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顔真卿の字は初心者が学ぶのに適していない?
表題とおりなのですがどうなのでしょうか。誰にも適当であると思われるようなものがありましたら具体的に御教示いただければ幸いです。
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臨書してみて、しっくりこないのなら別のものをお選びになればいいのではないかと思いますが…。(とりあえず顔真卿が出てくるのですから、本当の「初学者」ということではないんですよね?もしそうなら、学校の書道のテキストのような、きちんとした字画が追いかけられるようなもののほうが適しているということになるのでしょう) 私は書について教えるのも教わるのもプロではありませんが、「多宝塔碑」で臨書したりしてます。筆法のみ学んでもしようがない部分が大きいようには感じますね。そういうこともあって、一般的な順番としては「三大家」などよりは後回しにするほうがいいということになるのかもしれません。 書のお手本としてどうか、というのとは別次元のことかも知れませんが、そういう部分を取り去って「お手本としてだけ考えたらどうか」というのも難しい話のような気がしますね。
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- katzenauge
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kaitara1さんがどの点に迷われているのかはかりかねますが、誰にでもうまいと思われる字を書くために書を学ぶだけであれば、欧陽詢の楷書や王義之の行書など端正な字が学習対象となると思います。 確かに顔真卿の文字(多宝塔碑などの楷書)は独特の特徴がありますので嫌う方もいますが、初心者とはいっても1-2年の経験があり筆法の基礎を身に着けている方なら学ぶ価値は高いと思います。この字の力強さに惹かれるのであれば、ぐっと深く近づいてみると得られるものが多いはずです。 また行書については、祭姪稿や争座位稿など学習の基本といわれるものがありますので、顔真卿を避けて通ることは難しいのではないでしょうか。
お礼
分かりやすくご説明をいただきありがとうございます。あらためて自分なりに取り組んでみたいと思います。
お礼
大変含蓄のあるご教示をいただいて感謝申し上げます。私なりに努力してみたいと思います。