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オリジナルを再評価させたリメイク版

最近、フリードキンがリメイクでクルーゾーの「恐怖の報酬」を再評価させたと、映画サイトで知りました。私自身はオリジナルを先に見ていたので、リメイク版はもう一つでしたが、このような例は他にも在りますでしょうか? 再評価させたと言うか、世に知らしめたと言うか、定義も曖昧ですが 宜しくお願い致します。

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noname#188015
noname#188015
回答No.5

こんにちは。 リメイクがしょぼくてオリジナルの良さを再確認してしまう例は数が多いと思いますが(「太陽がいっぱい」「グロリア」・・・等々)、そもそもリメイク製作の目的がオリジナルの賞賛としか思えないのがガス・ヴァン・サントが撮った サイコ(1998) http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31514/index.html です。 シャワーだのブラインドの影だの有名なシーンはもとより、もっと細かい描写やカメラが「カラー版そっくりさん」なのです。 公開当時のプレスの評に「これは一般映画館で公開されるべき映画ではなく、シネマテークでヒッチコックのオリジナルと並べて上映されるべき実験映画である」というものがありました。それを読んだ当時は「実験映画」って誉めすぎじゃないの?と思いましたが、後年ガス・ヴァン・サントが「ジェリー」等、実験映画としか言いようのない方向に行ってしまったことを考えると、ある程度当たっていたのかもしれません。 映画自体は全般的に不評だったと思いますが、オリジナルとリメイクをカップリングしたDVDも発売されました。監督の目論見は成功したんでしょうか・・・・。(ちなみに私もガス・ヴァン・サントを見た後で、久しぶりにヒッチコックを見直しました。) また全く別の方向ですが、スペイン語映画という、本来いわば狭い市場でしか鑑賞されないはずの「オープン・ユア・アイズ」が一般人気を得たのは、「バニラ・スカイ」というリメイクが時間的にもあまり間隔を置かずに製作されたことも大きいと思います。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 「サイコ」(ヒッチコック版)は公開当時、エライ宣伝文句が踊っていたのを思い出します。当時は映画の宣伝は殆ど新聞雑誌等でしたが、じゃっ句(死語になってしまたのか変換出来ない)そのものは忘れてしまいましたが(映画史上前例の無い)とか(かって無い衝撃)とか、心理面に深くくい込んでくるサスペンススリラーの超傑作との印象でした。 それこそドキドキしながら鑑賞しましたが、当時は(高1)良く分かりませんでした。今みたいにテレビやネットで映画の解説等をしてくれていたら、見方も変わっていたのでしょうが、難解な映画だと解釈していました。後年リメイク版を見たり、色々な情報(ネットからのが大きいです)を得てこの映画のすごさが分かりました。 「バニラ・スカイ」は一度観てると思いますが全く忘れてしまっています。オリジナルと合わせて鑑賞してみます。 追 惹句に寸評を加えるコラムが何かの雑誌(ダカーポ?)に載ってたのが懐かしいです。 お世話になりました。

その他の回答 (7)

  • yueithil
  • ベストアンサー率52% (9/17)
回答No.8

「オーメン2006」なんかも、そうではないでしょうか。 少し前に、WOWOWでオーメン特集としてシリーズを一気に放送していましたが、その時にオリジナル版と合わせてリメイク版を見ました。 オリジナル版を見た直後だったせいか、リメイク版はいまひとつな感じがしました。 母も、「いまいち!」と切り捨てていました(笑) ストーリーや音楽はもちろん、演出とかよくオリジナルに似せてあったものの、墓場のシーンは明るすぎて不気味さがなかったのと、ダミアンが最初から怪しすぎたこと、主役のソーン夫妻が薄っぺらすぎたのが良くなかったですね。 あと、ラスト、スワットが即射殺ってのもね・・・ 実は私、私が小さい時、家族がオリジナル版を見ていた時に、うっかり例の首チョンパシーンだけ見てしまい、ずっと目に焼きついたまま離れませんでした(^_^;) このシーンは、リメイク版ではアレンジされてましたけど、やっぱりオリジナル版の方がインパクトが強かったです。 家政婦役のミア・ファローだけは評判がいいようですが、オリジナルを見たことがある人には不評みたいです(^_^;)

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 リメイク版をみて、余りにもオリジナルを踏襲していて、作った意味があるのかと思いました。リメイクというよりコピーの感じです。 私も首チョンパと尖塔の先が突き刺さるシーンは、強烈に残っています。

  • linde123
  • ベストアンサー率58% (35/60)
回答No.7

こんにちは。 古い作品ですが、レオ・マッケリーの「邂逅」をマッケリー自身がリメイクした ケイリー・グラントとデボラ・カー主演の「めぐり逢い」、 さらにウォーレン・ベイティとアネット・ベニング主演でリメイクされた「めぐり逢い」、 オリジナルを再評価させたというか、それぞれにファンがいるようです。 リメイクではないけれど、「めぐり逢えたら」という作品もありましたよね。 個人的にはケイリー・グラントとデボラ・カーの「めぐり逢い」が一番好きです。 見ていないのですが、香港映画「インファナル・アフェア」とそのハリウッド版リメイクの「ディパーテッド」は オリジナルの方が断然いいと両方見た友人が言っていました。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 「めぐり逢い」は全く見ていません。この手のジャンルが苦手なもので この機会に見てみます。 「インファナル・アフェア」は両方見ましたが、香港映画が苦手なのと 私自身が浅いのか「ディパーテッド」の方が良かったです。

