• ベストアンサー

ピアノの脱力法

私のピアノを聞く先生や経験者は、いつも『大きい』『激しい』『がむしゃら』・・・そんな感想を言います。ピアノを良く知らない人は、ただ、『すごい』と言います。 きっと、力が入っているんですね。たぶん『まあ、一応弾けてるね』ってやつでしょうね。 フォルテの場合はピアノをたたくのではなく押すようにひく。 ピアニシモなど弱い音は、音がかすれたり聞こえなくならないように音色をきかせる。。という事を聞いたことがあります。 が、実際やってみると難しいですね。 ピアノを習って22年。いまやっと音を表現することの難しさに気づきました。(遅い・・・) たまに『美しい音』が出せたとき、なんだか心がキュンとする感覚に出会えます。 でもそれは、まだ一人で練習しているとき(周りからの目やプレッシャーがないとき)に感じ取れるだけで、コンサートなど緊張するシーンにおいては、音は固いままです。音が固いのは、手や腕も固まっているからではないかと思っています。 本番前にサッとできる手や腕の運動などはあるのでしょうか。 『力を抜く、脱力法』というのを、どなたか教えていただけないでしょうか。また、整体やマッサージなどを事前に受けておくのも効果があるのでしょうか。  どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

体の問題ですね。 質問文にも書いてありますが、普段から緊張する練習をしてみては? 慣れてる環境を変えるには、部屋を暗くしたり、置物をしたり、模様替えをしたり、同居してる人がいるなら部屋にきてもらったり(普通は家にいれば何をしてても聞かれてる状態なのですが、人が誰だろうと見られてるだけで全然違います) リラックスとか平常心とかピアノじゃなくても楽器を趣味とし人前で演奏したことのない人はよく言いますが、はっきり言ってできません。私は緊張と興奮両方なんですが、緊張して弾くということにきりかえてください。 手や腕の運動というとどっちかというとスポーツ医学の分野でなかなかレッスンで教えてくれませんが、私も興味あります。 中村紘子さんが以前テレビで、「ピアニストの使う筋肉は野球のピッチャーと同じ」と言っていたし、具体的にいうと肘から手首までの筋肉らしいんですね。オクターブとか広い音域を弾いたあとここがしんどくなります。ストレッチがいいみたいですね。 本番前に体を動かすことは緊張をごまかす方法としてもいいですね。 専門家ではないので整体やマッサージの効果はわかりませんが、そういう習慣っていうか行事っていうか、ジンクスっていうか自分で作っておくのもいいですね。 興味があればネイルサロンでも爪のお手入れやマッサージ(手首まで、肘まで)してくれますよ。

その他の回答 (2)

回答No.3

私は生まれつき身体が固くあがり症ですが、音の柔らかさは保っています。音が固いのは弾き方に問題があるのかもしれませんよ。 フォルテと言っても解釈によって色々な弾き方(表現)があります。 特に右手と左手の音量バランスで、力強いフォルテ、清々しいフォルテ、インパクトのあるフォルテなど、いくつも表現することができます。 失礼ながら、「力が入っている」というのは、「音量のあるフォルテ」という大雑把なカテゴリーのフォルテの表現力しかないということだと思います。 右手の音量が10のとき、左の音量を9や8や7にするだけでフォルテの表現力にバリエーションが出てきます。基本は10:8で、演奏によってバリエーションを増やしてはいかがでしょう。 他に思いつく表現方法は、音の登りに対してはクレッシェンド、下りに対してはデクレッシェンドを緩やかに取り入れると表現力が高まります。

  • panda_san
  • ベストアンサー率44% (27/61)
回答No.2

>コンサートなど緊張するシーンにおいては、音は固いままです。音が固いのは、手や腕も固まっているからではないかと思っています。 普段は余計な力を抜いて弾けているのに、本番になるとカチカチになってしまうって事でしょうか? これは場馴れするしかないですね...誰でも緊張しますから。世の中には本番の方が練習よりも上手く弾けるという人もいます。スポーツでも本番で自己ベストを更新するっていうのも珍しくないですよね。 >本番前にサッとできる手や腕の運動などはあるのでしょうか。 ヨガなんかどうでしょうか。ぐーっと伸ばせば筋肉も良い状態を保てそうです。ただサッとできる運動ではないですね....申し訳ない。 >『力を抜く、脱力法』というのを、どなたか教えていただけないでしょうか。 そもそも余計な力を入れるから脱力しなければならないのであって、どう力を抜くか?というよりもどう筋肉を動かすか?を優先すべきだと思いますよ。これはスポーツでもそうでしょう。速く走るために、まずは脱力からって考える人はいませんよね?良い動きをした結果として脱力になるわけで・・いわば脱力は副産物ですね。脱力は手段であって目的ではないです。 で、効率よく筋肉を動かすにはまず筋肉の動きを知る事が必要だと思います。 簡単に説明するとこんな感じです。 指や手首を動かすには前腕(手首から肘)の筋肉が必要。 前腕を動かすには上腕(肘から肩)の筋肉が必要。 上腕を動かすには肩の筋肉が必要。 前腕だけ使って弾く必要はなく、その他の筋肉も使えるのなら使った方が良いわけで、その結果筋肉にかかる負荷を分散させる事が出来ます。前腕をカチッカチッと固定して、手首だけでスタッカートなんてやったらすぐに疲れます。 NO.1の方の発言にある「ピアニストと野球の投手は使う筋肉が同じ」というのはこのためです。指先だけで投げるピッチャーなんていないですよね?ピッチャーは足を挙げて体を前に移動させるという並進運動をエネルギーに変え、体を回し、上腕を回し、前腕を回し、指先を150km/hにまで加速させます。 ピアニストもラフマニノフのピアコンなどを弾く際、体を前に傾ける並進運動によってエネルギーを生み出し、指先を加速させるわけです。俗に言う全身の重みを鍵盤に乗せるというヤツです。 ダラダラと書いてしまいましたが、要は理に適った動きをすることですね。