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写真屋さんで、思う色合いが出せません。
デジタル一眼レフカメラで植物などを撮影しています。 そこまで詳しいわけではありません。 写真屋さんでプリントしてもらうとなかなか、現実に近い色が出ません。 付属のソフトを使って、PC上で、自分の思うように調整しても、 結局、写真屋さんでプリントする際に、違った色で出てしまいます。 こだわってらっしゃる方々は、どのようにされているのでしょうか? また、フィルムしかなかった時代はどのように色を出されていたのでしょうか?
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peace_noaさん こんばんは 色とは難しいもので、正確な色となると言葉で言い表すのが不可能な位表現が難しいですよね。したがって実際の植物を見た方しか現物の植物の色は解らないんです。したがってまずはpeace_noaさん自身で色調整する必要が有ります。 「PC上で、自分の思うように調整」との事ですが、これはモニターで色を見ながら調整する事になります。この時に必要な事はお使いのモニターが正しい色で表示される様に調整されているかが問題になります。PCは便利な道具で色々な使い方が出来る道具です。用途としては、私達のようにデジカメの画像をいじる等の「フルグラフィック・フルカラーを使う用途」と仕事で使う様なワープロやエクセル等の「フルグラフィックではなくて文字等を表示させる用途」に大まかに大別出来ます。どちらの用途が多いかと言うと断然「フルグラフィックではなくて文字等を表示させる用途」が多く、それもカラー表示と言うよりは「黒」での表示をさせる用途が多いそうです。したがってほぼ全てのモニターは「黒」をはっきりくっきり表示出来る設定で工場出荷(つまり販売状態の設定)されています。そう言う状態のモニター上で見た目正しく表示される様にレタッチしても、実際のデーターは正しい色になっていません。したがってまずはフルカラー状態が正しい色で表示出来るようにモニターの設定をしなければなりません。正確にするためにはモニター設定用のソフト等を使うのが一般的ですが簡易的には以下のHPを読まれて設定されると少しは違うと思います。 http://homepage2.nifty.com/B2ON/dc/mony.htm 正しい色調整が出来たモニターで思う様にレタッチされた画像を、モニター上に表示された色でプリントアウトするにはどうすかですよね。まずはモニターとプリンターの違いについて説明しましょう。モニターはRGBの「光の三原則」と言う方法で色を表示しています。プリンターはCMY(またはCMYK)の「色の三原則」と言う方法で色を表示しています。この様にモニターとプリンターの色の再現方方位が違う関係で買ったそのままの設定ではモニターとプリンターが同じ色でプリントアウトされる事はありません。したがってモニターに表示された通りの色をプリントアウト出来る用にプリンターの設定をしなければなりません。 正確に色調整されたモニターを使っている場合、多くのプリンタードライバーの推奨設定で、正しい色でプリントアウト出来なくてもほぼモニターで表示された色に近い色でプリントアウト出来るハズです。まずはそれを試されると良いでしょう。それでも気に入らない場合は、プリンターのプロファイルを設定する事になります。これは少し難しい話になりますから割愛します。 もしフォトショップをお持ちなら(または将来購入つもりなら)、フォトショップには「アドビガンマー」と言う便利なソフトが内蔵されています。このソフトを使ってモニター表示されている色とプリントされる色とを合わせるのものも方法です。 以上の事は、用語として「カラーマネージメントを合わせる」と言います。「カラーマネージメント」をキーワードにしてネット検索すれば、上記で説明した以上のもっと詳しい話が記載されたHPが沢山検索されます。そう言うHPを読まれるのも1つの方法です。 私達仕事でフルカラー・フルグラフィックデーターを扱っている人(私の場合はデジカメの画像データーと言う事になるのですが)は、カラーマネージメントを合わせるために30万円位の費用を使ってモニターの色やモニターとプリンターの色合わせ等の設定をしているんです。 ところで「写真屋さんでプリントする際に、違った色で出てしう」の件ですが、写真屋さんで使っているプリンターは業務用のプリンターで一般の方が買える様な低価格では有りませんよね。したがって手元に無い為、モニターの表示色とプリントアウトされる色との色合わせがほぼ不可能です。したがって写真屋さんでプリントする場合は、ご自身の希望の色に仕上がらないと考えた方が良いでしょう。それと一般の写真屋さんの場合は、写真(特にデジタル画像)の素人さんを対象にしている場合が殆どで、変な色合いに撮影された画像データーであっても少しでもまともに見える写真に仕上がる様にと言う意味合いでプリント時に補正をかけるのが一般的です。つまりレタッチをして色を調整したデーターをプリントしたい場合、補正かけられた結果として意図した色に仕上がらない場合も有ります。ですからプリント依頼する時に「補正なし」と指示しないと意図した色に仕上がりません。 それでも思った様な色に仕上がらない場合は、モニターとプリンターとの色合わせた合って無いためです。それは致し方ない事です。したがって色々な色のある画像を1度「補正なし」でプリントして、それを見ながら色補正をした画像を何回かプリントして試行錯誤しながら補正値を見つけると良いでしょう。後はモニター上で気に入った色で仕上た後、写真屋さん用の補正値を入れた補正にし直して写真屋さんでプリントすれば、より希望に近い色でプリントアウト出来ると思います。言ってしまえば数回試行錯誤して作った補正値は、先程説明した「アドビガンマー」の補正値みたいなものです。 フィルム時代は、まず何も指示無しにプリントします。そうしてプリントした原版を元に色見本で色の指示を出してAの部分はこの色・Bの部分はこの色になる様にプリント指示を出します。ただしフィルムからのプリントはデジタルと違って一部だけの色の変更は出来ず一部の色をいじったらそれに伴って他の部分も変更されてしまいますから、希望の色に近づく様に数枚プリントして頂いてその中からより希望に近い色合いで仕上がったプリントを選ぶようにしていました。 以上何かの参考になれば幸いです。色々勉強されて良い写真を作って下さいね。
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- kuma-gorou
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自分でレタッチ調整しても、DPE店では自動調整されてしまい無意味です。 自動調整されると言っても、お店のチューニングの仕方やオペレータのセンスによるところが大きいです。 2~3店試し、自分の要望を汲み取ってくれるお店を探して下さい。 自分でレタッチする場合は、キャリーブレーションで調整されたモニターを使い、色の統一基準となるカラープロファイルを埋め込み、このカラープロファイルでプリントも自前で行います。 結局、DPE店でのプリントは、無調整のデータで、もう少し赤を鮮やかにとか、明るめと言うような具体な指示で行う方が上手く行きます。
- mat983
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普通写真は機械焼きです。 それ以外は手焼きです。 その写真を持って、再度自分が希望する色を相談してください。例えば赤をもっと強調したいとか具体的に言います。 手焼きなら調整できます。 ただ、機械焼きに比べ高いです。
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