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打ち明けない方がいいことがある場合、心の持ちようについて
私の親は暴力や嘘や進学資金の使い込みなど、どうしようもない人間で、精神的にも経済的にも悲惨な生活を強いられてきました。家は警察・裁判所・精神科のお世話になる家でした。最近やっと弁護士を介して接触できないようにしました。 そのせいか私は子供の頃から、家の外の人間、つまり友人や先生、先輩、上司、後輩などが愛情や信頼のおける存在でした 逆に、夫の両親は経済的にも精神的にも惜しみなく子供を溺愛してきました。サラリーマン家庭なのに年一千万する大学に行かせるような親でした。私と逆で夫は家の外の人と簡単に仲良くなる方ではありませんが「家族が一番大事」とはっきり言う人ような人です。なので私の家族の状況も、私がどれだけ親を恨んでいるかも、うちの親がと関わることがどれだけ危険かも「親は大切にするもの、家族は愛し合うもの」と理解してくれません。 私は親の保護も稼ぐ力も無い頃・・・食べるものも病院費もないとき血の繋がらない赤の他人の善意で命をつないでこれました。なので例え世界中の人に親不孝・家族を大切にしないと非難されたとしても、親を許せない気持ちは揺るぎません もう一つ付け加えれば、私は悲惨な生活それ自体以上に、親しい人が自分が苦しんでいるとき助けないことがトラウマになっています。父親が暴力を振るっているのを母親が見過ごしたり、お金を使い込んだ母親が家のお金がなくなるのを私のせいにしたとき、それを父親はきちんと調べもせず肯定したりした過去があるからです 今回の弁護士への依頼の件も、お金はそんなにかかってないのですが、親に対してそういうことをすることが理解できないという感じで、私は堪らない気持ちになりました。 お互い特に趣味が合うわけでも、容姿が好みなわけでもありませんでしたが、私たちが結ばれたのはのは言いたいことを言い合える気持ちよさによるところが大きかったと思います。私は普段は折れたり控えたり妥協したりするタイプですが夫が相手のときは自己主張をするし、夫も私に対してはとことん自分の意見を主張します。それが無くなってしまうと私たちの関係の良さも無くなってしまう気がします 親とのことはここにも書ききれないくらい、許せないことがたくさんあって、夫も知らないことがたくさんあります。 親にどれだけのことをされたか全てを打ち明けていくことが理解を得るための努力かもしれませんが、しかしこれ以上打ち明けても尚「親を大切に」など一般倫理を振りかざされたら、前述のトラウマもあり私はもう夫とはやっていけません。もちろん夫の生まれ育ちから、理解されないことも納得いってはいます。 そういうわけで打ち明けないでやっていくのがいいと今私は思っているのですが、心に隠し事をしているような、辛い気持ちでいっぱいです 事情があって理解されないことがあった場合や必要があって隠し事をする場合、どんな心の持ちようでいればいいでしょうか?全く分かりません。とにかく苦しいです 似たような経験などありましたらぜひ聞かせてください
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少し前まで私も親を許せない人間でした。 そして「許せない自分」にも罪悪感を持っていました。 親と良好なコミュニケーションが出来ている、自分とは違う環境で育った人の話がとても恐怖でした。 自分に無い物を思い知らされるからです。 貴方様にとって「打ち明けると言う課題」は今の段階では適当ではないように思います。 無理に打ち明けようとしても憎悪の気持ちでパニックになり、旦那様が持て余してしまうでしょう。 打ち明けたいなら、その前に長い時間を掛けてご自分で「自分の生い立ちを許す」という事をした方が順番としては先です。 今の順番では高校をすっ飛ばして大学に行くようなモノです。 子供は親を選べません。 苦労から学べると言うのは、親と自分を許した後のご褒美のような物で、始めから「学ぶために選んだ」と言う事には拒否反応を示すでしょう。 「自分は子供だから無力だった事」 「両親は親である前に弱い人間であったという事」 「親を変えると言う事は無理で、自分で自分を育てる強さを持つ事」 「自分は愛される価値があるのだと言う事」 を心底から受け入れられた時に「パートナーに打ち明ける」という事がどうでも良い事の様に変わります。 どの道、自分が受け入れられないと他人には話せません。 そして自分が受け入れられれば今の苦しさから開放されます。 「この苦しさを克服する」と決める事が第一歩です。 決めれば日常のあらゆる事が、「過去を受け入れること」に結びつきます。 また、能動的に心理学を学んだり、色々な人の人生を本やメディアから垣間見たりする事も有効です。 あと旦那様と楽しい時間を過ごす事も。 私は寝たきりの父と住んでいますが無力な父を見るにつけ「謝って貰いたいあの頃の父はもうこの世には居ないのだ」と思えます。 受け入れられるとそれまで忘れていた「わずかな幸せな記憶」も思い出され、弱い父なりに私を愛してくれたのだと感じる事も出来ます。 39年掛かってしまいました。 それでもこれからの人生を自由に生きていくために必要な課題だったと思います。 質問者様も必ず乗り越えられるでしょう。 ご自愛ください。
