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中国
もしかして的外れな質問かもしれませんが教えてください。 現在ニュースなどで中国が急成長していて、マグロや他の食品が高くなるのは中国が大量消費しているからとか聞きますが、このまま中国の国民が豊かになっていって、日本と変わらない感じになった場合どのような影響が考えられるのでしょうか? まあ文化も違うので日本とは同じ感じにはならないと思いますが、どんな未来になるのか、日本はどうなっていくのか、気になります。
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私は、外国が豊かになったら日本は損をするといった、 生存競争的な捉え方が広まることを懸念しています。 中国が豊かになれば世界が飢える・・・果たしてどうでしょうか。 企業の競争から類推すれば、このように考えやすいのでしょうけれど、 世界経済は、奪い合いではなく、総量が増えるものです。 中国が豊かになれば日本も豊かになるということも、ありえます。 中世までは、国の中でも、領主など一部の層だけが豊かな生活を送り、 庶民はそんな生活を送ることはできない、 食うや食わずの生活を耐えるのが運命だと考えられませんでした。 飢饉が起これば大量の餓死者が出て、 現在のような人口を養えるとはとても考えられませんでした。 しかし、現在では先進国の中ではみんなが昔よりもずっと豊かになれました。 飢饉が起こっても餓死者はほとんど出ません。 経済が進み技術が進んでいけば、多くの人口が豊かになれます。 同じことは、世界にも適応不可能なわけではありません。 ■中国はまだ貧しい 急速に発展しているとはいっても、中国はまだまだ貧しいです。 実際に中国の農村を訪れてみれば分かるかとは思いますが、 冷蔵庫や洗濯機がない家庭がありきたりです。 3.4億人が、1日2ドル未満(つまり月で約7000円未満)で生活しています。 中国の生活水準が日本と変わらない程にまでなるとしたら、 少なくても30年以上、長ければ、今生きている人の大半が死んだ後です。 ■物価は上がるか いくつかのカテゴリーでは物価が上がっています。 その一方で、いくつかのカテゴリーでは物価が下降します。 ですから、局所で捉えれば、物価が上がると報道することもできますが、 別の局所では、物価が下がるとも報道することができます。 中国脅威論が最終的な目的であれば、 物価が下がれば中国の安い製品が流入したと言う一方で、 物価が上がれば中国のせいで価格が釣り上がったとも言うでしょう。 しかし最初から原因を決め付けず、分析して考える必要があります。 現在、総合的に見れば、日本の物価はほとんど上がっていません。 ・資源 資源関連は、確かに需要が高まります。 化石燃料や金属・木材の消費は増えます。 しかし、再生可能な資源を開発すれば、乗り切ることは可能です。 一度捨てたものがリサイクルされて循環するようになれば、 地球全てが豊かになっても大丈夫です。 資源の価格が上がるほど、再生資材の採算性が高くなります。 だから、一定以上になると価格上昇は抑えられます。 ただし、地球温暖化のような分野では注意する必要があります。 中国は環境面でもっと努力する必要があるとは私も痛感しています。 ・工業製品 工業製品は大量生産した方が安くなります。 知識産業ではさらにその傾向が強いです。 この観点では、途上国が豊かになるほど先進国の人々は利益を得るでしょう。 消費者が増えることで、多様なニーズに合った製品も開発されるようになります。 また中国は、廉価な加工部分は吸収する一方で、 ハイテク部品や高級素材を日本から大量に輸入するようになったため、 日本の産業はハイテク製品を開発する方向に向かいました。 一方で、中国の人件費自体は確かに年間1割以上も急上昇しており、 人民元のレートも上がり、中国も輸出産業への優遇措置を停止してきてますから、 いくつかの製品の値段は上がることはあるかもしれません。 