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PAオペレーターにバンドからお願いするには
ライブの時にPAのオペレーターの方にバンドからの要望を伝えるのに どのようにするのが一番オペレーターにわかりやすく伝える事が出来ますか? 各パートへのエフェクトのかかり具合とか出音はどの様な感じにするとか色々と細かく伝えたいと思っています。 紙に書いて渡すのも方法だと思いますが、その場合に書き方とか様式などあればわかりやすく教えてください。 よろしくお願いします。 出来れば照明についても同様にお願いします。
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どういう場所でのライブか?とか、質問者の方のお立場によって、状況が変わってくるというタイプのご質問だと思います。 私はプロではなくアマチュアなんですが、そこそこ長らくいろいろな現場を見てきた限りでは、演奏者側からオペ側へ提出する規格化されたデータシートというものは、普通はないと思います。音響会社によって、またはライブハウスによって統一的なシートを作っているケースはありますが、知っている限りでは各々のローカルルールで作られており、かなり共通性があるのは、ステージ仕込み図の記号くらいだと思います。 また、照明も含めた細かいデータシートは、演奏者から提出して貰うものではなく、演奏者や主催者と打ち合わせしながらオペ側が作成するものでしたね。 エフェクトのかかり具合とか、出音の感じとかまでをオペ側で受けるケースは、主催者あるいはライブハウスが、イベントのメインか準メインとして(つまりギャラを出して)出演して貰うレベルの演奏者…つまりプロかセミプロに限られました。そういう演奏者なら、当日までにあらかじめミーティングが開かれ、要望のメモ書きや口頭での依頼を聞きながら、音響と照明のチーフスタッフが「じゃあ、こんな感じでいいですか?」みたいにまとめあげ、当日下っ端スタッフ(私とか(--; )に仕込みを指示し、リハで微調整していく…という段取りになります。そういう時のリハは、ゲネプロ的にほぼ全曲通しです。でないと、それこそエフェクトの具合とか、その時のモニターバランスとかが微調整できませんから。 ライブハウスなんかでは、特にギャラは出さないが、お客を呼べる超常連のアマチュアバンドだと、当日にごく短時間で、このような事前ミーティングをやることもありました。この場合は、ハウスのスタッフもそのバンドの曲名だけで、どんなイメージの曲でギターはどんな音で…なんてことを、もう既によく知っているわけで、「じゃあ今回はこれで行こう」だけで、当日はサウンドチェックリハたけでも、以心伝心で音が作れ照明が当てられるわけです。 話が長くなりましたが、質問者の方が出演の際、主催者に対して上に書いたようなお立場なら、曲順表や曲毎の希望をわかりやすくメモしたものを用意して、事前打ち合わせを要望すればかなえられると思います。 でも、そこまでのお立場ではなくて、さらに独演ではなく、他に対バンも多く出演するようなライブなら、No1.の方のおっしゃるとおりで、全体の基本立ち位置と、その立ち位置の入れ替わりがある曲(が何曲目か)、入れ替わった時のパートの立ち位置と使用アンプの関係くらいに対応するのが、PA席では限界です。 立ち位置変更とその時の使用アンプの関係は、PA側でも知っておきたいので、メモを渡しておくのは有効ですが、メモは十分事前に渡した上で、リハ番が来たらその部分を必ずリハすることです。特にボーカル交代やギターの持ち替えかある時などは、むしろ積極的にメモ渡しとリハで確認しておく方がよいですね。PA卓側は面倒くさそうにするかもしれませんが、態度はともあれ(まともなPA屋なら)重要性は解ってますから。 エフェクトの要望も、No.1の方がおっしゃるとおりで、そもそもギター音等をPA側でエフェクト処理するとなると、PA側でそれ相応の機材と専門要員を配置しないとできません。プロは、金出して専門家を配置しているからできるのです。普通のアマチュアステージでは、そんな準備は金銭的な面、準備時間的な面の双方から、まず無理ですね。 とにかく、PA屋の方も、どんな曲か(コピー曲であっても、実際にそのバンドはどう演奏するか)をあらかじめわかっていないと、PA側でエフェクト操作は無理なんです。プロでも事前打ち合わせと全曲通しリハが必要で、それができない場合は要望されても不可能ということをわかってあげて欲しいですね。 