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- ucok
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育った環境は違いますが、「心の持ちようについて」とのことなので参考にしていただけるかもしれません。 夫婦といえども、もともとは赤の他人。何か通じ合う一部分があって結婚したのでしょうけれど、その他の部分については、解り合えなくて当たり前。初めは違いを楽しんで刺激しあってこそ夫婦の醍醐味、と思っていましたが、そんな生易しいものではありません。それに気づくのに15年くらい掛かりました。 だったら、解り合える友人・知人とだけ打ち明けあっていればいいのですが、何かやるせない。この感情は何だろうと考えあぐね、気づいたのが、これは「寂しい」という感情だということ。すぐ横で似たような暮らしを共有してきた人間が、全然、私を理解していない。べつにいいんだけど、やっぱりさみしい。だいいち、相手だって寂しいからこそ、自分の価値観に引き寄せようと、いろいろと説得してくるわけで。 なので、何かを夫に言って、それがうまく伝わらない時、私は「さみしぃ」とつぶやくことにしました。それまで必死で抗議していた夫は、急にへらへらと「?」という反応を示しますが、いいんです。寂しいのだという意思表示をしたという自己満足がこちらにはあるので。話の内容は“理解”してもらえなくても、寂しいのだと“知って”いてもらえればそれでいい。 そもそも本当は理解なんかしてもらわなくても構わない。ただ黙って受け止めてほしいというのが本音です。まあ、それができないのが日本男児でもあるでしょうし、そんなおせっかいな男だから惹かれたのかもしれません。だから、「黙って聞いて。聞くだけでいいんだからね。黙っててよ」と前置きして、話してみたりする。 「吉と出るか凶と出るか」、ご主人の反応はあなたが操作できるものではありませんから、ご主人の反応は凶と出るかもしれません。でも、あなた自身のことはご自身でコントロールしようがあります。ただ言うだけでいい。そう思えるようになったら、反論禁止を条件に打ち明けてはどうでしょう。何しろ、お相手は「言えよ!」と言ってくれているのですから、責任を持ってもらいましょう。
難しい問題ですが、結局は互いの歩み寄りしかありません。 相手の意見にまず本気で耳を傾けることです。 あなたがご主人に理解されずに苦しいと感じるように、ご主人も自分の意見を理解されずに苦しいと感じていることと思います。 自分の意見を聞き入れてもらうにはまず相手の意見を聞くことからしか始まらない事を理解してください。 「親を大切に」とおっしゃるご主人に心の中には、親の愛情に恵まれずに育ったあなたを不憫に思うと同時に、憎しみからは何も生まれないという事をわかって欲しいという思いがあるのでしょう。 しかしそんな事をすぐに受け入れられないあなたの気持ちや事情もお察しします。 二人の間には親に対する思いという点においてまだ広く深い溝があるようです。 これを少しずつ、1ミリずつでも埋めて行く努力をしなければ始まりません。 あなたほどの悲惨な目には遭っていませんが、私も親に恵まれていたとは言えません。 母が普通でしたので救われましたが父がとんでもない人でした。 私の父への憎しみやそれによる母への嫌悪の思いを夫に本当に理解してもらうには、やはり時間を要しました。 「そうは言っても親だろ」と言われる度につらい気持ちになったものです。 「どこの世界に親を嫌いたい子供がいるの?普通に親を大事にしてみたい。親孝行ってものをしてみたい。それができないつらさをどうしてわかってくれないの?」と詰め寄ったこともありました。 時間はかかりましたが、夫はいつしか理解してくれました。 それからはいっさい、私の父の話はしません。 両親は結局熟年離婚したのですが、父に連絡をとれ等という事は一言も言わなくなりました。 一方、夫の親も実は褒められた親ではありません。 愛情に飢えてこそいない夫でしたが、お金のことではずいぶんと苦労をかけられました。 