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苛めっ子やヤンキーの親について。
良く、苛めっ子やヤンキーの親はどんな人なのか、一度顔が見て見たい、とか暇な時に考えたりもしますが、統計的に見てそのような輩の親御さんは、どのような人間であるケースが多いでしょうか? それについては良く、「親の育て方が間違っている。」、「親も気性が荒いから、そこが子に譲られた。良く叩かれたりして育った。」と述べられる人もいる一方では「その子自身の精神。だから親がどれ程言っても聞かない場合もある。必ずしも親が悪いとも限らない。」「両親ともしっかりと朝晩働き過ぎて家庭が冷めがちだから。」、また「ぬくぬく育ちの、親による過保護。」だった等、様々に相反する意見が伺えます。 しかし、総合的にはどうなのでしょうか? では私が見た身近なケースを紹介しておきますね。 ・中学時代、同学年の学年全体で誰にでも暴力や恐喝等、誰にでもしていた一番悪いのがいて、その人の親父を、うちの親が学会でチラッと"顔だけ"見たところ、悪そげな顔をしていたとは言っていた事があります。つっぱっている感じだったでしょうか。 ・3つ年下の男子ですが、ヤンチャで特定の子にだけ嫌がらせをするような奴がいたそうですが、その人は中学へ入ってから更に悪くなったと聞きます。そいつの姉が私と同級生で、御転婆で少々怒りっぽいところはあってもまだ普段は優しくその人は別に悪くはなかった。でもその人も高校を途中でやめて柄の悪そうなのと付き合うようになってそれから行方は解りません。それでさっき挙げましたその人の弟なのですが、姉より更に気性は激しく、内申点で高校を滑ったと聞きます。 そして、その人の親父さんは消防士だが昔は悪かったと聞きます。 でも悦血液の癌で亡くなられたそうで気の毒ですが。 そこで、私の親は「矢張り、気性の荒さは親と子、似やすいんじゃないかなあ。」と申していました。 ・中学の時、私と同級生にして遠い親戚の人が、知らない卒業生のヤンキーと喧嘩をして怪我をして入院して、そいつの親がその人の親に謝りには来ましたが、「どうもすみませんでした。」と謝ったと思いきや、その矢先に「でも怒ってかかって行ったのは御宅の子なんですから、うちの子は悪くないで!!」とかぬかして、「でも怪我したのはうちの子ですよ!!」と軽い口喧嘩になったそうです。 するとそれを聞いたうちの家族(祖母)も「不良の親も親だねえ。あれは親からいかんねえ。」と申していましたが、全くその通りではないかと思いました。 ではこれだけではまだまだ特定出来るところではないかと思われると思いますが、では私からの考えを述べながら質問して宜しいでしょうか? ・親も鳶や土木作業員の下働きをしていて気性が激しいから。その親も昔はワルだった。 ・片方の親は真面目に働いていて優しいのだが、殆ど家に居ず、もう片方の親が酒やギャンブルに溺れていて家で何もしない事で、その親から子供は虐待を受けていた。それでその子供も見る見るうちに何かあれば手を出せと?等と言う風に暴力を覚えた。 ・親は課長や部長、社長等の管理職をしていて勤勉で中々の実力者なのだが、反面高飛車で部下の事を考えずに、思うが侭に顎で使う等、性根が悪い。そこは親もがめつい。 では苛めとかをするような子供の親は、どのような人が多いと皆様は御考えですか?また、具体的な資料があれば紹介して頂けますか? ではもう一つですが、小さい頃悪くても、大人になってから良い人になるような子も沢山いますよね?警察官になったり真面目に会社で働いたり等。 あと他には小学校までは快活で苛めっ子だったけれど、中学に入ってからは凄く落ち着いた様でのほほんとした感じの子に180度?近くがらりと変わり、殆ど怒る事すらしなくなったって子も私の近所の友人のそのまた友人の子に一人います。 本当に色々な子がいますね。 では荒っぽい口調や高慢な態度でその上部下を扱き使うような中間~上級管理職や暴力教師のような人間に育てられた子供には、次のうちどのような子が多いと御考えでしょうか? 1.真面目で勉強も良く出来るが、性格はきつくて高飛車。 2.気性の悪い苛めっ子、ヤンキー。 3.やっぱり関係ない。その子自身の気の持ち様だから。 ・・・ETC. では自由を尊重する記事でもありますので、思う事を思うがままに書いて頂いても結構です。 因みに私はもう大学を卒業しますので学級内での苛め等云々には縁の無い話ですが、暇なので質問してみました。
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あくまでも推論ですが。 親の生活態度が子供の性格に大きな影響を与えるだろう事はどこかのボクサー親子を見ても推定が出来ると思います。 重要なのは親がどれだけ子供の「教育」をしたか、と言う事だと思います。 例えば子供が好ましくない行動をとった場合の叱り方ひとつとっても大きく分けて二通りあるだろうと思われます。 ひとつは、なぜそのような事をしたのかという理由を言わせて、それに対してそのことがなぜいけないのか、周囲にどんな影響があるのか、と理由付けして納得させるのが「教育」でしょう。 会社で部下を育成する時にも多くの人はそうやって指導するでしょう。 もうひとつは「だめだ!そんなことしたら」「だめだからだめって言ってるんだ」「理屈を言うな!