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ME-50で空間系エフェクトだけ使う方法
- ME-50のマスターボリュームを調整しても、音量のバラつきが解消されない場合、空間系のコンパクトエフェクトを追加する方法があります。
- 空間系のコンパクトエフェクトはボリューム調整ができないため、ME-50の音量を変えずにエフェクトだけON/OFFすることが可能です。
- 空間系のコンパクトエフェクトを使用することで、自分なりの音作りがしやすくなり、演奏時の音量のバラつきも解消できます。
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- X100
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ども。 とりあえず、今の認識で 「歪み系=コンパクト 、 空間系=マルチ」 にしてしまうと、さらにマズイことになりそうなので 私的見解から、アドバイスを。 ※ひょっとしたら既に熟知している内容かもしれない 基本的な事項です。 確認の意味も含めて基本から☆ ____________________________ ここでは、空間系を「ディレイ」、 モジュレーション系を「コーラス」 のみで説明します。 あくまで説明の簡略化です。 ____________________________ 例として、パッチで作成する音色を 1 オーバードライブ(歪み) + リバーブ 2 「1」のパッチにコーラスを足したもの(ソロ用など) 3 「1」のパッチにディレイを足したもの(別パターンバッキング) 4 クリーン系の(1~3とは別モノの)音色 としたとします。 1で音量や基本の音色を作って、2の音色を作る場合、 「コーラスを足しただけで音量が上がる」 ということに気がついていますか? これはコーラスの高音域部分が顕著に聞こえてくること が主な原因ですが、かなりトレブリーな音色になる傾向が あります。 コーラスを足す場合には、EQ調整をした後、音量バランスを 確認する必要があります。 1で音量や基本の音色を作って、3の音色を作る場合は もっと分かりやすいのですが 「ディレイの残響音分、単純に音量が上がる」 ことに気がついていますか? これはアンプを通した音を確認しても分かりますが、 ライブの場合、ミキサーを通して聞くとさらに顕著です。 同時に、ディレイで音色を作る場合、Hi-CUTは使っていますか? 通常、デジタル系のディレイのフィードバックが大きい場合、 トレブル成分(高音域成分)は非常に耳に残りやすく 音量が必要以上に上がりやすくなります。 ディレイ音の4~6kHz帯をカットすると、バランスが とりやすいので覚えておくと良いかも知れませんね。 ___________________________ ここまでで分かると思いますが、 歪系をコンパクトで作って、空間系をマルチで 作ってしまうと、パッチを切り替えるたびに、 歪系コンパクトの「VOL調整」が必要になる可能性が 非常に高くなります。(バランス調整のために。。。) マルチで音色作成を完結すれば、全体のバランスを 非常にとりやすいので、「コダワリの歪系コンパクト」 を使用する場合を除いたら、マルチで作りきる方が 初心者~中級者は、より完成度の高い音色が作れると思います。 最後に「4」の「クリーン系音色」を作る場合。 BOSS系のマルチもそうですが、クリーン系の音色は 歪系の音色より、音量を上げることが難しいです。 歪系は、ある程度GAINとVOLで音量調整が取れますが、 クリーン系はGAINを上げると、サウンドキャラクターそのもの が崩れてしまうからです。 作業的には、「クリーン系で音色を作りこんでから、歪系を作る」 方が、全体のバランスをとりやすいです。 ※作りこんだ「クリーン系の音色の音量」を常に気にしながら 歪系のサウンドを(GAINとVOLを調整しながら)作りこむ方が ぜんぜん楽ですから。 いかがでしょう。 ボクも超初心者の時、ME-10と格闘しながら自分なりに やりやすい方法を考えていったときに、上記のことに 気がつきました。 最後に、サウンドメイクではやっぱり「EQの設定」が 非常に重要になると思います。 EQの設定はいろいろ考えながら進めてがんばってみてください。
- yamame17gou