ただし、中国の工場でも効率は年々上がっていること、 中国内陸やベトナムなどもっと人件費の安い土地に移転できることも 考慮に入れる必要があります。 ・食料価格 現時点では、日本の食料物価指数はそれほど上がっていません。 ただし、アメリカ・EU・中国では上がっています。 参照:http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2007/0820/824.html それが、中国・インドの消費のためか、アメリカのバイオ燃料のためか、 環境破壊のためかは、色々な説明ができるかもしれません。 途上国が豊かになれば、確かに消費量は増えます。 しかし、多くの途上国の農業は効率的ではありません。 投資を行って技術を改善すればもっと生産できる状況にあります。 ロシアやウクライナには肥沃な土地は広大に存在しますし、 南米・北米でも、食料価格が高くなればもっと増産するでしょう。 ■未来 未来になにが起こるかを確実に言うことはできません。 今までに多くの評論家が未来を予想してきましたが、悉く外れています。 中国の高度成長がそれほど順調に続くかどうかも分かりません。 続くと断言はできませんが、続かないとも断言できません。 中国の経済が混乱すれば、日本にも混乱が伝わってひどいことになるかもしれません。 イギリスの産業革命がヨーロッパ大陸に伝わったように、 東アジアがヨーロッパのような大きい交流を持つようになるかもしれません。 中国が豊かになれば交流が増え、日本語や中国語を学ぶ人が増えるでしょう。 日本には様々な中国のカルチャーが流入するでしょうし、 中国にも大々的に日本のカルチャー・ライフスタイルが流入するでしょう。 企業の活動は東アジアを単位として行われるようになり、 経済的な一体化はますます進行するかもしれません。 二大国となる米中間の綱引きの影響を受け、 外交には苦労するかもしれません。 日中間の対立は、今よりは緩和することが可能だと信じたいですが、 社会不満の捌け口となっている面もあり、 短期間には完全に歩み寄ることはできないかもしれません。
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- omeger
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>でも中国が農業などで(あんまりよくわかりませんが)米などを >安いからって日本が輸入して日本の米が売れなくなって、お茶も >中国からの輸入で日本の農家のお茶も昔は高く買われていたが、 >今は安いようなことを聞きますが(まあ最近は日本の米が見直さ >れただかなんとか・・・中国でも富裕層に日本の米を売っている >など)もし中国の農業が活発になって技術も工夫されていったら >日本の農業は衰退していくばっかりなんでしょうか? >跡継ぎ問題もあると思いますが・・・。 #3です。大変長い駄文で失礼しています。 私は農業のことを詳しく知るわけではないので大したことはいえないのですが、 報道には局所だけをセンセーショナルに報道する傾向があり、 もっと様々な視点から考えていかなければいけないかと思っております。 ■経済か農業か 認識的な食い違いが大きい議論かと思います。 経済上では、農業が衰退しても他の産業が発展するならばOKということになります。 新潟産コシヒカリと亀山産液晶の地理上の価値は区別されません。 農業人口が減って(他の産業に回った方が)日本は発展するかというと、 経済的にはイエスになってしまうのです。 計算していくと、その方が「豊か」になります。 もちろん、 (1)職を失うのは嫌な農家 (2)国産食品に満足感を見出す消費者 (3)外国産(中国産)は健康上信頼できない消費者 (4)自給率を安全保障上の観点から考える政府 (5)地元の田園が荒廃する移り変わりを嘆く人々 といった意見も考慮しなければいけません。 