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セルDVDので4:3版なのにTV放送でワイド版?
先日キューブリックの「シャイニング」と「フルメタルジャケット」のDVDを購入しました。 どちらの作品もDVDには4:3形式の映像で収録されていたのですが、先ほどCS放送を見ているとどちらの映画もワイド版が放送されていました。 4:3版に比べて横に広がっているのか上下が狭くなっているのかは検証できませんでした。 映画であることを考えるとワイド版がオリジナルな気がするのですが、セルDVDとして販売されているのにオリジナルの映像対比でなく別バージョンの4:3が収録されているということがあるのでしょうか? それともこの2作品は4:3がオリジナルでワイド版が別バージョンなのでしょうか? 映画に詳しい方、よろしくお願いいたします。
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DVDが全盛の昨今ではワイドが主流ですが当時はテレビのサイズに合わせて4:3にトリミングしたものをビデオ化するのが一般的でした。理由はいくつかあります。当時は家庭のテレビサイズが小さいので16:9のようなシネマスコープサイズで見る場合、相当小さな画面になるので横長に部分をカットして中央部を残し大きく見せる。テレビ映画としては特に困らないのでそういう放映をしていました。レンタルビデオなども同じ理由から両サイドカットしたものを販売やレンタルしていました。一部マニアがオリジナルサイズを見たいなど特に要望が多いものについては(例えばスターウォーズなど)の作品は後からシネマースコープサイズのレーザーディスクなどが販売されたりするようになりました。中にはブラックレインの用にビスタサイズを標準に製作され、ビスタサイズの上下をトリミングする形でワイド化された作品もあります。同じ映画でもディレクターズカットなど後でカットされた部分が追加されたり、ゴッドファーザーファーザー特別版のように1,2の構成を時間軸にあわせて全く単品作品とは違う流れに再編集された作品もあります。商業ベースの関係でどれがオリジナルかと決められないのは消費者としては悲しいですが映画は監督の持ち物ですので仕方がないのかもしれませんね。
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- isoiso0423
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はっきりと憶えていないのですが、各作品が映画館以外で二次使用されるに際して、スクリーンサイズは使用目的毎に細かく契約されていたと思います。 どちらの作品も劇場公開時は1:1.66~1:1.85(ヨーロッパとアメリカの上映方式の違い)でした。 これがTV地上波ならばこの比率、ビデオグラムはこれで、衛星波(存命時にはまだ一般的でなかったように思いますけど)はこれと、監督がそれぞれ指示していたのではないでしょうか? (普通は制作会社やプロデューサーに権利が行くのでキューブリックくらいの監督じゃないとこんな契約は出来ないでしょうけど) また米盤の「シャイニング」は142分のオリジナル収録だったと思います。 http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=HOR2107 もともとが映画館の大きなスクリーンで見ることを前提に作られているので、「それ以外とは差別化したい」という”こだわり”から来ているんでしょうけど、今となってはファン泣かせですよねぇ。
お礼
なるほど、権利関係も絡んでくるんですね、たいしたことなさそうでも難しい問題なんですねー。。 見る側としてはDVDがでるだけマシと思うべきなんですかね。。 ありがとうございました^^
お礼
なるほど~当時としてはこれが普通だったのですねー そういえば昔はレンタルビデオで普通に4:3で見ていた気がします。 オリジナルサイズじゃないのは残念ですねーCS放送を録画しておいた方がいいですね。 ありがとうございました^^