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新聞の読み方など
経済のど素人です。インフレ・デフレがよく分かりません。「今はひどいデフレだ」とか、「どちらかというと戦後はずっとインフレ気味だった」とか、どうやって分かるのですか。新聞のどこを見ればわかるのですか。一般紙ではなく、日経新聞でないと無理ですか。また、ときどき発表される、日銀短観とは関係がありますか。初心者なので、簡単な言葉で分かりやすく解説していただきたく、お願いいたします。
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初めまして。 インフレ・デフレは貨幣と物やサービスの価値を評価するもので、判り易く言うと、100円で買えるものが どの位になるかと言うような物差しで表します。 昔は100円で買えたものが200円ださないと買えなくなっていればインフレ状態であり、それが50円で買えるようになったら デフレ傾向となったと言うことになります。 一般紙でも経済紙でも、各種の物価指数や工業指数とかが出ていますから、その動きを追えば傾向は見えてきますね。 それぞれの数値が上がっているのか下がっているのかなどで。。。 日銀短観はその時々の見通しを言っているだけで、日銀が発表したからと言って、その通りになるとは限りません。 経済の動向は日本だけの状況で決まるものではありませんし、石油価格の高騰などは日本の力の及ばないところで 決まって行くものですからね。 >「今はひどいデフレだ」とか、「どちらかというと戦後はずっとインフレ気味だった」とか。。。 何を指標として言うかによって違ってきますし、その見るスパンによっても違いますね。 どちらも間違ってはいないと言ったところでしょうか。 相対的にみれば収入や資産は、戦後は一貫して上がってきているのですから、それに比して物価もあがって 来ているのでインフレが続いているとも言えますし、 昨今を見れば原材料の高騰によっての値上げはありますけど、物は売れない状態ですので、デフレ・スパイラルから まだ脱却できていないとも言えますし。。。
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こんにちは。 私も質問者様と同様の政治・経済のど素人です。質問者様よりほんの少し知識はあるかな?レベルです。最近細野まさひろ氏(漢字を忘れた)の経済関連の本を読みました。 予備校の先生だけ会って本当に分かりやすいです。気のきいた小学生なら十分読めますね。インフレ・デフレも説明されていました。お時間が取れるようでしたら是非読んでみて下さい。amazonの古本で買えば随分安いです。検索してみてください。私は細野氏の回し者ではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「ど素人」様からのアドバイス、大変心強いです。細野まさひろさんですか、アマゾンで手に入るのですね。取り寄せて勉強してみようと思います。大変助かります。誠にありがとうございました。
- mat983
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消費者物価指数が一番の目安です。 一番下のようにネットでも見れます。 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/47/naruhodo224.htm デフレ脱却判断 政府、日銀異なる見解 物価の代表的な指標である消費者物価指数(CPI)が、金融政策との関係で注目を集めている。デフレからの脱却が近づきつつあり、日本銀行はCPIの数字を“物差し”に、金融の量的緩和策を解除しようとしているからだ。ただ、CPIには様々な読み方があり、量的緩和策の解除時期について、政府と日銀の見解も微妙に異なる。CPIは、どのような指標なのか http://www.nikkei.co.jp/keiki/shouhi/ 8月の全国消費者物価、0.1%下落――7カ月連続マイナス 総務省が28日発表した8月の全国消費者物価指数(CPI、2005年=100)は変動の激しい生鮮食品を除くベースで100.2となり、前年同月比で0.1%下落した。下落は7カ月連続で、下落率は前月と同じ。薄型テレビやパソコンの価格が下がったほか、前年に比べたガソリンの価格上昇幅が前月と比べると小さかった。
お礼
ご回答ありがとうございます。 消費者物価指数ですね。ありがとうございます。読売オンラインと日経ネットの記事も拝見しました。参考になります。これから注意して読んでいこうと思います。ありがとうございました。
- hoko23
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ついしん! 一般紙でも大丈夫ですよ! テレビ東京の経済情報の番組があります。 1日に4回放送してます。お勧めです。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 一般紙でも大丈夫なのですか。経済面のどこかなのでしょうが、何を見れば分かるのでしょうか。記事を隅から隅まで毎日読めば、文章の端々に、「今はインフレだ」とか「デフレだ」ということは書いてあるでしょうが、自分でそれを判断できる数値はないものでしょうか。 テレビ東京の経済情報の番組の情報、ありがとうございました。参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
- hoko23
- ベストアンサー率16% (26/153)
簡単に言うと刑景気がいい状態をインフレ、悪い状態をデフレといいます。今はややデフレといったところでしょうか。経済というのはバランスが大切なのです。なので景気が良すぎてもだめなのです。バブル崩壊がいい例ですね。あまりにも景気が良くなりすぎて、その反動で10もの間苦境のときをすごさなくてはなりませんでした。日銀短観は短期的に経済の状況を発表する事でそのつど微調整をはかっているのです。毎日少しずつ掃除をすれば部屋はそんなに汚れませんが、後でまとめてやろうとすると汚くなりすぎてどこから手をつけていいのかわからなくなってしまいます。そんな感じですかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 インフレ・デフレと日銀短観のご解説をありがとうございました。私が知りたいのは、新聞のどこを(どの数字を)読んでいけば、それが自分で判断できるようになるか、なのです。自分で経済を理解できる力を身に付けたいのです。hoko23さんは、どうやってその力を身に付けられたのですか。それを伝授いただければ、ありがたく存じます。ともあれ、丁寧なご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 インフレ・デフレの目安となる数値は、各種の物価指数や工業指数である、ということですね。参考にさせていただきます。ありがとうございました。 また、石油価格の高騰など、日本の力の及ばないところで決まっていくという要素もあるのですね。相対的に見ればどうこうなど、いろいろな例を挙げて説明してくださって、少し分かってきました。私の理解は、インフレは「通貨膨張」、デフレは「通貨収縮」で、それにともなって物価があがったりさがったり、それにつれて景気がよくなったり悪くなったり、という、よく小学校で聞くような話まででした。ご回答、参考にさせて頂きます。ありがとうございました。