それよりも、ライブハウスなどで初めて使うようなアンプに出くわしても、それ相応にエフェクター設定を微調整して希望の音を出せるよう、研究をしていただくことの方が重要です。アンプの出音がそれ相応にエフェクトがかかっていれば、その音をそのまま客席に伝えることはPA屋の使命ですから。ライブ派のバンド活動なら、そのような機材調整技術も重要な演奏技術です。 照明のことは、私自身は経験がないですが、ライブハウスの場合はいくつか照明の定番パターンを持っていますので、リハ時間に余裕が有れば、「1曲目はAパターン主体で、2曲目はCパターンで」みたいな要望に応えてくれる場合はあります。これこそ、曲順表に使用パターンを付記したものを照明さんに渡せばやって貰えると思いますが、あまり細かいパターン変更をいきなり渡しても「無理」と言われると思います。 私の知っているライブハウスでは、1曲につき「基本はこれ・ソロで変更・あとは基本に戻す」くらいの対応が、6バンドくらい出るイベントでは、実際関の山でした。(最後のバンドは常連なので別格でしたが)
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- k_b_pa_mus
- ベストアンサー率53% (102/189)
PAや照明に要望を伝える事は、専属のオペレーターを抱える以外は、無理だと思ってください。 基本的には、PA屋さんのセンスに任せることになります。 楽器編成や人数は、最初から解っているとして。 PAのオペレーターは、リハ時にCUEシートに自分なりの注意事項をメモしています。 私がミキサーをする場合、 Vo.細→声が細い(声量が無い)のでEQで持ち上げリバーブやショートディレイ(デュアルボイス)で太く。 Hマイク→ハンドマイクで動き回るのでハウリング注意。 EGt.大→エレキギターの音が大きすぎるバンド。 Gt.S小→ギターソロとカッティグの音量調整が出来ないので、ソロパートで調整。 AGt.→マイク拾いのアコギが入るぞ。 Ba.チョ→スラップ奏法が入るので、EQに注意。 など等、自分だけしか判らないメモです。 反対にいうと、この程度ほどしか、要望に答えれないわけです。 最近は、マイクの管理が面倒なので、全てライン引きで、することもありますが、アンプを通して音を出す、ギター・ベース・キーボードの方は、No.1の回答の方の要望と同じく、自分のアンプから出る音に責任を持ってください。 又、バンドの音量バランスも練習スタジオで、しっかり取れるようにトレーニングしてください。 愚痴が増えましてすいません。 私は、現在演奏者側で楽しんでいます。
お礼
回答ありがとうございます。 ライブは何が起こるかわからない楽しさもありますが 最低限、良い音が客席に伝わって欲しいものですね。
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
紙に書いて渡せばいいですが、そこまで、ライブハウスのPAさんにそこまで細かい要求はできません。 ホントにやりたければ、(ライブハウスとの交渉が必要ですが)、自分でPAを雇うしかないです。
お礼
回答ありがとうございました。
- Evreux
- ベストアンサー率29% (225/774)
リハの時に細かいことを確認するのがいいですが、ないならば大雑把な要望にとどめておくのが良いと思います。 紙に書くのがいいです。口で言っただけじゃPAさんがパニックになりますw パートに関して、立ち位置とパートと使うアンプが対応するように説明してください。サイドギターがどうのこうのって言い方じゃ困ります。 あと、曲に関しては、二番のサビでどうのこうのって言い方では伝わりません。曲を知らないし、覚えるのも大変だし。 PAの立場としては、どうしてもって要望以外はPAに任せてほしいです。 エフェクトは、ボーカルのリバーブ以外は要望しないであげてください。 ギターにエフェクトどうのこうのって言われても難しいです。そういうのは自分たちの責任で頑張って下さい。 特にアンプを使うギター、ベースの場合、アンプからでる音に関してはPAのコントロールの範疇ではないことを意識してください。
お礼
ありがとうございます。 ボーカルに一瞬だけディレイをかけたりするのですが そのタイミングなどはなかなか伝え辛いですよね。 色々研究してみようと思います。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 詳しい回答ありがとうございます。 参考になりました。