下の方にも書きましたが,周りが見えていないです。 基本の、「いつも気配りをして,常に人より先に動きなさい」という心得は忘れずに臨機応変にがんばります。

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.5

会社と違い自治会などは効率より面子を重要視します。 年長者が常に仕切っている世界ですね。 ですから気を利かせると、その場を仕切っているのが長老でなくcyubeさんになってしまい、本来仕切れるはずの人たちは面白くない状態になります。 この場合の「いつも気配りをして,常に人より先に動きなさい」ってのは、 仕切る人がしっかり仕切るまでは動かないが、これをやれと言い出したら真っ先に動くことですね。 気配りってのはその人がどうしてもらってるかを考えることで、 その場その場でどうすればいいのか違ってきます。 気配りが人より先に動く意味なら、単に「常に人より先に動きなさい」というだけです。 実際はそうでなくてただ人より先に動けばいいのでないです。 大事なのは「動くタイミングはいつなのか」、「場合によっては先人を先に動かせた方が良いのではないか」などを周りに気を使って考えて、 ベストのタイミングで動くことです。

cyube
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます!! 年長者の方々は仕切りたかったのですね! そうですか…。それを周りもよく見ないで動いてしまって悪いことをしました…。プライドを傷つけてしまったのですね。 >仕切る人がしっかり仕切るまでは動かないが,これをやれと言い出したら真っ先に動くことですね。 これをそのまま実践しようと思います。 私は昔から人付き合いが下手なので,これからがんばろうと思います。

noname#45642
noname#45642
回答No.3

「これを運んでおきましょうか?」とか「道具を洗っておきましょうか?」・・・この言い方が癇に障るのです。 「これ、どうしましょうか?」と相手に意見を求めるのです。 そうすれば、相手から答えが返ってきます。 自分の主張を提案すると新参者は煙たがられます。(自治会なりのやり方がありますので) 「気配り」とは、相手が気づかないところへ手を差し伸べることです。(予想が外れる場合もあります) 行動や言動、気遣いも含まれます。(決して人より早く動くことが気配りではないこともあると思ってください。)

cyube
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。目からうろこが落ちたようです。 「これ,どうしましょうか?」ですね。 回答者様のご回答をよく肝に銘じて次回はとりくみます。 職場では提案は必要ですが,自治会では良くないということなんですよね…。

  • no---
  • ベストアンサー率12% (23/178)
回答No.2

わたしも言われました。親類縁者でしたが、、、 若い人間が気をきかせすぎると、年上人間のくせにいい年こいて気がきかん、と若い人間にいわれているようなもの、、、なのだそうです。。。 気配りしなきゃしないで陰でもんく言うくせにさ(`Δ´) 、、、ぐちりましてすいません。参考にしてくだされ。

cyube
質問者

お礼

ありがとうございます。大変参考になります! 私は「気が利かない」と言われることも多いので「あれ?」と思っていました。 No1の方も言ってらっしゃいますが,文句を言いたいだけなのかもしれませんね。 気にせず流します。

  • mi-dog
  • ベストアンサー率6% (92/1479)
回答No.1

べつに良いとは思います。 ただ、反論がしたい。 やっかみ。 制御したい。 など、思惑があると思います。

cyube
質問者

お礼

こんなに早くご回答していただいてありがとうございます! 先に動くこと自体はOKなのですね。 私は「空気を読んでいなかった」というやつなのかもしれません…

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