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"おみやげ”と熨斗が入った贈り物とは?
教えてください。 私の義兄がこの夏に入籍されたのですが、 先月末より、新居での生活をスタートされました。 そのとき、義父が義兄の荷物の運び込みなどを 手伝ったらしいのですが、 帰り際にお嫁さんから「こちらみなさんに渡してください」と 大きな包みをいただいたそうなのです。 で、先日義父に実家へ取りに来るようにといわれ、 受け取りに行ったのですが、 それが、家族それぞれにバッグのプレゼントでした。 しかも熨斗に「おみやげ」とありました。。。 これは何か、習慣なのでしょうか? 私の周囲でこうしたことをした人がいなかったので、 戸惑いが隠せません。 (義父も義母もこうした慣習など知らないので、 どうしたものかと、困っていました) お礼の電話はしたのですが、 何かお礼の品を贈らなければいけないのかもわかりません。 こういった場合、どういった対処をすべきなのか、 ご存知の方がいれば教えていただけませんか? よろしくお願いいたします!
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- rurinohana
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これは、昔からある丁寧なしきたりです。 普通は花嫁道具の運びいれ(荷入れ)のときに 花嫁道具の一覧表を 結納のように熨斗紙に包んで荷入れ先の責任者 (新郎の本家筋や分家の叔父など)に渡す際に 新郎の親兄弟やその配偶者、子どもに 花嫁から「これからよろしく」という意味で お土産を渡しました。 男性には、ネクタイやベルト 女性にはストールやバッグ、帯留め 若い女性にはバッグ 子どもには学用品など 仏壇のご先祖には高級線香です。 今はそういうしきたりを省略し 結納や荷入れ、仲人も少なくなりました。 お土産をもらったからには お嫁さん個人に対して 結婚祝いとは別に 「お近づきの印に」として 何かお返しするのがいいかもしれません。 こういうときは、風呂敷などのものがいいかもしれませんね。 お嫁さんの下の名前が入ったものなどを あつらえてあげると喜ばれるかもしれません。 また帯揚げや帯締めなども。香水、口紅、スカーフ、ストール シンプルなパールのブローチなども。 花器、茶道具、掛け軸、香炉などもいいかもしれません。 靴や草履、下着は 贈答品にふさわしくありません。 靴や草履=踏み付けにするという意味 エプロン=もっと働けと言う意味 ハンカチ=別れを暗示 下着=直接身につけるものだから失礼 品物選びが難しいならば 新婚旅行時に 「贐」(はなむけ)と熨斗をして お餞別を多めに包むのもいいかもしれません。 新婚旅行の餞別は「餞別」だち「別れる」という字が入っているので 禁忌です。 「贐」です。