だめなものはだめだ」式の説得のしかたで、これでは理由も示さず単に禁止したに過ぎず、子供も理由はよくわからないが「怒られるからしないほうがいい」と言う理解をするでしょう。 ということは怒られなければまたやるわけです。「教育」にはなっていない、と言う事だと思います。 特に日本の職人の世界にはそういう精神文化が根強く残っているようです。 丁寧に教えない。失敗したらひっぱたく。「悔しかったら俺の技を盗め。親切に教えてもらえると思ったら大間違いだ。」的な発想ですね。 親の生活態度や生活習慣も大いに影響を与えるでしょうが、重要なのはその都度説明を与えて理解させる「教育」をしているか、有無を言わさず実力で「禁止」しているか、の違いではなかろうかと思っています。 で、質問の答えですが、 >苛めとかをするような子供の親は、どのような人が多いと皆様は御考えですか? 親自身が他者への配慮をできない自己中心的な人物で、かつ、その場の気分で子供に当たる。 論理立てて子供を説得する事が出来ないため、子供も自分の行動のもたらす結果とか他者の心情を推し量る能力を身につけずに育ってしまう。 自分の感情のみに基いた行動が多くなる。 >荒っぽい口調や高慢な態度でその上部下を扱き使うような中間~上級管理職や暴力教師のような人間に育てられた子供には、次のうちどのような子が多いと御考えでしょうか? たとえば、DVの問題でもそうですが、親がしないことは子供もしないといった傾向はあるかと思います。 したがって、子供が1や2のような性格になりやすい傾向は出てくると思います。 余談ですが、母親の最終学歴と子供の学校の成績(上・中・下)との相関を調査したレポートを見たことがあります。 母親の最終学歴が短大または四大である場合ほぼ半数が成績上位 母親の最終学歴が中学である場合ほぼ半数が成績下位 という内容でした。 親の生活習慣が継承される割合というのも同じ位の比率に近いのかも知れません。
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- compequal
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質問が多いですね。 1. とりあえず、簡単に答えられるところから、お答えしますと、ご質問のような内容は、社会学の分野では「再生産論」と呼ばれる分野において研究対象となっています。現代の代表的な再生産論の研究者はフランスの社会学者のピエール・ブルデューという人でして、彼は、「親の職業や趣味といったものが、子供にも影響を与える」すなわち「学歴や、趣味はおおまかには再生産される傾向にある」ということをフランスにおける統計を元に論じています。再生産論は専門ではありませんので、日本でのそういう研究をしている研究者の名前はちょっとすぐに出てきませんが、日本社会の国内の研究でもそういう研究は確か、あるはずです。いわゆる「格差社会論」と呼ばれている、山田昌弘などの研究もおおまかには、その種の研究にあたりますが、学歴や収入等に関しては親などの学歴が影響しやすく、その影響の強さは近年の日本社会では増しつつある、というのが現代の日本社会研究について言われている一般的な研究の潮流だったように記憶しております。 ただ、質問者さまの想定されている「親の教育論」に全て還元できるわけではない、ということについてはきちんと注意しておく必要があります。親の影響というのはもちろんありますが、例えばヤンキーが多いと言われる東京で言えば足立区のような場所に住んでいる場合、親の影響に加えてその地区の友人等の影響も加わって、ヤンキーになる確率が多くなります。 2. また、ヤンキーの問題といじめの問題はある程度まで別種の問題と考えたほうがよろしいか、と思います。これは、どういうタイプの社会空間でも存在する問題ですから。ヤンキー内の社会にもいじめがあれば、エリート社会にもいじめはありますね。で、そこらへんは、ぜんぜん専門外というか、読んでないですが、内藤朝雄『いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体』などの著書がありますので、ご興味がおありでしたら、ひもといてみてはいかがでしょうか。 わたしは、いじめに関しては親の問題というか、社会的再生産の問題はそこまで大きな要因とは違うのではないか、とは思っていますが、どうでしょうね。 3. 中学になってから。あるいは大人になってから、変わるという話はよく聞きますね。これはある種の心理的な反動というか、そういう人のほうが、一般の人よりもずっと道徳意識が強力な人がよく居たりしますね。過去の自分の否認というようなところか、と思います。 そのままヤクザとか、あやしい稼業に行ってしまう人もいますが、こういうのは両極端に分かれやすいものなのではないか、と思います。これも親はあまり関係はしないとは思います。 4. きつい上司や暴力教師の話はわかりません。こういう研究はあまり聞かないというか、統計的に出ているのは、収入が高くて学歴が高い奴の子供は、収入が高くて学歴も高くなりやすいし、その逆もある。というところまでなので。 また、職場での性格と、家庭での性格が同じとも限りませんね。そこは分けたほうがいいだろう、とは思います。私は別にどうもならないんじゃないか、と思います。
お礼
そうですね。大変参考になりました。 ではどうも。
お礼
そうですね。大変参考になりました。 ではどうも。