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アスペルガー誤診
先月、心療内科の精神科医の先生に、典型的ではないが、一般の人に近いアスペルガー症候群だと診断されました。何度も本当にそうなのでしょうかと念を押しましたが、そうであると言われました。 今無職ですが、自分は病院に行く前に仕事に就いていて、会社に行くのが辛いと思っていました。そしてネット等でアスペルガー症候群について知っていました。 先生と話す時に、子どもの頃からあった人と馴染めないという感じとネットで得たアスペルガー症候群の知識を、会社が辛いが為に結び付けて、あたかも自分がアスペルガー症候群であるかのようにしゃべって、先生を誘導していたんじゃないかと考えます。 自分はそうしようと故意にしたわけではありませんが、会社が辛いという事から逃げたい自分を正当化する理由に、自分がアスペルガー症候群であって欲しいという思いは強くありました。自分としては慎重に、自分の都合のいいような事を思い込んでいないか気をつけながらしゃべっていたつもりでしたが、先生が自分に誘導されていたという事がないか心配です。 というのはやはり、アスペルガー症候群は元々明確な基準がない、診断が難しい障害だと聞きましたし、その先生は自分だけを診るために居るのではないわけで、自分は、毎日何人も患者を診ている中の一人なわけで。 基本的に、苦しんでいる人がいたら、その人が望むようにしてあげて、それで済むなら良いのではないかと思うので、先生もそうしたんじゃないかと推測したりします。 私がどうなりたいのかと言えば、自分が苦しいのはただ甘えているだけであるのか、理由(アスペルガー症候群)があるのかを知りたいのです。 精神科医の先生が患者に誘導されるような事があり得ますか?もしくは、診断の正否よりも患者の満足を優先するような事があり得ますか?
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間違い・誤解がありますね。 アスペルガーは「病気」ではなく「発達障害」です。 アスペルガーの“生きにくさ”は「症状」ではなく、 本人がもともと持っている脳機能の「クセ」なんですよね。 よって、症状を改善するというよりは、アスペルガーの知識を学び、 自分の特徴を良く知り、自分の特徴に合った考え方や生活のしかたの トレーニングをしていくことで“生きにくさ”を和らげることになります。 精神科医は、患者さんにショックを与え過ぎないよう あえて病名や診断をぼかすことがありますし、複雑であいまいな こころを見立てるのに見通しが甘くなることもありますね。 人間ですから、固定観念に左右されてしまうこともあるでしょう。 でも、患者の満足を故意に優先させて診断を左右することは ありえないと思いますよ。優先させたところで治療には 何の意味もないですよね。薬やアドバイスの内容などから、 いずれ真相はわかってしまいます。 また、診断を信じた患者さんが真実を見誤り、悪化させて ますます苦しみ取り返しがつかなくなる事態だって予想されます。 しかも、アスペルガーは上記のとおり「発達障害」ですから、 患者さんにとっては病気の宣告よりもつらいことを 医師だってわかっているはずです。病気は治療すれば回復する望みが ありますが、アスペルガーは一生のお付き合いですからね。 それをあえて明確に宣告するということは、医師も根拠をつかんでおり、 トレーニングすることで“生きにくさ”“つらさ”を早急に 改善したほうが患者さんのためだ、と判断したと考えられませんか? 周囲からの支援・理解も必要になりますしね。 アスペルガーと診断されたときに、アスペルガーの基礎知識や 生活面での注意点などは医師から教わっていますか? 説明されて納得できたでしょうか? 医師から教わったことを 実行しても納得ができなければ、別の病院へ行き、 アスペルガーの話を抜きにして、純粋に自分のつらさを 取り除いていただくことだけをお話しするといいと思いますよ。 そのときに、自分の苦しみは本当は甘えからきているのではないかと 医師にたずねるといいでしょう。本当に甘さからきていると 自覚されているなら、つらさを自分で取り除く努力さえすれば 問題は解決できているはずです。でも、それがどうしてもできない、 どうしたらいいかわからないから、病院に行かれたんですよね? ちなみに、アスペルガーにはいくつか明確な診断基準があります。 http://www1.plala.or.jp/santa/mikawa/sindan.html アスペルガーに明確な基準がないのではなく、 もともと発達障害全体に多様性・連続性があり、その中に アスペルガーとカテゴライズされる特徴があるということです。
