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心筋梗塞の手術を受けた人のその後の寿命
今日10月14日の朝日新聞に心筋梗塞、狭心症の手術(カテーテル、バイパス手術)を受けた人の5年後の生存率がリハビリで2割アップするとの記事がありました。そもそも、5年後の生存率は何割でしょうか。また、手術後に同じ箇所で再発するのでしょうか。
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国内文献のデータ (NO.114 標 題 虚血性心疾患の術後遠隔成積とQuality of Life アンケート調査の分析 著者名 水谷哲夫,片山芳彦,下野高嗣,金森由朗,松岡正紀,井村正史,東憲太郎,田中国義,新保秀人 出 典 胸部外科 VOL.41 NO.3 PAGE.213~219 1988) によれば 虚血性心疾患《心筋梗塞、狭心症などの総称》に対して外科的治療《手術》を行った160人に調査をした。(1)術後5年生存率は男性89.5%、女性70.6%、術後10年生存率は70.6%。(2)術後平均3年10カ月で心筋梗塞を8例に認め、4例は硬(=梗)塞死した。(3)生存例の92%は通院治療を継続しており、41%が抗凝固剤内服。(4)術前と同じ職場に復帰したのは65%(定年による職種の変更17%を含む)。術後無職7%。労働時間の短縮6%。(5)運動療法36%。(6)食事療法64%であった。 《》内は私が入れた補足です。 カテーテルは詰まったその場を広げることですから、短い方で半年程度でも同じ箇所が再発することは多いです。しかし10年経っても大丈夫な方もいます。 バイパス手術はつまったところを避けて違うところに道を作りますから再発するなら違うところになります。
お礼
hanasakaさま 御礼が遅くなりました。有り難うございます。 バイパス手術を受けた叔母が4年目になり、ときどき弱音をいうので、気になっていました。10年経っても70%の方は生存できているのですね。現在、特に症状はありませんので、安心しました。 抗凝固剤内服は確認してみます。