夫はそんな両親に対して悪態をつきつつも「それでも親だ。今さら変えられないんだから仕方がない」と言いました。 それで少し、私は自分の心のせまさというか、世間の良識という物を理解したのでした。 とにかくポイントはどれだけ相手を受け入れられるかです。 「あなたになどどうせわからない」という考え、態度なら本当に決裂するしかないでしょう。 自分の思いを理解してもらうには、まず相手の話を聞き、気持ちを受け入れるところからしか始まらないのです。 あなたは自分の親のひどさを訴えたい。ご主人は親とはありがたいものだと訴えたい。その平行線では永遠に交わらないままです。 時間を要します。あなた自身もご両親のことをもう少し冷静に考えられるようになる必要があります。 すぐに結論を出そうとしても無理です。すぐに楽になろうと焦らないことです。 ひどい両親から逃れて、大事な人といられる今に、まず感謝しませんか? 昨日より今日が良くなったことに感謝しませんか? そんなふうに感謝の気持ちをもって暮らす事を、ご主人は求めているのかも知れません。
お礼
>二人の間には親に対する思いという点においてまだ広く深い溝があるようです。 >あなたは自分の親のひどさを訴えたい。ご主人は親とはありがたいものだと訴えたい。 冷静に考えるとその通りですね。私が質問文に書いたような「今すべてを打ち明けて吉と出るか凶と出るかはっきりさせてしまおう」なんて発想は破滅的でした。 >すぐに楽になろうと焦らないことです 確かに自分の心が楽になりたくて急いていたのかもしれません。この気持ちとも、上手く付き合っていくしかないのかもしれませんね。 >感謝の気持ちをもって暮らす事を とても幸せにしてもらったと思っているし感謝しているんです。 私は現実と戦ってきた分結婚に他の女性ほど夢は見てなかったのですが、それなのに結婚したときはもう人生の幕を閉じていいと思えるほど幸せでした。共に生活して予想していなかった充足感に驚きました。 それでも尚、弁護士の件など私の親への防護策すら理解してくれないときは許せなくなってしまうのです。もうこの人を愛せないと今すぐ別れたくなってしまうんです。 心のどこかで、自分の女が侮辱されたら有無を言わず殴り飛ばしてくれるような男性を夢見ている、永遠の愛を交わすのはそんな存在がいいとどこかで思っている私は欲深いのかもしれません
お礼
>親と良好なコミュニケーションが出来ている、自分とは違う環境で育った人の話がとても恐怖でした。 私も夫の親に会うといい人だなと感じる一方、自分の過去は理解されにくいことを突きつけられるようで、複雑でした 私はオープンな付き合いをして仲間を増やし、屈託の無さで上からも可愛がってもらうようなタイプでしたが、母親はプライドが高く他人と気の置けない付き合いができない分、嘘や駆け引きなど政治的なやりとりは天才的に上手い人でした。 母は十何年と大変お金のかかる趣味に家族の生活費をつぎこんでいたのですが、不審に思われ自分の立場が悪くなりそうなとき、自分が批判されそうなときいつも(前述のような母から見ると)頭からっぽな娘の私に罪をなすりつけ、嘘泣きをして「子供を愛し尽くしているのに子供は非行に走る可愛そうな母親」を演じていました。 母は自分の悪事を認識した人間は潰してしまうことで自分の正当性を保って生きてきましたから。 私が家族の問題に味方や理解者を得た途端、私の知らないうちに母がその人をお茶や食事に誘って、その直後からその人は全く私の言うこと私に耳を貸さなくなり嘘つき・悪人扱いに・・・の繰り返しでした。 >無理に打ち明けようとしても憎悪の気持ちでパニック 私は全く真面目で成績も良かったのですが、親と関わっていた十何年間は冤罪の被害者のような気持ちでした。誰にも自分の真実を分かってもらえない、誰にも自分の声が届かない、のど笛を切られたような気持ち・・まさにパニックですね。苦しかった生活以上に分かってもらえないこと自体がトラウマになっています。 >旦那様と楽しい時間を過ごす事も 過去を打ち明けることによってではなく、楽しい時間を過ごす事で夫と絆を深められたらと思うのですが、うちの夫は人一倍隠しごと(感情を隠すことでも事実を隠すことでも)に不満を持つタイプなので困りものです。もちろんそんな性格だから仲良くなった面ありますが。「言えよ!」と怒ったりふて寝したりしまいます。 >無力な父を見るにつけ「謝って貰いたいあの頃の父はもうこの世には居ないのだ」 >弱い父なりに私を愛してくれたのだ >これからの人生を自由に生きていくために必要な課題 今の私はとてもそんな心の境地には立てませんが、とても力強く励みになりました。39年かけて到達した言葉、大変重みがありますね・・