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- usap
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どっちでもいいんじゃないですか? 目的は現状を変えたいってことですよね。 どうしても診断結果が気になるのなら、セカンドオピニオンで他の精神科に行ってみればいいと思います。納得がいくまで、いろんな病院の診察を受けてみたらいいと思います。 私なら、病名にはこだわりません。 精神病は、正常と異常の区別がはっきりしないと思っているからです。幻覚が見えるとか幻聴が聴こえるとかならはっきりしていますが、うつ病やアスペルガーや境界性人格障害のように、日常生活では普通にできるけどなんとなく生きづらさを感じてる場合は、性格なのか病気の症状なのかわかりにくいと思います。 たとえば、風邪だったりすると「熱が出る」「鼻水が出る」「せきが出る」「下痢をしている」など、はっきりとした症状がありますよね。アスペルガーの場合、人の気持ちを汲み取るのが難しいとか、人とコミュニケーションをとるのが難しいとかだと思うので、それが「性格」によるものなのか、「症状」なのか見分けがつかないと思います。私が以前目が腫れて眼科に行ったときも「これは腫れてるの?」と先生に聞かれました。いつもの私を知っている人はいつもの私を知っているので腫れているとわかりますが、先生とは初対面だったので、私の顔が元々そういう顔なのか腫れてるのか、わからなかったみたいです。精神科でもそういうことはあると思います。あなたは先生と初対面だったので緊張して話したかもしれません。いつもそうなのか、今だけそうなのか、先生は判断つかない部分があったかもしれません。 精神科の先生はあなたの申告内容だけではなく、話し方などもみていたと思いますよ。緊張していてぎこちない話し方をしたとか、会話の流れがスムーズではなかったとか。なので、アスペルガーじゃなくても、そういう風に見えるような雰囲気があったんだと思います。 私の友人が、学生時代に昼夜逆転の生活をしていて、その生活を普通に戻したくて、無理やり夜眠るための睡眠薬が欲しいというので、私が失恋したときに心療内科で精神安定剤をもらって眠れたという話をすると、彼女も私が行った心療内科に行きました。友達は昼夜逆転以外では普通の生活をしていたのにも関わらず、精神安定剤や睡眠薬や抗うつ剤を出されて、2週間後にまた来るようにと言われたそうです。「私、違うのに。なんか医者にうつ病って言われたらうつ病なのかなって気がしてきた」ってショックを受けてました。「何て言ったの?」って聞いたら「昼間何してるか聞かれて寝てるって言って、最近人に会うか聞かれたから、答えるのがめんどうだったから誰にも会わないと言って、何をしているときが楽しいか聞かれたから、突然そんなこと言われてもねえと思って、ゲームって答えた」と言ってました。ちょうどバイオハザードっていうゲームにはまってたときだったので。友達は女の子なのですが、昼夜逆転の生活をしていたので、寝起きでノーメークで病院に行ったそうです。寝起きのぼーっとした感じがうつ病っぽく見えたんでしょうね。私は眠れないことや失恋したショックを涙ながらに先生に伝えたんですが、「うつ病じゃないよ。またいい人みつかるよ」と励まされて、軽い精神安定剤のみを出されて終わりでした。友達も「あんたのほうがうつなのにねえ」って言ってたし、私もそう思いました。精神科はわからないと思いました。 どういう治療内容かはわかりませんが、アスペルガーだと仮定して、治療をしてみるのもいいと思います。効果がなければ、別の可能性や別の方法を考えるといいしと思います。 目的は病名をつけることではないはずです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 御礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。
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