初心者に優しい黒沢明作品は？

質問

表題の通りです。
色々なTV番組などを見ていて、よく出てくる黒沢明監督の評判。
どの作品も見た事がないので、試しにその凄さを実感してみたいと思います。

ですが、私は元々時代劇があまり得意ではないんです。
独特のなまり？やゆっくりした口調などからでしょうか・・・日本史が苦手だったからかもしれませんが。

映画の好みは、割と一般的に評判のある映画は素直に楽しめるタイプです。
（ハリウッドの、お金稼ぎ系のB級大型映画？は苦手ですが）

初心者が、さくっと黒沢さんの魅力を知る事ができ、楽しめそうな、お勧めの作品があれば、教えて下さい。
※見る際に気をつける事等があれば、それもお願いします。

回答No.10

saihatenootoko

黒澤明ほど映画界に影響を与えた監督はいないでしょう。
私はその中でも時代劇で剣劇シーンの効果音は画期的だったと思います。今では当たり前のように刀を振れば「ビューン」とか「キューン」とかのが音が出て剣と剣がぶつかると大袈裟な音もでますし、血飛沫も飛びます。でもその効果音を世界で始めてつけたのは黒澤監督です。例えば、座頭市シリーズとか任侠映画も刀を振っても音がなかったらあのような迫力のあるものになっていなかったでしょうしヒットしたかも疑問です。「スターウォーズ」のライトセーバーの音も無かったかもしれません。

前置きが長かったと思いますが、その記念的な「椿三十郎」はオススメです。
あと西部劇も顔負けな「隠し砦の三悪人」も必見です。

黒澤明監督といえばやはり三船敏郎ですよね。三船敏郎とコンビの映画が一番です。ジョン・フォード監督とジョン・ウェインの間柄と似て名コンビだったと思います。

お礼

椿三十郎も、近所には置いてなかったので、いつか見てみたいと心に刻んでおきます。
ありがとうございました。

補足

■回答してくださった皆様方へこの場を借りて
近所のレンタル店に行ってみたところ、ここで薦められた作品が置いていなかったり・・・（涙）
とりあえず、『影武者』と『八月の狂進曲』があったので借りて見てみました。やはり、昔の映画という事で気になった点もありました。同じ時代の他の映画を知らないので、どこがどのように凄いのかは、私のような者には分かりづらく、今回の質問は愚問だったのかなぁ、と思ってしまいました。
でも、物語の内容に関して考えさせられるような点もあったり、絵的に美しかったとも思いました。
まだ2作品しか見てないので、他のレンタル店に行く機会があれば、もっと色々と見てみたいと思います。
あいがとうポイントは、公平に判断してつけられるような内容ではないので、今回は控えさせていただきます。ありがとうございました。

回答No.9

akiracchi2006

「　天国と地獄　」出ちゃったので・・・
１９４８年　黒澤明監督の代表作のひとつ。

「　酔いどれ天使　」

時代劇じゃないですよ～^^

お礼

天国と地獄は、やはりオススメ度高そうですね。
時代劇は、苦手と書いてしまったので仕方ないのですが、
それでもオススメな内容の説明があれば、見てみたいです。
酔いどれ天使ですか、こちらも覚えておきます。
回答ありがとうございました。

回答No.8

tk1113

私のお奨めは『すばらしき日曜日』です。
戦後の社会での若い二人の日曜日（一日）の話なので時代劇でもありません。黒澤映画にしては馴染みやすい作品でもあると思いますし、見終わったあとの爽やかさがあります。
　あと、映像として楽しめたのは『夢』ですね。その次は『八月のラプソディ』かな・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007M8M3/503-5999261-7842307、http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006RD6F/503-5999261-7842307

お礼

本当に色んな作品を手がけておられるんですね。
親・祖父母の世代を知るのにも良さそうで、興味が沸きます。
回答ありがとうございました。

回答No.7

sidennkai

「デルス・ウザーラ」・・「シベリア」の猟師を描いた作品・・。
冒頭シーンとラストシーンの繋がりが実に鋭く描かれています。
日本の俳優さんの作品とは一味以上違った作品です。
www.h6.dion.ne.jp/~mfans17/DERSU_UZALA.html
www.eiga-kawaraban.com/98/98110702.html

参考URL：

www.eiga-kawaraban.com/98/98110702.html

お礼

ありがとうございます。
何かの番組で、聞いたことがある気がします。
確か、日本で監督の評判が落ち込んできた時に、救ったのが旧ソ連での仕事だったという内容でした。
色々な事にチャレンジされていますよね。
いつか見てみようかと思います。

