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肺気胸状態での全身麻酔手術で起こりうる合併症
先日、うちの母のS状結腸癌がみつかり 来週手術を受けることになりました。 それに際して、絶食状態になるということで 鎖骨のあたりに針を刺して、高タンパク質の点滴を受ける ことになったのですが。 その処置を、担当医がうまくできなかったらしく というのも、母親は数年前に乳癌の手術を受け 右の乳房を切除し、あばら骨もわかる程薄い状態になっているせいもあり、そういった次第で、失敗して 肺に穴があく=肺気胸状態になってしまったと、翌日説明を聞きました。(高タンパク質の点滴は、他の医師の手でうまくいったと聞いた)それで現在、呼吸がうまくできない状態なので、いわゆる人工呼吸器のようなものをつけられているのですが・・・ 全身麻酔では、循環器機能が停止するゆえ、健康な人間でも合併症を起こす可能性があるという、説明書を昨日、病院でもらって少々不安になってきました。 担当医も、その時もいなくてすぐに説明も聞けなかったのですが・・・ 元来、医療知識もなく、不安な気持ちの書きこみゆえ ちょっと文章が、言葉足らずになっているかもしれませんが、回答よろしくお願いいたします。
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気胸を起こして使っているのなら「人工呼吸器」というよりは「持続吸引のための機械」ではないかと思うのですが・・ 普通に「片肺」でも麻酔をかけ手術をします。気胸をおこした肺を無視したとしても片肺の機能はあるわけですから。確かに気胸が完治していない状態というのは呼吸状態(挿管して管理は人為的に行いますが)は普通よりは安定させにくいです。しかし吸引して肺を拡げた状態にしておけば、十分にその分の機能も見込める状態です。ですから手術をする/麻酔をかけることそのものには技術的にはなんら問題はないのです。 そもそも麻酔の専門医がするのでしょうし。 健康な人間でも問題が起こる事はあります。手術というのは必要のない人間には行わないんです。しなければそれ以外のリスクが迫ってくる人にのみ選択される方法なんです。その部分は十分に承知しておくべきです。 IVHの穿刺で気胸を起こすことは教科書にも書かれているリスクの1つです。ほかに動脈の穿刺などもあります。熟練者がするのはもちろん大切ですが、一定率は起こるべきものです。(一般論。私は未経験だけれどねぇ)
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- yamahaseca
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あくまで一般論ですが(お母様の病状を直接診察したわけではありませんので)、このような場合、 (1)気胸の原因が、病的なものではなく中心静脈刺入時のものである(針も細いので、穴もそう大きくないと思われる)。 (2)すでに胸腔ドレーンが挿入されている(と思われる)。 (3)手術の対象となる疾患が悪性疾患で、できるだけ早期の手術が望まれる。 などの理由から、予定通り全身麻酔下に手術が行われる物とおもいます。 そもそも、1さんがおっしゃる通り鎖骨下からの中心静脈カテーテル留置には気胸のリスクが伴うわけで、それを見越して普通は手術の充分前か手術後にその管を挿入いたします。麻酔中に気胸になると危険ですが、すでに気胸である事が分かっているのなら対応ができるというわけです。 何より、病的な原因による気胸の手術だって全身麻酔で行われるわけですから、すでに分かっている気胸の存在自体はそれほど大きな麻酔のリスクにはならないと思います。 >全身麻酔では、循環器機能が停止する というわけではなく(心臓手術の場合を除く)、そういう事もある、ということです。 >健康な人間でも合併症を起こす可能性がある は、全身麻酔に限らず、およそ全ての医療行為に言える事だと思います。 手術、麻酔が(一般的に)安全と言い切れる訳ではありませんし、それ故「絶対大丈夫、安全ですからご安心下さい」等とは口が裂けても言えませんが、麻酔のリスクに限ればそれほど心配をなさる事はないのでは?と考えます(ただし、これは麻酔の専門家が麻酔を担当する場合です。外科の先生が片手間で麻酔をかけるような時は、話が全く別です・・・・)。
お礼
ていねいな回答、ありがとうございました。 麻酔科医から術前に説明も受け 気胸に関しては、なんら問題なく 全身麻酔をして、 昨日、無事S状結腸がんの手術を終え、 術後の状態も良好です(^^ 今回のことに関して、(気胸状態になったこと) 担当医から、せめて術前の不安をなくしてしまうだけの 説明を受けたかったのですが 担当医と私の時間が合わなかったのか、 その他・・う~ん(^~^;)という感じです。。 まあ、いろいろ、よい勉強をさせていただいたと 流していきたいと思います。
- Tomy-expo
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気胸が完治しないうちは手術はあり得ないと思います。そんな状態の全身麻酔は、麻酔科の先生がOKしないと思いますし・・・ したがって、手術日の延期ということになるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 他の方のコメントのように、 うちの母親の手術は緊急を要するものであり、 気胸といっても、針の穴程度のもののようでした。
お礼
わかりやすく、早い回答ありがとうございました。