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産んであげられなかった子が夢に出てきます

水子供養の仕方…というより、皆さんのご意見をお聞きしたくて質問をたてます。 私には現在、子供が3人(中学生と小学生)います。 7~8年前に4人目を妊娠したのですが、経済的な理由などで産むのをあきらめました。 最近になって子供たちに「実はもう一人弟か妹がいたんだよ」と話したところ 長女が「ああ、きっとその子だ。よく夢に出てくるよ。」と話してくれました。 長女の話では「7歳くらいの女の子で、顔が下の弟にそっくりなのですぐにわかった。 昔からよく夢に出てきて、いつもその子が迷子になって泣いてる夢だった。」 というのです。 下の弟も「俺も昨日、みつあみの女の子がうつむいて泣いてる夢を見た。」 といっていました。 うちは姉弟3人がとても仲が良いので、仲間に入りたくて 母の私ではなく子供たちの夢に出てきたのかな~と思うのですが 迷子になって泣いているというのがとても気になります。 今まで水子の供養というのはしていません。 その子の魂が、行くべき場所 (というのがどういうところなのか、具体的にはわかりませんが・・・) に行けなくて、迷っているんだとしたら やはりきちんと供養してあげるべきなのでしょうか? でも私としては、産んではあげられなかったけど、家族として迎えてあげたいという気持ちがあります。 今朝もこの話を家族でしていて、名前がないと話しがしにくいなと思い 家族みんなで考えて名前を付けてあげました。 そうしたら今日一日、なんだかとても嬉しくて、本当に子供が生まれてくるような ウキウキした気分になりました。長女もそうだったみたいです。 子供たちの部屋にお花やお線香などをお供えして居場所を作ってあげればいいのでしょうか? それともやはりきちんと供養すべきでしょうか? 皆さまの幅広いご意見をお聞きしたいと思います。

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  • ベストアンサー
  • sgm
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回答No.3

曹洞宗の僧侶です。  人の心は、自分が存在している世界を丸ごとまとめて理解したい、という欲求を持っています。そのため、ややもすると、実際には関連のない事柄を関係があるかのように結びつけてしまいがちです。  お子さんが夢でご覧になったという女の子は「4人目のお子さん」ではありません。お姉さんが見た女の子の顔が「下の弟にそっくり」なのは、人は自分がみた夢の解釈する時に、既知の情報をもとにディテイルを再構成するためで、「後から考えてみると、顔が下の弟に似ているように思えた」という事です。  また、弟さんが夢で見たという「うつむいて泣いているみつあみの女の子」も4人目のお子さんではないですし、お姉さんが夢で見た7歳くらいの女の子とも関係がありません。たまたま御兄弟で似たような夢を見たか、その場の雰囲気で自分も同じような夢を見たような気がした、という事です。これは、下の弟さんが嘘をついているという事ではありません。人の記憶というものは、誰でもかなり無意識に脚色してしまっているものです。事実とは違う内容を本人が頭から信じ込んでいるという事は、誰でもよくある事です。  4人目のお子さんが「行くべき場所に行けなくて、迷っている」というような事はありません。  迷うのは今生に生きている人の方です。  失礼ながら「産んではあげられなかったけど、家族として迎えてあげたいという気持ちがあります」というhitoetsugiさんの言葉には、命を軽くみた傲慢さのようなものを感じてしまいます。  4人目のお子さんにとっては、普通に産んでもらって、普通に家族、兄弟に加えてもらう事が一番良かったのであって、それをしなかったにも関わらず、7年も経ってから夢の話であれこれ言われたり、自分では聞く事も話す事もできない「名前」を勝手に付けられたりというのは、何か自分をタネに遊ばれているようで、ご本人には迷惑なのではないでしょうか。  「子供たちの部屋にお花やお線香などをお供えして居場所を作って」あげる事で気が済むのであれば、そうすれば良いでしょうが、それを今後、ずっと続けて行けるのでしょうか。子供は成長して、進学、就職、結婚、独立、と様々な人生の節目を迎えます。親はそのつど、してあげられる事をしてあげるわけですが、4人目のお子さんにはどのような事をしてあげられるのでしょうか。  全国には、成人前に亡くなった子供の霊のために年回忌のほかに元服の儀式を行ったり、結婚式を行ったりする風習を残している地域があります。結婚せずに亡くなった子供のために、お寺や神社に花嫁・花婿人形や婚礼衣裳を新調して奉納するという習慣も各地にあります。そのような事を、今後、ずっとやって行かれるのでしょうか。「家族として迎えたい」というのは、そういう事でしょうか。  そうでなく、子供部屋にお花や線香を飾って居場所を作ってあげたような気になる、というだけであれば、おそらく半年程でやらなくなるのではないでしょうか。人の気持ちは変わりやすいものです。  祭事産業としてみた「水子供養」は、いろいろ胡散臭い面もありますが、親の心に区切りをつけるという点で、意味のあることと思います。 しかし、もう7年も経っているのですから、ことさらどこかのお寺を訪ねて、そのためだけに法要をして頂く事はとくにお勧めしません。  他のご先祖さまの法事の時や、毎月毎日のお仏壇のお参りの時などに、hitoetsugiさんの胸の内で一緒にお参りされれば良いのではないでしょうか。  人の霊に転生というものがあるとすれば、4人目のお子さんの霊は、とっくに他の家庭の子供に転生して可愛がられて生活をしているはずです。そのようにお考えになれば良いのではないでしょうか。