  • bami
  • ベストアンサー率32% (61/186)
回答No.6

 「トラフィック」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が鳴り物入りでリメイクしたタルコフスキーの「ソラリス」ですが(ソダーバーグ本人はレムの「ソラリスの陽のもとに」を基にした脚本だと言ってますけど)、結果はまぁ何と言うかタルコフスキーの偉大さを再確認させたと申しますか。あんまり面白くないラブストーリーになっちゃってますね>ソダーバーグ版  あと日本人なら誰でも知ってる「ゴジラ」、さすがのエメリッヒ監督も荷が重かったのか(それともキリスト教徒の限界なのか)荒ぶる破壊神が只のでっかいトカゲになってしまいました(トホホ)。何かのニュース映像でアメリカ人のゴジラファンが怒ってたのが印象的でしたね~。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 「ソラリス」は残念ながら、オリジナルは全く分かりませんでした。哲学的雰囲気があるのは苦手です。そのあたまがあるので、リメイク版は手元にあるのですが未見です。 「ゴジラ」は公開時、劇場で見て面白かったですが、その後色々な続編が沢山公開されなんだか、がっかりした思いがあります。それで見る気が無くなりご無沙汰だたのですが、NHKプロジェクトXで被り物の中で苦労して、歩き方から研究した経緯話等を知り、改めて鑑賞して引き込まれました。世界に誇れる一品ですね。 「Godzilla」は、世評とは逆に私は結構楽しめました。

  • Summaron
  • ベストアンサー率27% (40/143)
回答No.4

邦画から 「日本沈没」「犬神家の一族」なんかは旧作品の良さを引き立ててくれますね。 洋画だと リメイクかどうか分かりませんが、「荒野の七人」もそうですね。 「恐怖の岬」も「ケープフィァー」を見てから見ると旧作の方がよいのが分かりますね。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 「日本沈没」は旧作を見てましたので(数少ない鑑賞邦画の内の一つです)リメイク品は全く見る気在りませんでした。戦国自衛隊も同様でした。 「恐怖の岬」はもともと評価されていたと思います。ただ「ケープフィアー」もなかなか良かったです。デ・ニーロ、ノルティ、Jルイスとお気に入りが出てましたので。

  • mgrover75
  • ベストアンサー率47% (154/327)
回答No.3

『アサシン 暗殺者』は『ニキータ』のリメイク。 フランス的なアクションが抑え気味だった点をハリウッドアクションにして、分かり易いスッキリした結末ですが、映像センスや音楽は、どうやらオリジナルに軍配が上がっている様ですね。 『ドーンオブザデッド』は『ゾンビ』のリメイク。 21世紀のゾンビ映画として大ヒットして、テンポや描写が大幅に現代的になりました。でも、ゾンビを誕生させたジョージ・A・ロメロ監督は映画史に多大な影響を与えており、アメリカ文化にも影響を及ぼしたとされています。 『バイオハザード』『プラネットテラー』等の最近のゾンビ系映画により、改めて評価されています。 そして来年、待望の新作『ダイアリーオブデッド』が公開されます。 『PLANET OF THE APES』は『猿の惑星』のリメイク あまりに優れていて、今でもインパクトのある映像やラストシーンなので、比較されるのが可哀相な程ですが、リメイク版も大ヒットしましたね。 『インベージョン』は『SF/ボディスナッチャー』のリメイク。 何度もリメイクされているだけあってオリジナルの評価はとても高いです。が、今作は興行収入としては失敗に終わったそうです。 『スーパーマンリターンズ』 スーパーマンシリーズのリメイクであり、続編という、今までに無かったタイプです。 オリジナルの精神を反映させる事に心血を注いだだけあって、評価も高く、ヒットしました。 続編も決定しています。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 これらと逆の事象が知りたくて質問いたしました。

noname#180131
noname#180131
回答No.2

いまや伝説的な存在となった、1968年製作のホラー映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(監督:ジョージ・A・ロメロ)は、日本では劇場未公開でした。その後、1990年にトム・サヴィーニのリメイク版が公開されて話題となり、今ではDVDも発売されています。大ヒット作「ゾンビ」の原点となった作品です。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 この話は聞いたことがあります。ただゾンビ系は苦手なので余り関心が無かったのですが、かなりエポックメイキングな事象なのですね。

  • goonobaka
  • ベストアンサー率26% (73/277)
回答No.1

『Shall We Dance?』 プロットやカット割などが日本版(リメイク元)からかなり忠実に再現されていて、邦画も捨てたモンじゃないと再評価されました。

sapporolove
質問者

お礼

有難うございました。 確かに、ハリウッドでリメイクされるということで話題になりましたね。

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