日米貿易摩擦(経済摩擦)において・・・
日米貿易摩擦(経済摩擦)において、(1)貯蓄優遇策、(2)公的部門の支出、(3)輸入拡大等が
主たる論点とされた背景を説明しなさい。
という問題なのですが、解答としては下記のような答え方であっていますか?わかる方教えてください。
日本の輸出は「集中豪雨的輸出」ともいわれ、相手国産業に大きなダメージを与える。その為に貿易問題は、政治問題化し日米貿易摩擦と呼ばれるようになった。日米間の貿易は、日本からの輸出が日米の輸出入の割合を比べると、多くなっているため、貿易黒字が大きい。
この背景として、日本人は貯蓄率が高いことがあげられる。貯蓄をするという行為は、逆に言えば消費をしないということでもある。その結果、日本国内で有効需要の不足が生じ、商品があまり売れなくなる。
加えて政府が財政再建政策をとると、国内で行き場を失った日本商品に輸出ドライブがかかり、これが貿易黒字を一層拡大させてしまう。すなわち、総供給=消費+投資+政府支出+(輸出-輸入) において、消費、政府支出の不足(=内需の不足)分を、輸出の増加によって補うことになるのである。
お礼
ありがとうございます。産業空洞化について調べていたところです。