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追伸:再確認はされたのでしょうか? 設定メモを採って置き反省等を込めて更新して行き機器の使いこなしを極めて行くことが基本です。 レベル設定の他、ペダル、GtのVR、奏法等、PA屋さんには解からない事情があり、それは奏者のみが支配していることです。 経験を積めばば出音レベルの指摘など受けない設定、VRコントロール が出来る様になります。
- kenta58e2
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現在アマチュアではありますが、ライブハウス等のPAをやったりしている者です。 ME-50そのものについては知識豊富ではないし、エフェクターについてはNo.2の方がとても詳しい回答をされているところですが、PA経験者の立場で言えば、アマチュアライブのリハで「音量がバラバラだ」と指摘されるということは、PAオペレータの腕にもよりますが、少なくともそのPAオペレータが調整に悩んで思わず口に出すほど、相当の音量差があったんだろうと思います。 というのは、アマチュアバンドでギターがなかなか適正な音量を維持できないということ自体は、PA屋からすれば実は大変当たり前のことで、そこをうまく調整するのがPA屋の責務であり醍醐味でもあるのです。とはいっても、やはり限度というものはあるので、指摘せざるを得ない状況だったんだろうなと思います。 PA側にとってもある種「永遠の命題」であるのが、歪み系の切り替えでして、通常、他の設定や要因が、ほぼ同条件であれば、クリーン→歪みになると、音量は下がります。 ところが、PAでは普通ギターアンプからマイクを介して集音しますが、上のような歪み切り替えに伴う音量低下が有った時、マイクはきちんと下がった音量で集音するのに、ステージ上のギターアンプの音が、ギタリストが聞いた感じほとんど音量変化がない…ということが良くあります。 原因は、例えば ・ギターアンプは、ある意味、歪み音を実際より大きく感じさせるように設計されている(しかし、PAの機器はそうではない) ・リハーサルスタジオやライブハウスの多くは、ギタリストの耳とギターアンプの位置や高さが適切な関係でない(下方や斜め方向から聞いている)ので、ギタリストには音量差が小さく感じられる。 ・人間誰しも「好きな音は大きく、嫌いな音は小さく」聞こえるというような『耳の錯覚』があり、ギタリストがその錯覚により音量を正しく評価できないことがある ・ライブハウスなどで、使い慣れないギターアンプを使わざるを得ない場合など、ギタリストがそのアンプの「音量の相場観」を知らないので、音量変化を過大や過小に見積もってしまう。 等々ですが、これ以外にも様々な要素があり、なかなか一筋縄ではいきません。 そこで、もし、今回の音量の問題が、質問者の方の、これら「耳の誤差、錯覚」に基づくものであれば、エフェクターをコンパクトに変えても、同じ問題に直面すると思います。 では対策ですが、少なくとも、耳をギターアンプのスピーカと同じ位置(高さ)に持って行き、クリーンでも歪みでもコーラスでも、そのステージで使うすべてのエフェクト音を、『全く同じ耳の位置で』聞き比べ、個々の設定の音量を微調整するよう心がけると、それだけでかなり音量差はマシになるはずです。また、これは事前に家やリハスタで行ってもあまり意味はなく、当日リハできっちり行わないといけません。 ただ、少ないリハ時間で素早く調整するには訓練が必要。そのためには、家庭やバンド練習の際に、「音量調整の練習」も演奏技術の一環として行っておく方がよいです。 少なくとも「自分で調整したつもりでも、かなり乱れていた」ということは間違いないわけですから、エフェクターを変えることは良いですが、「乱れない調整をする」という方向性も、忘れてはならないポイントです。
