まず基本的なことですが、戦争は講和をもって終了します。湾岸戦争は平成3年の1月に発生して以来、講和を結んでいませんから終了していません。つまり戦争になるのではなく、戦争は継続しているのです。湾岸戦争は現在は停戦しているだけです。時々停戦違反が双方にありますけど。
停戦が今後破られる可能性は、今までどおりいくらでもあります。それを決めるのは米国にとって有利か不利かということに尽きます。諸外国の支持の取り付け、反米国家の動向、兵力の集中展開状況、天候気象、国内の支持などが決め手でしょう。しかしそれを米国は明かすことはありません。明かせば奇襲効果がなくなるからです。
原爆に限らず核兵器が使用される可能性は否定はできません。アメリカは核兵器については一切を明かさないことを基本政策としています。つまり核兵器の存在や使用の可否は明らかにしないのです。使うかもしれないし使わないかもしれない。これが最も抑止になるからです。つまり使う可能性は否定できないわけです。イラクが核兵器や生物、化学兵器を使用すればいつでも使用するでしょう。
日本は、すでに影響をうけているでしょう。日本は米国と同盟関係があり、また国連の旗印の下にいる限り、中立国とはなりえません。したがって日本は湾岸戦争の参戦国です。だいたい朝鮮戦争だって終わっていないのですし、日本は朝鮮国連軍とのあいだに地位協定がありますから、立派に52年間戦争中なのですよ。
お礼
回答あり月ございます。 朝鮮戦争が終わっていないというのにはびっくりしてしまいました。