だから、上のような説明では納得しない人が多いでしょう。 ただ、経済が発展するほど農業は相対的には衰退するものです。 現在では第一次産業(農林水産業)は国内総生産(GDP)の1.3%に過ぎません。 日本の99%は農業以外で成り立っています。 農業が衰退したら国が衰退するのかというと、 これには反論も成り立ちます。 そんなこんなで、なかなか価値観を1つに束ねるわけにはいかない面もあります。 ■農業の中でも様々 農作物の輸入が進むといっても、作物によって依存度に大きい違いがあります。 トウモロコシの国産は0%、大豆の国産は5%位です。これらはアメリカ大陸から渡ってきます。向こうは1人当たりの農地面積が大きいので、豊かになっても安い価格で生産できます。 ・コメの貿易問題 コメは、現在までのところ、ほとんど国産です。しかし大きい問題を抱えます。輸入が少なかったのは保護貿易のためであり、大きい内外価格差があります。実効の関税率はコメが490%~700%、砂糖が270%、コンニャクが990%と言われます。 現在、農業関税の大幅切り下げ、農業補助金の非合法化をめぐって、アメリカ・EU・ブラジルを初め世界が大きくもめています(WTOドーハラウンド問題)。成り行き次第では、日本の農業は大きい打撃を受けるかもしれません。地域としても、サトウキビが貿易開放されることは、サトウキビを地元産業としてきた沖縄の人にとっては大きい問題です。ですから、農業の生産性を上げ、失業する農業人口を救済するという対策は必要になります。 ・中国も穀物に悩む ただし、コメを含む穀物は、中国にとっても得意な分野ではなかったりします。中国は1人当たりの農地面積が狭いため、経済上のコストメリットは小さいです。水資源を消費することで中国の経済発展を阻害している面もあります。次第に、穀物の南北アメリカ、オーストラリア、東南アジアなどからの輸入を増やしています。中国が豊かになった時には、中国では採算上コメを作らなくなっているかもしれません。 日本がコメを輸入するとしたら、中国よりも、東南アジア、北米などが主要な輸入元になるかもしれません。安全保障上の観点で考えるとしても、自給率だけではなく、輸入元を分散させることも重要です。 ・野菜の問題 生鮮野菜は、輸送コストや保持コストがかさむため、アメリカやオーストラリアからはなかなか輸入できません。そのため地理的に近い中国からの輸入が多いです。しかし、全く同じ理由で、国産でも競争力のある分野です。依然として国産が8割を占めています。農作物といっても生鮮野菜は穀物と違ってローカルな分野です。将来も存続できるかと私は思っています。 ・健康の問題 中国で製品の抜き打ちの品質検査をやったら、 凄まじい不合格率が出てくることはよくあります。 (ただ外国向けの品質検査とは国内とは別に行われる) 他の途上国でも似た傾向はあるかもしれませんが、このあたりの事情は厳しいです。 中国では、当局が禁止しているはずの農薬が出回っていたり、 実験中の遺伝子組み換え米が、安全検査の終える前に 市場に漏れて出したというような管理の不備はよく指摘されます。 水質汚濁が激しく、これにも良い印象は持ちづらいです。 出来上がった野菜を見ても安全か危険かは区別はしづらいため、 消費者は中国産というとネガティブイメージを抱いているとは思います。 これが国産を求める主要な要因であるはずです。 他方で、農作物の健康問題は疫学上どれくらい重要かには議論の余地はあります。 先進国では農薬が生活習慣病に与えているリスクは極めて小さいとされ、 有機野菜ブームはマスメディアが主導している面もあります。 実際に調査したら、外国でも栄養分の豊富な土地の方が 健康に良い結果が出てきたりする可能性もなきにしもあらずです。 中国で出回る汚染食品自体は擁護できませんが、 外国産=悪とまでとは言えないかと私は思っております。 建設的に考えるならば、中国の環境面に対しては、 日本からもアピールしていくことが、中国人のためにもなるかもしれません。 (A)国内農産物の国産率 米 91.3% その他の穀物 3.9% 野菜 79.2% 果実 38.4% 肉類 56.1% 鶏卵 95.3% 魚介類 42.8% 油脂類 69.2% 飲用乳 100.0% 乳製品 46.0% ※国産率:トンベース、(国内生産量-輸入量)÷(国内生産量+輸出量-輸入量) (出所:農林水産省「平成18年度食料需給表」を元に作成) (B)品目別の輸入相手国 肉類 7576億円(オーストラリア30.5% アメリカ19.4% デンマーク11.6% カナダ11.5% ブラジル9.8% ・・・ ★中国0.1%) 魚介類 1兆2594億円(★中国14.3% アメリカ11.0% ロシア9.0% チリ8.3%) 穀物・加工穀物 5884億円(米国70.7% オーストラリア10.4% カナダ8.8% ★中国3.3%) コーヒー・茶・香辛料 1519億円(ブラジル19.7% コロンビア16.3% ★中国12.8% インドネシア8.0%) 加工食品 2兆0003億円(アメリカ26.4% ★中国25.9% タイ8.8% フランス7.9%) その他の動植物生産品 3809億円(アメリカ23.8% オーストラリア14.8% ★中国10.1% タイ6.8%) 野菜・果実類 4824億円(★中国31.4% アメリカ24.2% フィリピン14.5% ニュージーランド6.0%) (出所:ジェトロ貿易統計データベース)
お礼
お返事遅くなり申し訳ありません。 すごく詳しいのですね。 確かにあまりテレビに惑わされてはいけませんね。 どうもニュースなどでやっていると鵜呑みにしてしまいます・・。 自分で調べて納得しないと危険ですよね。 >周りの消費者は中国産というとネガティブイメージを抱いているとは思います。 友人や職場の人と話していてもテレビの影響で中国産の食品は買わないという方が多いですね。 >農業人口が減って(他の産業に回った方が)日本は発展するかというと、 経済的にはイエスになってしまうのです。 計算していくと、その方が「豊か」になります。 これはちょっとショックでした。実は自分の家が農家なんです・・・。 こんなに教えてくださっているのに回答が簡単で申し訳ないです・・・。 この質問でいろいろ教えてくださり大変勉強になりました。 私が見ているのは本当に入り口のほんの少しで、そこだけしか見えていないのに決め付けてしまっていたなーと思いました。 でも結構そんな人も多いのだろうなとも思いました。 ちょっと友人にも話してみますね!本当に詳しくありがとうございました。
- sakuoo
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私は日本に6年間生活している中国人です。 まず日本人は中国の成長にたいして、すごく不安だと思います、しかし中国の成長とともに日本人の生活も大きく変わりましたと思います。 中国の経済発展により、日本が中国から輸入するものが多くなりました、日本の国民にとってはやっとより安くより丈夫なものを手に入りました。日本人の身の回りに中国製のものが山ほどあります、もし日中の間になにが大きな問題たとえば戦争なだなことが起きましたら、きっと損にするのは日本国内の人々ですよね、これは間違いないでしょう? 日本人はなぜ中国の成長、経済でも軍事でもそんな神経質みたいに心配しているの?やはり 中国は強すぎると自分がいる場所なくなると思いでわないか?私はそう思います。 そして、日本人特に日本の若者たちは危機感がないです、ただ毎日関心するのは遊びとか今日のパチンコとか、こんなことしか感心してない。逆に中国の人たちは毎日関心するのは国家の安定、自分の仕事の安定。日本は豊しすぎ。一般人は正社員じゃなくても パートでもアルバイトでもきっと生活できるでしょ? ま 自分の日本語はあんまり良くないのに、こんなわけ分からないことを書きました! ども すみませんでした!