ME-50の内蔵エフェクトについても、通常のコンパクトエフェクターと同様、モジュレーション系や空間系のエフェクトには直接的に音量を左右するパラメータはないはずです。おそらく、モジュレーション系や空間系に関しては、ドライ/ウェットのミックスバランスの調整はあるとしても、音を直接増幅するような機構がないものが主流で、入力の音量が最大音量となるケースが主だと思います。歪みのようなドライブ系のエフェクターや、イコライザーなどでは入力よりも出力が過大になることがあるためレベル調整が必要になりますが、モジュレーション系・空間系ではレベル調整は不要なことも多いでしょう。 ですので、モジュレーション系や空間系エフェクトの部分で直接的に音量を左右することは、基本的にはできないと捉えて差し支えないと思います。どうしても音量調整をしたいというのであれば、それこそME-50のマスターボリュームで調整するしかないでしょう。 ただ、音量がバラバラになる原因としては、歪みのon/offによるクリーントーンと歪みとの音量差がうまくレベル調整されていないことが最も大きいと思います。パッチごとに歪みの加減が違うようなケースで、音量のバランスが取れていないことを指摘されたのであれば、まずは歪みの部分でのレベル調整をきちんとやり直してみるのが妥当だと思います。特に、クリーントーンと歪みをオンにした時との音量のバランスが整うように、パッチを設定する時に歪み部分のレベルのパラメータを突き詰めてみるのが良いでしょう。 歪みエフェクトに関しては、それを歪みの生成部分として利用する場合、GainやDriveで入力の増幅度合いを決めた後、Levelでその歪みエフェクトをon/offした時に音量差が出にくくなるように絞るのがセオリーです。これは、マルチエフェクターの歪みエフェクトでも同様といえるでしょう。実際にアンプから音を出しながら、歪みエフェクトのon/offで大きな音量差が感じられないくらいになるまで、levelのパラメータを詰め直してみることをお勧めします。 なお、その時には、鳴らす弦の本数のバランスなども併せて考慮するのが良いでしょう。歪みの時には特に、弦を1本だけ鳴らした時の音量と6本すべて鳴らした時の音量には隔たりが出ると思います。弦を1本だけ鳴らしてon/offの音量差がないように調整しても、それでコードを弾いたりした場合にはバランスが大きく崩れてしまうこともありえます。ですので、levelを決める時には、実用的な音をアンプから出しながら、それらの音量差が埋まるように合わせていくことをお勧めします。例えば、クリーントーンではコードバッキングを想定して5~6本の弦を鳴らし、歪みではパワーコードのバッキングを意識して2~3本の弦を鳴らしてあわせるなど、実際的な配慮を入れてパラメータをセットするのも良いでしょう。マルチエフェクターでソロ用の歪みのパッチであれば、少しブーストすることを意識して、弦1本でクリーントーンのコード弾きとバランスするようなレベル調整にしても良いかも知れません。 音量のバランスを取る上では、きちんとした共通の基準を設けてセッティングを確認する必要があります。その上では、クリーントーンの音量を基準にして、それと比較しながらバランスを取るのが確実だと思います。 なお、歪みのレベル調整についても、またマスターボリュームのパッチ間の調整についても、セッティングする時には実際にアンプにつないだ上で、スピーカーと耳の高さを合わせて、音を出しながら確認するのが良いと思います。ME-50は直接ヘッドフォンをつないで音を聞くということも可能ですが、実地を意識してバランス調整をするのであれば、アンプが関わる要素を含めて、より実地に近付ける意味で、アンプからの音を聞いて確認するようにするのがより良いと思いますよ。また、アンプの音を聞く上では、コンボアンプなどのように足元から間接的に上がってくる音を聞くのではなく、スピーカーと耳の高さを揃えて直接スピーカーの正面で音を聞くのがより妥当といえます。 もう一つ蛇足ですが、私は今ではコンパクトエフェクターでエフェクトシステムを構築していますが、以前はマルチエフェクターを使っていたことがあり、一時期ME-50を利用していました。また、今のシステムに移行する過渡期に、ご質問にあるように、歪み系をコンパクト、モジュレーション系や空間系をME-50というシステムを考えて試してみたことがあります。そのときの経験上では、ME-50は入力で変に圧縮がかかってしまい、コンパクト単体で音を作った時と比べると、ME-50を通すだけでもだいぶ音が変わってしまうような印象を受けました。ごく個人的な評価ですが、ME-50はどちらかというとそれ単体で音を完結させるのに向くマルチエフェクターだと思います。歪み系コンパクトを前段につないで使用するには、あまり向かないかも知れません。 参考になれば。
- yamame17gou
- ベストアンサー率39% (701/1764)
初ライブのリハで指摘を受けて自分の認識、処置はどうだったのでしょうか? もし指摘が当たっていたなら設定確認が甘かっただけです! 次に備え精度を高めて行く、その繰り返しで熟達します。