設備設計してます。
子供の頃、私も同じように発想しました。エアコンの排熱でお湯沸かせないかとか、クルマの排気で直流発電出来ないかとか、とにかくエネルギーの回収率を上げる工夫を色々考えました。
大人になって企業に勤めてから、二次的なエネルギーはどこまで使うのが経済的か、ということを考えるようになりました。
エコキュートの室外機の排気からは相当な冷風が出ますから、これをエアコンのような機器に回せれば冷房が可能です。ただしこれはあくまで二次的な利用となってしまいます。
一次的な利用はエネルギーをどのような形に変換するか、ある程度自由に決める事が出来ますが、二次的な利用は一次的な利用において余剰・不用分として産出されたものを使う、という点で、一次的な利用を妨げない事が大前提になります。自由にはならないという事です。
そうすると今度は、二次的な利用をするための機器に、どれくらいの経済的効果を期待するかの話になります。これは往々にして、人工衛星や南極の発電所など特異な例を別にすると、二次的利用を行わない方が経済的、という結論が出てきます。
エコキュートの冷風の冷気を回収して応用するためにかかるコストの総額は、エアコンを新設して一次的に利用するよりも高額になる、という事です。
一応、試験的には試みられています。エコキュートの室外機に似た物を使って、蓄熱を行うユニットと蓄冷を行うユニットへそれぞれ供給して、蓄熱ユニットは湯沸し、蓄冷ユニットはエアコンに使うというシステムです。
蓄冷エアコンは業務用では既にありますので、それとエコキュートを併せたようなものですね。そのうち商品化されると思います。
ご質問のケースは個人的にやってみたい、という事だと思います。ダクトを引っ張れば出来るとは思いますが、エコキュートの効率を下げず、ある程度長期間実用出来るものを作るのは大変でしょうね。アイディアとしては面白いと思いますよ。
お礼
いやいやありましたね 形を変えてはいますが廃エネルギーの有効利用の意味ではまさにぴったり そうか! 逆の発送をすればよかったね エアコンの冷房時の排熱を貯湯に使えばいいのか
補足
途中で切れちゃったんで、つづき 加えて質問のとおり逆の場合があればいいですね 吸い込み側に外気とLDK、吐き出し側にも外気とLDKに切り替えられる切替弁なるものをつければいけるかも?と思ったんですけどね