- 締切済み
今後の私立大学
只今大学一年生の長男が、勉強にサークルに楽しく大学生活を送っている様子を見、この頃ようやくほっとできる毎日を送っています。 さて次男の受験までまだ間があるため、現在のまたこれからの私立大学について皆様のご意見を頂戴いたしたいと思います。 大学とはいえ私立大学がひとつの企業である以上少子化の現代を生き残るため今のような動きは致し方ないとは思いますが、某大学などは学生の供給元である付属高校を増やすため公立高校の譲渡を自治体に申し込んだり、予備校ランクを落とさないため一般入試に妙に複雑なシステムを作ったり、おいおい、と思わず突っ込みを入れたくなるほど・・・ 推薦などで入学した生徒と、一般入試を突破した生徒では随分学力に差があるとの事です。 またそうした企業努力?に熱心な大学ほど中身はいざ知らず偏差値ランクは上昇しているようにみえます。 またその逆に不器用なのか、ポリシーがあるのか昔ながらのやりかたを大きく変えずにいる大学もあるようです。 学校の進学担当の先生も前者タイプの関西R大学と後者タイプの東海地方N大学の選択で迷った生徒に「R大はこのようなことを続けていればいずれ落ちてくる、まり薦めない」とはっきりアドバイスされたそうです。 新設の大学ならいざ知らず歴史のある大学なら研究レベルも環境もしっかりしたものがあるとは思いますが、入学するための手段が多岐にわたるが故に生徒の質にばらつきがでたり、上手くやった者勝ちみたいな風潮はいかがなものかと思います。 進学先選びは他にもいろんな条件があるとおもいますが、私たちの頃とはあまりにも違う現状に戸惑いを覚えると同時に、古い考えに縛られないためにも私立大学についての皆様のご意見をお聞かせください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kirin_beer
- ベストアンサー率23% (163/687)
R大学もそうですし、よく比較される名門のD大学もそうですが、学生の就職支援などが充実してますし、どんどん新しい事に挑戦しているように見えますよね。 でもその実情って、博士号を持った教授・准教授・講師が、自分の研究をほったらかして、企業に自校の営業に歩いていたりする訳ですよ(実話)。 私には、『何が落ちてくるのか』という部分が見える気がしますね。ただ、保守的な大学がじゃぁ、質が良いのかといったら、また別問題だと思いますが。
- otsubo-t
- ベストアンサー率61% (11/18)
まず、質問者様は入試制度のみで大学全体を判断されているような気がします。進路の先生も恐らく同じでしょう。 >「R大はこのようなことを続けていればいずれ落ちてくる、 >まり薦めない」とはっきりアドバイスされたそうです。 何を根拠に、何が“落ちてくる”というのかわからないですよね。「ではそれぞれの大学の良さは何ですか?」とお尋ねになってみてください。 R大学は教育改革、研究、国際交流、産学連携等で日本の大学(国立を含めて)をリードしている大学で、全体の総合力は非常に高く評価されています。一方、東海のN大学は存じませんが、私が知っている関東のこれまで入試改革を行ってこなかった大学は、変えないポリシー故に変えてこなかったのではなく、非常に強固な保守的体質故に変えたくても変えられなかったというところがほとんどかと思います。 ほとんどの私立大学は、学生にどのような教育(授業だけでなく課外活動やキャリア教育などを含めたトータルな)を提供していくかをパンフレットやオープンキャンパスで明示しています。自分はこの大学で何が学べるのか、どのような環境が提供されるのか、どう成長できるのか、どのような就職に結びついていくのか、どのような友人を得られるのか・・・様々な角度で検討されたほうがよろしいかと思います。これは中学受験において親が行っていることとまったく同じです。 多様な入試制度は時に姑息なものに見えるときがあります(実際そのような大学もあります)。しかし少子化が進み、学力の低下が叫ばれる中で何も入試改革をしていないということは、教育の改革もまたされていないことと推測されても仕方がありません。
お礼
