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黒沢明作品「天国と地獄」について
黒沢明作品「天国と地獄」で、犯人が麻薬の売人と接触し、黄金町と思われるところで、女に実験をし、警察が尾行しているときに、犯人が街角で、三船敏郎と思われる人権藤と会ったように見えますが、あれは権藤ですか。最後のシーンでは初めて会うようになっていますが。黄金街角で犯人があったのは、権藤ですか。その後に仲代達也が怒り出します。
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- penguin929
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回答No.2
間違いなく権藤氏です。 犯人は、権藤氏と出くわしたのは偶然かもしれないけど、はっきりと権藤氏と確認してから近づき、わざとたばこの火を借りています。被害者を最も愚弄する行動でしょう。 台詞もないたったワンカットでこの男の大胆さと残忍さ、異常さを浮き彫りにする名シーンですね。 一方権藤氏にとっては、見知らぬ人に火を貸しただけのことなので別段記憶にも残らず、従ってラストシーンで会うのが初めてだと思っているのです。
- danke3
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回答No.1
そうです、権藤氏です そして、戸倉警部(仲代達也)が「本当にあいつは正真正銘の畜生だ!」と言って怒るのは次の理由からです 刑事たちはその行動や言動から心底、犯人を憎たらしく思っており 始終、きちがい(今は差別用語になってしまいますが)、畜生 と言っていますね -このシーンでも、またそういう行動を犯人がとったからです こがね町で麻薬中毒の女で致死量の再確認をし(殺した)、 そのまま、偶然会った権藤に何食わぬ顔でタバコの火をもらったからです (当然、権藤氏は彼が犯人だとは知りませんから、刑事たちは犯人に憎悪を感じるのです)
お礼
煙草の火をたまたまもらったという設定ですか。権藤氏に犯人がなにやら報告しているようにみえ、権藤氏が裏で自作自演をしていたように思っていました。 あいつが権藤氏となると、話しは複雑になりますね。