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コトバ???
元の佐屋って言葉どんな意味でしょうか? 元佐屋とも聞きました。
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こんにちは。 No1さんのご回答でお判りになったと思いますが、詳しく説明させて下さいね。 「元の鞘に収まる」の意味は、刀がそのために作られた元々の鞘に収まることが もっともいいのだ、ということからきており、「本来、あるべきところに帰る」と いう意味として使われるようになったのですね。 ではなぜ、こうした言葉が使われるようになったかといえば、江戸も末期に近づくと、 武士もだんだん食べて行くことが難しくなり、とりわけ禄高の少ない下級武士や浪人は 、貧困にあえぎ傘張りなどのアルバイトに精を出すようにもなります。 それでも食えない武士は、刀身だけは武士の魂として持ち、鞘だけを売る者、また逆に 鞘は格好をつけるために身に付けておき、刀身を売る者などが出てきます。 刀身は柄で留めてある目貫(めぬき)を外すと刀身が抜けます。 名のある刀(銘刀)は刀身だけでも高く売れますから、刀身だけ売って同僚などに知ら れている柄と鞘は腰に挿していたのです。刀身はもちろん竹光なのですね。 鞘はもともとただ一振りの刀身のために作られたものであり、「元の鞘に収まった」姿 こそ、本来の刀のあるべき姿なのです。 この意味から、ご夫婦が喧嘩別れしたのち、仲直りした時もこの「元の鞘に収まる」と いう言葉が使われるのですが、男が刀身で女が鞘と考えると何か意味深ですね。^^;
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noname#39170
回答No.1
正解『元の鞘』 ――の鞘(さや)に収ま・る いったん仲たがいしたものが、再びもとの間柄に戻る。