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黒沢明の「乱」

黒沢明の「乱」という映画を見ると ほとんど最後の部分でキョアミ(?)という小性が 「神様よ あなたには慈悲もないですか」と恨んで 横のあるさむらいが小性を慰める場面が出ます。 そのシーンのスクリプトが分かりますか。 正確なせりふが分かりたいです!

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  • mozofunk
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回答No.3

狂阿彌、急に飛び起きると、天に向かって唾をはいて叫び出す。 狂阿彌「神も仏もないのか畜生!居るなら聞け!お前等は気紛れな悪戯小僧だ!天上の退屈    しのぎに、虫けらの様に人を殺して喜んでいやがる!やい!人間が泣き叫ぶのが    そんなに面白いのか!」 丹後「言うな!神や仏を罵るな!泣いているのは神や仏だ!何時の世にも繰り返す子の人間   の悪行、殺し合わねば生きてゆけぬこの人間の愚かさは、神や仏も救う術はないの   だ!」 狂阿彌 大声を上げて泣き出す。 丹後「泣くな!これが人の世だ!人間の倖せよりも悲しみを、安らぎよりも、苦しみを追い   求めているのだ!見ろ!今、あの一の城では、人間共がその悲しみと苦しみを奪い   合い、殺し合って喜んでおる!」

ressise
質問者

お礼

Oshiete goo 万歳! mozofunkさん万歳! 本当に役に立ちました。 本当本当に感謝いたします!

その他の回答 (2)

  • mozofunk
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回答No.2

狂阿彌「殿!」 狂阿彌、秀虎の胸をはだける。 秀虎「(絶叫する)三郎!!」 そして、ぐったりとなる。 狂阿彌その秀虎に抱きついて、 狂阿彌「殿! 殿! 殿、殿!」 丹後その様子を暗然と見つめて、 丹後「狂阿彌!魂を呼び戻してはならぬ。これ以上大殿をまだ苦しませたいのか!・・・」 丹後と狂阿彌、取り巻いた三郎の部下達、 三郎と打ち重なっている凄惨な秀虎の死に様を声もなく見つめている。 馬蹄の音。 畠山が駆けつける。 畠山「敵は、敵は綾部軍の奇襲を受けて一の城へ退却!合戦は味方の勝利!」 丹後、それを聞いて、がっくりと腰を落とす。 丹後「なんたる事!事もあろうに、その時に、何故三郎君が死なねばならぬ。何故大殿が   逝かねばならぬ!?」

  • mozofunk
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回答No.1

このシーンはチョット長いので三分割に・・・ まず 殿様が秀虎 三男 三郎 小姓のキョアミ?とは狂阿彌 侍は丹後でロケ地は阿蘇山の砂千里奥です では S#183 梓野 三郎の一隊が隊列を組んで引き上げていく。 先頭の三郎は、馬の尻に秀虎を乗せ、続く丹後は後ろに狂阿彌を乗せて粛々と行く その一隊は夕陽を浴びて、何か一幅の絵のように美しい。 秀虎「つもる話が山ほどある。三郎・・・・おまえと二人だけになって・・・・静かに・   ・・親と子の話をしたい。わしの望みは、・・・・それだけだ。・・・・他に何も   いらぬ・・・」 その一幅の絵が数発の銃声で引きり裂かれる。騎馬の何人かがどっと馬から落ち、三郎を抱きしめるように乗っていた秀虎は、急にぐったりとなって首を垂れた三郎に驚く。 秀虎「三郎!」 三郎、答えない。 その身体は、ゆっくりと傾き、その背にすがりついた秀虎と共に、どっと馬から落ちる。丹後と狂阿彌、驚いて馬を飛び降り、三郎と秀虎に走り寄る。 三郎の上に屈み込んでいた秀虎、急に顔を上げると、助けを求めるように丹後と狂阿彌を見上げて、胸が張り裂けるような声で叫ぶ。 秀虎「死んでおる・・・・わしにもわかる・・・・三郎は死んでおる・・・・わしもお前   達も生きておるのに三郎は!・・・・三郎!・・・まだ死んではならぬ!・・・話す   事がある、謝る事がある!・・・・えい!・・・これでいいのか!・・・三郎!・・・   お前はもう帰って来ぬのか!三郎!・・・」 丹後「殿!」 秀虎「ええい!よるな!・・・もうだめだ・・・・・」