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シャッター同調スピードについて

教えてください。 x接点の同調スピードはカメラごとにまちまちですが、同調スピードとは、何を元に定義されているのでしょうか? 例えば、 ・先幕または後幕の走行スピード? ・後幕への走行指令のタイムラグ? ・カメラ自体の電気的な処理速度? よろしくお願いします。

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noname#56774
noname#56774
回答No.2

先幕が完全に開き切ってから後幕が動き出すのがシンクロスピードの限界ですから 定義されると言うより「幕の移動速度」と「移動距離」によって決定されると言ったほうがいいです。 「幕の移動速度」は純粋に機械的なものです。移動速度が早ければ早いだけシンクロスピードも早くできます。 電子シャッターであっても、最終的にシャッター幕を動かすのは機械ですから。 その中には走行指令のタイムラグもあるかもしれません。 電気的な処理速度も電子シャッターでは関係するかもしれません。 が、そうした事が定義通りに動かない場合がありますから 決定するのは移動速度を制御する機械部分の精度と言ってもいいかもしれません。 「移動距離」は、撮影サイズが決まっている場合では「横走り」と「縦走り」で差がつきます。 横走りの場合は移動距離が36ミリ以上、縦走りの場合は移動距離が24ミリ以上ですから、 縦走りシャッターのほうが有利です。

TsYs
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 幕速度に大きく関係するようですね。 ちなみにAPS-C機のD40は電子・機械シャッターで1/500秒 D200が1/250秒 この違いは先幕の有無ってことですかね?

その他の回答 (5)

noname#56774
noname#56774
回答No.6

No.2です。 D200は電子制御の機械式シャッターですから、露光時間=シャッター幕の開閉時間ですが、 D40はCCDシャッターですから、露光時間はシャッター幕の開閉時間に依存しません。 つまり、D40ではシャッター幕はCCDを遮光しているだけで シャッター速度(=露出時間)はCCDへの通電時間で調整しています。 露出までの順序でいくと D200は「CCDへの通電」→「先幕の走行」→(露出)→「後幕の走行」→「CCDへの通電遮断」となりますが D40では「先幕の走行」→「CCDへの通電」→(露出)→「CCDへの通電遮断」→「後幕の走行」となります。 ですから、D40のシャッター幕の走行時間は他の機械式シャッターと比較すれば遅いし 開いている時間も長いと思います。 その長い全開時間の中で同調させればいいのですから同調速度も早くできます。 極端な話では遮光の問題を無視すればシャッター幕はなくてもいいのですから (まるでコンパクトデジカメの世界です)、 CCDへの通電とフラッシュへの発光指示が完璧に行えれば同調速度はもっと早くできます。 現在の同調速度はシャッター側の問題ではなく、フラッシュの発光時間の限度なのではないでしょうか。 ● 話はそれちゃいますが(笑)、 ハイスピードシンクロと言うのは、 シャッター幕が動き始める前から閉じたあとまで ずっとフラッシュが発光している状態です。 つまり、高速シャッターでは定常光と同じようなものです。

TsYs
質問者

お礼

と言うことは、いくら同調スピードが早くても、シャッター切ってからのタイムラグが長いと言う事ですね。 ありがとう御座いました。

  • bardfish
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回答No.5

#3です。 >ちなみにAPS-C機のD40は電子・機械シャッターで1/500秒 これは電子式シャッター併用だから出来る技です。 機械式シャッターは1/250で開いていても、CCDから信号を読み取る時間は1/500と考えて良いでしょう。 ※電子式シャッターとはCCDシャッターとも呼ばれていてコンデジで一般時に使われているシャッターです。

TsYs
質問者

お礼

度々の回答ありがとうございます。

  • foobar
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回答No.4

同調速度1/250sあたりから、ストロボの発光時間も考える必要が出てきます。 先膜が開ききって、ストロボ発光開始ー終了したのちに、後膜が横切り始めるようにしないと、ストロボの光の一部を後膜がさえぎるようになります。 小型ストロボ(GN32@IS100クラス)では、フル発光したときの発光時間が数百分の1秒程度なので、このあたりも制約になっているように思います。 (たとえば1/500sの発光時間のストロボまでカバーしようとすると、1/250sの同調速度を実現するためには、シャッター先膜が1/500s以内に開ききる必要があります。)

TsYs
質問者

お礼

回答ありがとう御座います。 話はそれちゃいますが、ニコンのスピードライトだとFPハイスピードシンクロで同調スピード~1/8000秒まで可能ってなっていますが、これって先幕が動き出してから後幕が閉じるまで発光してるって事なんでしょうか?

  • bardfish
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回答No.3

カメラ雑誌CAPA 8月号を探して読んでみましょう。シャッターの動作について説明が書かれています。 因みに、シャッター幕の動作速度は秒速約8.9メートルらしいです。 1/8,000秒のシャッタースピードの場合スリット幅は1ミリメートル。と書かれています。 ※フラッグシップと呼ばれているカメラの場合のようです。 APS-C機の場合、シャッター幕は縦走りなので上から下まで幕が移動するのに必要な時間は1.74ミリ秒。シャッター速度換算で約1/570秒。それ以上の高速シャッターの時に先幕が走行中に後幕の走行が始まります。 それ以下のシャッタースピードの場合、ストロボ撮影では撮像面が全て開放されていることになります。 そうしないとシャッター幕の影が写りますからね。 X接点の同調スピードは1/200か1/250が殆どですが、低価格機ほど同調速度は遅くなっています。 同調速度は幕速度の半分ほどですが、これは各種タイムラグを考えてのことでしょう。

TsYs
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 No2でも書きましたが、幕速度に大きく関係するようですね。 ちなみにAPS-C機のD40は電子・機械シャッターで1/500秒 D200が1/250秒 この違いは先幕の有無ってことですかね?

  • foobar
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回答No.1

フォーカルプレーンシャッターでは、シャッターが(ある一定時間)全開にできるシャッター速度で決まります。(シャッター速度が速い(露出時間が短い)ところでは、前幕と後膜でできるスリットが移動して露光するようになるので。) 関係が深いのは、幕の走行距離(走行方向)、幕の速度でしょう。 レンズシャッターでは、シャッターの開き始めからフィルムや撮像素子全面に露光できるので、全速同調が可能になっています。(ただし、シャッター速度が速く、全開になるまでの時間が無視できないような状況では、別の制約がでますが)

TsYs
質問者

お礼

早速の回答ありがとう御座います。 幕速度の関係何ですね。 と言うことは、幕の走行速度は、x=1/250秒で35mmフィルムの場合だと24×3600/4000=21.6km/hということですね 意外とゆっくりなんですね

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