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血管に空気が入るとどうなるの?
血管に空気が入って気泡ができるとまずいと聞きますが, なぜなんでしょうか? 御教授ください.
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- ginzamiyukimens
- ベストアンサー率100% (1/1)
どうも、めがねいぬです。 理由の一つは、血液中の血小板は空気に触れると凝固します。 血液が固まり血管をふさぐと、そこから先に血液が流れなくなります。 それが毛細血管程度であれば、新しく血管が作られますのでよいのですが、脳や心臓を栄養している血管で起きると生命にかかわります。
- shigatsu
- ベストアンサー率26% (511/1924)
人体でまったく同じとは思えないですが、車の燃料パイプとか、ブレーキオイルのパイプなどで、温度が上がりすぎると気泡が発生し、それが原因で内部の液体が流れなくなってしまうベイパーロック現象があります。 多分教習所で習うと思います。
- voice
- ベストアンサー率63% (51/80)
どれだけの空気がどこから入ったかによって違ってきますが、主に問題になるのは手術中 に頚部や胸部付近の静脈から空気が吸い込まれた場合です。手術中は体位の関係上、頚部 や胸部の静脈は陰圧になっていることが多く、もしその部分の静脈を傷つけてしまうと 一気に大量の空気が静脈に吸い込まれてしまいます。 さて、吸い込まれた大量の空気は心臓の右心系に入り、そこから肺に向かう肺動脈へと 流れ込みますが、問題はここです。広い右心室から狭い肺動脈へ一気に大量の空気が流入 するため、肺動脈で空気塞栓(=空気が血管に詰まって、血液が流れなくなること)が できてしまい、肺胞毛細血管まで血液が行けなくなってしまいます。その結果、肺胞での 酸素・二酸化炭素の交換(=呼吸)がうまくできなくなり、最悪の場合は急性循環障害で 死亡にいたることもあります。 ただし、これはそれなりに大量の空気が流れ込んだときの話で、点滴や注射でちょっぴり 空気が静脈に入ってしまう程度なら問題ありません。少量の場合はそのまま血液に溶け 込んでしまうか、微少な気泡となって肺胞から排出されます。