お礼
その通りです! 不安ですよやっぱり。でも確かに日本には中国製の製品が溢れているので、もしも中国から輸入されなくなったら・・・・と思うとゾッとしますよね。 最近MADE IN CHINA以外のものもよく見かけるようになってきましたが、今自分が使っているマウスも中国製です。 若者達はどんなことを考えているんでしょうね。 私は今28ですが、20くらいの人って恋愛や遊び、勉強の事くらいですかね?中には考えている人もいると思いますが中国の方に比べたらその差は大きいのですね。 でも日本の国家もな~と思ってしまいますが・・・。 日本は豊かが当たり前でそのありがたさに鈍感なんでしょうね。 病気してみて健康のありがたさがわかるように、無くなってみないとわからないんでしょうね。働いてなくても生活できる人はできますからね・・・。 いやいや日本語上手ですよ。すごいです。 お返事ありがとうございました。
すでに影響は出始めていますが、日本における低価格製品の大半を占めていた中国製品が それなりの値段にあがってきます。当然、生活の物価が上がります。 それと、日本の高度経済成長期と同じことが、さらに早いペースで中国で起こっています。 この夏の日本全国で起こった光化学スモッグの原因は中国からの飛来物であろうと言われています。 公害の輸出もまだまだ続くどころかひどくなるでしょうね。 日本のおたくは衣料品の安い中国ではコスプレマニアの大増殖を産んでいます。とテレビでやってました。 あんまり関係ないですが。
お礼
ほとんどMade in China ですよね。それがすでに値段が上がってきているのですか。 何でも高い世の中になってしまうんでしょうか。 最近日本国内のなかでも貧富の差が激しくなっているみたいですが、中国も大きく発展している事で、中国にも貧富の差が大きいのでしょうね。でもあんな人口の国が皆豊かになっていったら、どんな影響がどこに起こるのかを考えたら不安です。 日本は自分達が築いてきた技術を中国に教えて自分で自分の首を絞めてるみたいと昔思いましたが、それもしょうがないことなんですかね・・・。工場なども人件費の安い向こうに多く作って、日本は働けなくなる人が出てくるとか聞きましたがそれは過去の話なんですか? >この夏の日本全国で起こった光化学スモッグの原因は中国からの飛来物であろうと言われています。 そうです。これをテレビで見て不安になった要因の一つです。 黄砂もすごかったです。これが公害だったら・・・なんて考えてゾッとしました。魚にも影響ありそうですよね。 おたくは住みやすいかもしれませんね。 お返事ありがとうございました。
- pluto003
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これは中国に限った事ではなく、多くの途上国が経済に尽力し始めたことや食物をエネルギー資源化する動きであったり、狂牛病問題に端を発した職の安全問題なども関わっています。その中での最大要因は中国ではあります。 まず、中国とインドを比べるとわかりやすいのですが、インドは民主主義の国であり民意によって政治が左右されるので、中国とは違いそのスピードは遅いです。そこに来て中国は一党独裁の国なので一度方向性が定まり動き出すと急速な変化をもたらします。良い方向へも悪い方向へも大きく動くのが中国のような独裁国家といってもよいでしょう。 次にアメリカが環境問題とエネルギー安全保障問題などとの兼ね合いから、トウモロコシを燃料化する技術や産業に大幅な補助金をつけるという動きをとりはじめました。この事によって大豆畑やその他の作物の畑がトウモロコシ畑に変わり、食料の値上がりにつながっています。これまで食料の市場とエネルギー資源の市場は、関わりの低い存在でしたが、この食物を燃やしてエネルギーにするという事を米国が押し進めたため食料の値上がりにつながっています。 三つ目として食のグローバル化というか、世界各国が日本人のように多様な食物を口にするようになった事です。ヨーロッパではこの切っ掛けとなったのが狂牛病問題だと言われています。これまで例えば東京のように和洋折衷メキシカン アジアン ヨーロピアン と多様な飲食店がならぶ都市は非常にめずらしく、またそれらが大衆化しているというとてもめずらしい存在でありました。しかし現在では世界の多くの都市でこの現象が見られるようになりました。中国韓国などは日本をモデルに経済発展をとげているため多くの近代日本文化の影響からそのようなかたちになっていますし、更には他のアジアの国々へ、そしてアジア自体が巨大な市場として世界から注目されているため更にそれらが波及しています。 