回答No.6

noname#21539

まだあがっていない黒澤作品で「影武者」はいかがでしょうか。

時代劇ですがカンヌで賞を取っていますし、製作総指揮にコッポラとルーカスが名を連ねています。そんなにテンポも遅くないし、寓意的な難解さもなく、ストーリーも比較的わかりやすいです。

最近の映画で黒澤作品ではないのですが「ラスト・サムライ」とかが大丈夫なら、とても楽しめると思います。
武田信玄の話なのですが、武田騎馬隊がちょっと西洋の騎士みたいにも見えたりして。

と、いうよりこの作品にその後の外国映画が大きく影響を受けているせいなのですが。登場人物にも魅力があり、難しくないのに精神性も高い作品です。
黒澤監督のえがく武士道・侍の集大成みたいにわたしには思えました。

お礼

一度紹介されていると、同じものを推すのは気が引けるのでしょうかね・・・。迷ってしまいます（笑）
ラストサムライはとても楽しめましたし、
>と、いうよりこの作品にその後の外国映画が...
>黒澤監督のえがく武士道・侍の集大成みたいに...
この2つの説明に説得力を感じたため、これも見てみようと思います。
ありがとうございました。

回答No.5

ucok

私も「クロサワは押さえなきゃ。でも時代劇は苦痛」というタイプで、挫折した黒澤作品もいくつかあります。

そんな中、やはり回答にあがっている白黒作品の高度経済成長期もので『天国と地獄』はテンポがいいので見やすいし、カラーのクロサワを楽しむならSFタッチ（？）の『夢』も退屈しませんよ。ややオムニバス調ですしね。いつかは、海外でも大評判の「生きる」に挑戦したいと思っています。

お礼

ありがとうございます。
挫折した作品というのが気になります・・・（笑）
他にも薦めてくださった方が居るので、天使と地獄という
作品見てみようかと思っています。
少し心配なのは、黒沢監督「らしさ」や「魅力」を感じられる作品なのか、どうかなのですが・・・

回答No.4

n0z0-3

そうですね。
荒野の７人の基となった「七人の侍」。
荒野の用心棒の基となった「用心棒」。
は、いかがでしょうか？
ちなみに「椿三十郎」は、用心棒の続編です。

お礼

七人の侍は、よく耳にしますね。
シリーズ物の元になったという理由で有名なのでしょうか？
気になるので、こちらもいつか見てみたいと思います。
ありがとうございました。

回答No.3

ZeusSeesSuez

そういうご希望でしたら、断然「椿三十郎」がお勧めです。

時代劇ですが、登場人物のセリフを現代劇調で喋らせる手法が話題になったくらいなので、
口調の点で問題はないと思いますし、日本史の知識も不要です。
起伏にとんだストーリーを軸に、緊張感ありユーモアありの語り口と、
三船敏郎を初めとする登場人物の魅力的なキャラクター描写を盛り込み、
それでいて100分を切る上映時間でまとめてあります。
若き日の加山雄三、田中邦衛、小林桂樹等が見られるのも楽しいです。

予備知識なしでじゅうぶん堪能できる、娯楽映画の白眉だと思います。
(ただ、ばっさばっさ斬りまくるような殺陣が苦手でいらっしゃるなら、お勧め度は下がります)

お礼

出演している面子が、気になりますね。
三船敏郎さんも、よく知らないので、知りたいと思っていたところでした。
殺陣というかアクション物は、あまり好きじゃないんですが、KILL BILLなんかは、面白かったんですよね～。
機を見計らって、是非見てみたいと思います。ありがとうございました。

回答No.2

jugger

天国と地獄　をお勧めいたします。
誘拐犯と警察との知恵の比べ合いとでもいいましょうか。
楽しめると思います。

http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/tengokutojigoku.htm

もう１つヒューマンドラマの、生きる　はどうでしょうか。
あとは時代劇になってしまいますので、とりあえずこの２本を推薦させていただきます。

参考URL：

http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/ikiru.htm

お礼

色々と紹介していただきましたが、2票入っているのと、
サスペンスが好きなので、天使と地獄っていうのを見て見たいと思います。
ありがとうございました。
紹介していただいたHPは、何だか凄い事になってますね。

回答No.1

usmmst60

私は「羅生門」と「まあだだよ」しか見たことがありませんので、初心者と言えると思います。
「羅生門」は見終わった時、本当に深いため息をつきました。オススメです。

お礼

羅生門って、確か芥川龍之介が原作でしたよね。
本の方は読んだ事があるので、ちょっと他の作品を見て
楽しかったら、是非見てみようと思います。
ありがとうございました。