hitoetsugi
質問者

お礼

貴重なご意見、ありがとうございました。 >失礼ながら「産んではあげられなかったけど、家族として迎えてあげたいという気持ちがあります」というhitoetsugiさんの言葉には、命を軽くみた傲慢さのようなものを感じてしまいます。 母として、自分の子供たちを幸せにしてあげたいという思いが強くあり、 それは「母」ならば当然の事だと思うのですが 自分から手放してしまった子にそれを思うのは まさしく傲慢そのものなのですね。 言われてみてよくわかりました。 自分自身、なにか迷いがあったとは思っていませんが 今回の件で、こういったデリケートな内容の話を 思春期を迎える子供たちと一緒に話せたのは貴重な体験だったと思うし 家族の絆を深めることにも繋がったと思っています。 逆に、今まで7年間何もせずに来たのもこのためだったのかな、 というか、ともすればマイナス要因にもなりかねなかった事を プラスの方向に持ってこられたのかなとも思います。 sgmさまのご回答を読んで、自分が何をすべきなのかがよくわかりました。 私は、今の家族を大切にして、今現在の3人の子供たちを幸せにしなくちゃならないんですね! 今はとても満たされた気持ちです。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • amida3
  • ベストアンサー率58% (448/771)
回答No.2

坊さんです。 アドバイスとしては、まず、自分の家の宗教宗派をご主人又はご主人の親に確認する。さらに念のため菩提寺も確認する。 できれば菩提寺に、菩提寺が遠ければ菩提寺のアドバイスの元で近隣寺院を紹介してもらうか調べる。 先立ったご先祖と同様に法要を行う。必要に応じて戒名(法名・法号)を授かる。 間違っても、「水子供養」寺などそれを宣伝する怪しげな寺院には相談しない。 できれば、2~3万円程度のミニュチュアでよいので仏壇を設け、その宗派の本尊をお迎えする。さらにできれば、本家等から先祖代々の先立った方の戒名(法名・法号)も転記して持ってきて、その宗派に相応しいご安置をする。 仏壇のお世話と共に可能な限り法要も行う。 これで、4人目さんはご本尊と多くの先立たれたご先祖方と一緒で、丸くおさまると思います。

hitoetsugi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 菩提寺は近くにあり、毎年お盆とお彼岸にはお墓参りに行っております。 お寺には水子供養のための場所もあり、お墓参りに行く度に一度きちんとしないといけないかなぁと 思ってはおりました。 が、そうすることが私の望むことなのかどうか、心に引っかかるものがあり 今まで延び延びになってしまっていたのでした。 今回の夢騒動できちんと考える事ができ、家族と話し合う事もできたので いい機会になったと思っております。 貴重なご意見、ありがとうございました。

回答No.1

なくなった方が夢枕に立たれることはよくあるそうです。なにか話したいことがあったのかもしれませんね。 家族で話し合って名前を付けられたことは大変良いことだったと思います。それは、家族そろってそのお子さんを迎え入れることに決められたということですよね?気持ちの上でもそのお子さんの居場所を作ってあげたことになると思います。 そのお子さんも家族の一員になれたことで浮ばれたと思いますよ。 大事なのは忘れないでいてあげることです。 もう一歩踏み込んで、お寺に相談して戒名をもらい、供養してあげることもできますので、ご家族で相談してみてください。 取り急ぎ参考まで。

hitoetsugi
質問者

お礼

体調を崩していてお礼が遅くなり申し訳ありません。 親身になって考えていただいて、大変嬉しく思います。 今回の件では、「きちんと供養したほうがいいに決まっている」と頭では思いながらも、 「果たしてそれが本当に自分の望むことなのか」という納得のいかない思いがあったので みなさんからのご意見を伺おうと思った次第です。 balvenie12さんのご回答で、ほっこり優しい気持ちになれました。 ありがとうございました。

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