輸送技術の発達、IT技術の発達によって、劇的な物流革命が起こりました。グローバル化は世界の潮流であり止まる事はないでしょう。恐らく世界の都市はすべて似たり寄ったりの存在になって行くでしょう。グローバル化の最大限つまらないのはこれです。みなが似たり寄ったりになります。なので江戸文化のような新たなオリジナリティあふれる文化が発生する事はもうないでしょう。 これからは東京もニューヨークも北京も同じで、丸ごと一つの都市だと考えられるような状況になって行くでしょう。日本国内の交通の不便な田舎に行くより、上海に行く方が時間的に速くつきますし、都市での活動には利便性、合理化が求められるため、必然として似たり寄ったりになって行く事でしょう。
お礼
あまり本も読まないためか、うまく自分の頭の中を文章にしてうまく説明できないのですが、(頭も悪い為) インドもつい最近まで、日本にはまだ侍がいると思っているアメリカ人のような感じで自分も、発展途上国なんだろうと思っていましたが医療やITの分野でめざましい発展を遂げているのですよね? 医療費も安い為、アメリカのようなバカ高い国の人がインドで手術するような事をテレビで見ました。 燃料の件もアマゾンでは森林を破壊して燃料になるサトウキビだったか何かの畑にしていて、それが年々増えていっているそうです。 なんだか温暖化を止めようとしているんだか、進ませているんだかわからないですね。 日本が多様な食物を食べているように、他の国も同じだと思っていました。そうなると日本で手に入れやすかったものが手に入りにくくなり、さらに値上がりするって事ですね。 文明が発展していくのは大変に楽でいいことですが、いろんな問題も出てくるんですね。中国はすごい人口なので影響がどこにどんな風にでるのか、なんだか怖いな・・と思うのですが。 いろんな知らないことを詳しく教えてくれてありがとうございます。私の言葉のボキャブラリーが貧困な為、簡単な返事で申し訳ないですが一応頭の中ではいろいろ考えていますので(汗) どこの国も違う文化だからこそ魅力ですが似たり寄ったりになったら海外旅行もつまんないのですかね。 中国は海外旅行も最近大勢の方がいけるようになって更に富裕層が増えていったら海外はアジア人だらけなんでしょうか。 お返事ありがとうございました。
お礼
そうなんですね。私は逆に日本が豊かになるなんて思いもしませんでした。 中国が豊かになれば、それに伴って物価も上昇していくのかなーと漠然とですが考えていました。 中国ではまだ貧しい方が多いのはなんとなくわかっていましたが、昔の日本も自分達の親が子供の頃はテレビも自動車も一家に一台なんて時代ではなかったですもんね。 それが50年足らずで一家に一台どころか、自動車が必要不可欠な地域では一家に4台あってもおかしくないですよね。 まあ自分達が生きてるときにはさほど影響は無いにせよ、自分達の子供達が(まだ結婚もしていませんが)大きくなったときに苦労する世の中にはなっていて欲しくないなーと思います。 物価も自分が買い物に行くスーパーも原料の値上げに伴い今まで工夫して商品の値段を上げることは避けてきたがいよいよ避けられなくなってきたので、値上げにご了承くださいと書かれており、 会社でも使う原料の値上げや、ガソリンの値上げによる運送費の値上げなど、上がってばっかりじゃん!!と思っていましたので物価が下がっているものもあるなんて知りませんでした。 資源も心配でしたが、大丈夫なんですね。リサイクルが大切ですね。 地球温暖化は本当に心配です。ちょっと昔は30度を越えると「ええーーー!!温度計壊れてんじゃない?」という感じでしたがいまや34度は当たり前ですよね。 それに地球温暖化ってこれからいくら止めようとしても、もう止められなくて400年後には地球は住めなくなるなんて聞きましたが・・・。 でも中国が農業などで(あんまりよくわかりませんが)米などを安いからって日本が輸入して日本の米が売れなくなって、お茶も中国からの輸入で日本の農家のお茶も昔は高く買われていたが、今は安いようなことを聞きますが(まあ最近は日本の米が見直されただかなんとか・・・中国でも富裕層に日本の米を売っているなど)もし中国の農業が活発になって技術も工夫されていったら日本の農業は衰退していくばっかりなんでしょうか? 跡継ぎ問題もあると思いますが・・・。 確かに未来なんて誰にもわかりませんよね。 詳しくお返事ありがとうございます。 大変勉強になりました。