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キャノンとペンタックス
キャノンとペンタックスの営業成績と戦略を比較したレポート書きたいですが、どのように比較すれば良いか。どこから情報得れば良いか。
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- sionn123
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orgilさん こんばんは 誰も回答が無いので、回答しますね キヤノンとペンタックスの違いを考える場合、デジカメの生産を見ると会社の考え方が良く解ると言われています。 日本向けのデジカメは、キヤノンの場合はほぼ日本の大分工場で生産されています。ペンタックスの場合は中国の工場で概ねのデジカメを生産しています。この違いは何だかお解りになりますか??? 色々な工業製品で、日本のメーカーが販売している製品であっても日本で生産している製品は少なくなっています。中国とか東南アジア等の工場で生産されている場合が多いですよね。これは人件費の安い中国や東南アジアで生産した方が、生産コストが安くなる関係で儲けが多くなる可能性が高いからなんです。ですからペンタックスもデジカメの殆どを中国の工場で生産しいる訳です。ではなぜキヤノンは、デジカメをなぜ人件費の高い国内(大分)の工場で生産しているのでしょうか???この違いがキヤノンとペンタックスの営業戦略の違いなんです。 どんなに人件費の安いところで生産しようとも、過剰在庫になってしまって売れ残りが多くなれば利益は少なくなってしまいますよね。ですから幾つ生産すれば良いかを決めるのが会社にとっては生命線で、1番難しい所だと思います。と言う事を敏感に考えているのがキヤノンだと思います。 今までのデジカメを含む電化製品の場合は、一部の高級品を除けばベルトコンベアー式の流れ作業で生産しています。この方式の特長は低価格で大量生産出来る事に有る訳です。ところがキヤノンの場合は、この方式を止めて「マイスラー」と呼ばれる専門技術者がデジカメを生産しているんです。この方法に切り替えた特長は、デジカメのうち販売台数の多いコンパクトデジカメの世界では外観が同じでも機種毎に機能が違う機種が多いコンパクトデジカメで有利と言う特長が有ります。一部の部品を変える事でで1ライン1製品と言う方式と違って色々な機種を作り易いと言う事が有ります。 キヤノンが上記の方式に変更する事で、多分人件費は以前より掛るようになったけど、ある日に10台売れた機種は10台だけ生産する又別の日に100台売れた機種は100台だけ生産すると言う細かな在庫管理が可能になった訳です。こう言う生産方法に切り替えた事でキヤノンの売上がどう変わったかと言う事を調べられたらどうでしょうか??? 以上がキヤノンとペンタックスすの生産戦略の違いで、この違いと利益について論じてみては如何でしょうか??? 以上何かの参考になれば幸いです。