ありがとうございます。私も入試改革が盛んな大学とそうでない大学のカリキュラムを比べたことがあります。前者は学生の興味を引くようなある意味で楽しく学べるような工夫がされているように組まれ、後者は研究内容さえ見えてこない難解なテーマであったりすることが多かったように感じます。 それが行き過ぎると「大学の就職予備校化」といわれる話題と重なる部分も出てくると思いますが。 受験生活で世間を見る目が狭いまま入学する生徒たちには、専門への第一歩がとっつきやすいに越したことは無いですよね。 只、私も入試制度だけで判断しているわけではなくR大などはマンモス校ゆえ、まわりに在学中の学生、親の意見を聞くチャンスに恵まれています。 そこには決して少なくない意見として付属上がりとそうでない学生の格差、さらに付属間の格差、多彩な受験方法で入学した学生の退学の話、 高い入学金の使い道としての疑問など等、研究内容云々より親目線レベルでの胸のつかえのような感じがなきにしみあらずです。 こんなことは何処の大学にもあり、学生本人の資質によるところが多いとは思いますが、大学経営を最優先するあまりに大切なものを置き忘れてしまわないようどの大学も考えてほしいと思います。
今の私立大学は学生数を増やすために、就職に直結するなカリキュラムになっています。大学ではなく就職予備校あるいは専門学校みたいになっています。 本来大学というのは、役に立つかどうかに関係なく学問を究めるところです。(単科大学は別です。)学問を究めたいという気持ちがなければ、総合大学に行く必要はないのです。一般の人たちは勘違いして、大学は就職のための学校と思っています。 自分は理系なので理系のことしか話せませんが、学問を究めたいという気持ちがなければ、理系の人は大成はしません。理系の場合は、国公立大に行くことを勧めます。 大学でも教育大学や医科大学、薬科大学などは特定の職業の人を養成するための学校ですので、上記のこととは別です。
お礼
ありがとうございます。聞くところによると入学式に就職の話をする大学があるらしいです。単位は3年間で取ってしまい4年生はほぼ就活に充てるというのが当たり前とも聞きます。我が家は私立文系なので言われる就職予備校のど真ん中に入学するわけですが、一生のうちで自分のためだけに使える時間というのはそう多くありません。ネームバリューだけで学校を選びやりたくもない学部に進むということだけは避けて有意義な学生生活を送る気持ちを育てたいと思います
- tinycat19
- ベストアンサー率25% (322/1287)
いくらでも志願者が集まった何十年前と違って、今の大學は、志願者の獲得に必死です。 東京女子大学でも、日本女子大学でも、センター入試を導入して、学生のレベルを落とさないように必死ですし、各高校を説明に回ったり、同窓生の子女に受験してもらえるようにお願いしている話を聞きました。 私たちのころでは、全国からいくらでも進学校の女の子が集まったのに、信じられない現状です。 昔の入試方法から何の改善もないなら、大学は衰退していきます。 推薦やOA入試などで、ある程度の人員を確保しなければ、一般入試だけでは、これはという学生を確保できないでしょう。 あまり大学のレベルというより、入ってからの学生生活もあるので、早く決まったなら、その縁を大事にして勉学に励んでもらいたいと思います。 今、ほとんどの学生が大學に行きたがっているそういう時代です。 間口が広がれば、教養を高めるチャンスも広がり、社会が豊かになると思います。 また、学歴格差もなくなるでしょう。
お礼
早速ありがとうございます。回答後半のご意見確かにその通りですね、息子も学びたい学問優先で受験校選びをしました。第一志望には不合格でしたが第二志望に入学でき人が変わったように明るく生き生きしています。レベルも目標として無視はできませんが、縁と入学してからがホント大切ですね。
お礼
ありがとうございます。教授の方々の行動が実話なら学生不在の極みという感じがします。 私立大は国公立大と違いそれぞれのカラーが明確です。受験生も世間体や偏差値だけで選ぶのではなく、フィーリング的なものも視野に入れないと入学してから戸惑うこともあるでしょうね。保守的で落ち着いている、革新的で楽しい。どう感じるかは人それぞれですが、釣った魚に餌やらぬ的な内容だったり、在校生から不満が噴出するようでは、数字をどれだけ操作しても世間の目は徐々に厳しくなっていくでしょうね。