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前立腺癌の治療法について
父（65歳）が前立腺癌の疑いがあると診断されました。まだ詳しい検査はしていないのですが、確定検査（細胞をとって調べる検査）で細胞6本中1本に陽性反応が出て、9月10日にMR検査をする予定です。本人はもちろんのこと、家族も心配で落ち着かない毎日です。そこで、万が一前立腺癌だった場合、どのような治療法をすればいいのか教えて下さい。治療薬などもあれば教えて下さい。もちろん担当医のやり方に従いますが、日頃できる健康法などありましたら是非教えて下さい。よろしくお願いします。
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まず現段階はもう「疑い」ではなく「確定診断」です。病理診断にまさる診断方法はないんです。ヘキサ（６本取るやつ）は最近のスタンダードな診断方法で、これで１箇所ということであれば、前立腺の片葉限局（＝前立腺癌の中ではまだ早期の部類）の可能性が大という感触です。（ですがそれでも浸潤や転移は否定できないからMRIやシンチグラムを行うんです。またこれらの結果で手術前のステージングが完了します。） 早期の前立腺癌の治療法に関しては １）前立腺全摘術 ２）放射線療法 この二つが主体です。６５歳ということであれば、全身状態に問題がなければ１）を勧められるでしょう。 他にも治療法はありますが、学会のプロトコールに従うならばあくまでも軸は１）または２）です。これは日本全国どこでも（お金があるという前提なら世界中どこでも）変わりません。 日頃できる健康法ですが、残念ながらありません。 手術することを前提に考えますから、規則正しい生活をすること、全身麻酔でしょうから禁煙して呼吸機能を回復させておくことくらいしかなさそうです。 そして退院してからも定期的に指示に従って通院し、採血等で状態の把握を続けることです。また長期間のお付き合いになりますから主治医とのコンタクトは今から十分におとりになってください。家族も一緒にお話を聞かれるのがいいと思いますよ。 ※一般人として書き込むと誤解されそうなので今回に限り専門家にしておきます。私はこの選択肢が胡散臭くて大嫌いなんですが（苦笑）。
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- poor_Quark
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http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=197596 といった内容の質問をした者です。私の父はその時PSA値が８台、６カ所の組織検査で２本の標本に陽性反応が出ました。その後骨シンチといった検査を受け、幸いなことに骨やリンパ節への転移はなく、前立腺の全摘出と、わずかにガンの浸潤があった精巣を摘出する手術を受けて、手術から約半年が経過した現在PSA値も0.01で今のところ健康に生活しています。 前立腺ガンは米国での発生が多いようで、治療法に関する研究はアメリカが進んでいるとききます。治療法に関してはお医者さんから詳しい説明があると思いますので、どういう病気でどういう治療法を行うのか、ご本人や家族が十分理解して対応することが何よりも大事だと思います。手術となった場合、これから下のお世話などいろいろなことがありますので、プライドを失う人も多いようです。精神面でもお父様を支えていく覚悟が必要かと思います。なに、長くても１年ほどです。 私の住んでいる県の知事さんも同じ病気で前立腺の摘出を行ったとテレビのニュースで見ましたが、その時の主治医の先生が私の父がお世話になった先生でした。ですので知事さんがテレビに元気な姿でうつるたびに、なんだかほっとしている毎日です。 一口に前立腺癌といっても人によって進行の具合や、症状の出方、浸潤の規模などさまざまです。ですので、分からないことがあれば主治医の先生によく話を聞いて対応されることをお勧めします。ただ、いろいろと悪い方向に想像してしまいがちになりますが、気をしっかり持って症状が悪くならないようにしっかりと支えてあげてください。 その時はうちの母親もたいへんでしばらく寝込んでしまい、私も心配のあまり不眠症のようなことになってしまいましたが、ご家族の方の健康維持にもご注意下さい。 ちなみにこのサイトで「前立腺」という語句で検索すると下記のような質問が見られます。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=251797 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=212991 またネット上で「前立腺癌」あるいは「前立腺ガン」で検索をかけるといろいろと治療闘病経験が見られますが、中にはとてもショッキングな記事がありますが、とりあえず気にしないようにしましょう。私はネットでいろいろ調べたばかりに落ち込んでしまった経験があります。 家族としてほんとうに気持ちは分かりますが、これからが正念場です。決して治らない病気ではありませんのでお父様共々気をしっかり持って、これから先の道のりを進まれてください。 このサイトは専門医の先生もよく回答を寄せてくださいます。見ていて下さるといいですね。
お礼
大変詳しい回答ありがとうございます。以前同じ病気にかかり、現在は元気に生活している方のお話を聞くと、とても安心します。心配ばかりしていても仕方ないので、もっと前向きに考えていきたいです。確かにネットで調べすぎるのもかえってよくないかもしれませんね。
- hanakomail
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放射線やホルモン療法の場合だと入院期間は長くなりますし、 髪の毛が抜けたり食べられなくなったりしますから家族の協力がかなり必要ですが 手術だけで良いなら２～３週間くらいで退院できる筈です 結果を待つ間は苦しいですが、検査結果が判ってから心配しましょう 今１番ドキドキしてるのはご本人のはずです 家族が暗い顔をしてたら検査結果が良くても 「自分に黙ってるだけで本当はガンじゃないか？」と思ってしまいますよ＾＾ ↓前立腺がんの患者さんが作ったＨＰ http://www.asahi-net.or.jp/~XP4Y-HRN/ganniki2.htm ↓前立腺がんのページ
お礼
アドバイスありがとうございます。そうですよね。悪いほうにばかり考えてしまってはいけませんよね。患者さんが作ったHPは良い心の支えになります。
ご家族のご心中お察しします。 以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「前立腺がん」 ◎http://wwwinfo.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/about/010105.html#03_06 （食生活とがん：前立腺がん） 未だどのようなステージにあるのか診断がついていないと思いますが、上記サイトで説明されてますが、そのステージによって治療法も異なってきます。 蛇足ですが、先日のサンプロに森前首相が出演して、首相就任前に前立腺がんの告知を受けていたことを告白してました。 前立腺がんは一般には進行が遅く、癌との共存も可能かもしれませんのであまり落ち込まずに主治医と良く相談の上治療をされることをお勧めします。 ご参考まで。
お礼
早速の回答ありがとうございます。
お礼
専門的なアドバイス、どうもありがとうございます。日頃できる健康法がないのは残念ですが、仕方ありませんね。手術は全身麻酔なんですか！？ちょっと驚きです。煙草は吸わないので呼吸機能などに関しては問題ないと思います。今出来ることは規則正しい生活ですね。 いろいろ調べるうちに、前立腺癌は自分が思っているより一般的な病気で回復率も高いことが分かりました。癌というばかり、かなり悪い方にだけ考えていましたが、皆さんのアドバイスを受けて前向きに考えられるようになりました。父も手術だとか聞きなれない専門用語にとまどっていたようですが（なんせ、今まで病気らしい病気にかかったことがないもので・・・）こちらで紹介されたHPを見て安心したようです。まだどのような症状なのかわかりませんが、今後は主治医とのコンタクトを充分にとり、我々家族も精神面で父を支えていきたいと思います。