美術品売却はオークションより交換会のほうが良いのでしょうか。

質問

父から１０年ほど前に相続した美術品（絵画と陶器数点ずつで６００-７００万円相当と言われました）を所有しております。景気が回復してきましたので、売却によい時期かと思い銀座の画廊で大手のオークションでの売却を相談しましたところ、最近は美術商同士の交換会のほうがよい値がつくことが多いといわれました。

　しかし、素人としては、一般の方と美術商の方がともに参加する大きなオークションのほうが、買い手が多いだけよい値がつきやすい気がします。（また、美術商の方だけの交換会では談合のような問題も生じる可能性が有るような気もします）

　現在は、交換会のほうがオークションよりよい値がつきやすいのでしょうか。もし詳しい方がおられましたらアドバイスをいただければ幸いです。

回答No.1

damdamdam · ベストアンサー

結論から申しますと、どちらにもメリットとデミリットがあります。
まずオークションは一般相手ですので、競りあがれば高値での取引の可能性があります。
ただ、最近のオークションの傾向からするに、予想落札価格の設定が相場よりも安いです。（逆に言えば、安く設定するから売れるわけですが）特にＳオークションはその傾向が顕著です。
それともう一つの大きなデミリットは、不落札のリスクです。
売れ残った場合、その作品は返却されます。もしくは予想落札価格下値の半分、と言う値段でオークション会社に買ってもらう、という選択になります。こうなると大損ですし、一度人目に晒された作品は、交換会に出してもいい値がつきません。
交換会は良くも悪くも、相場で動きます。また、売れ残る、ということはありません。ただ若干先取りしますので、最近の傾向では将来への不安含めか、やや固めの相場で動いているようです。
談合のようなことも無いわけではありません。それは預ける業者の信頼性にかかっています。やろうと思えば、どんな方法でも出来るわけですから。
ちなみにその評価額はいつ頃の、誰によるものですか？
また、その相談された画廊とのご関係は？
それとご希望の支払い方法は？
それらによっても、状況はまた大分変わってきますよ。
何よりも慎重にされるのが一番ですよ。

お礼

お教えいただきありがとうございますm(__)m。

評価は一年半ほど前に銀座の（Ｓ？オークションの株主でもある）かなり名の通った画廊さんで出してもらったものです。

父が時々出入りしていたようですが、相続したものはそちらで買ったものかどうか不明です。私は今回はじめて訪ねました。

Ｓ？オークションは最近手数料を上げたそうですし、こちらに投稿させていただいてから少しインターネットで調べましたら、やや高額な作品の出品が減っていると言う噂も見ました。しかし、画廊さんからは、オークションに出品するならＳ？がよいと言われています。

支払方法は信頼できる相手ならば急ぎません。

一度人目に晒された作品は、交換会に出してもいい値がつかないと言うのは、怖いですね。どうしてそうなるのかがまた素人には分かりません・・・(-_-;)。交換会は、買い手の手数料がないと言うことも聞きましたので、その分業者さんとしては言い値をつけやすいかもしれませんね？？？。