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購入相談 ロードバイク ブランド別
現在MTBに乗っています。舗装道路しか走らず、スピードももっと出したいと思い、初 めてロードバイクの購入を考えています。 ・ほとんどが街乗り、平日は通勤片道10km。週末は郊外にでます。 ・長い距離でも60km/日くらいしか走ったことがありません。 ・購入後はもう少し長い距離やヒルクライムにも挑戦してみたいと思っています。 ・いまのところレースに出ることは考えてはいません。 ・タイミングとしては来春購入を考えています。 ・予算は完成車+シューズ+ヘルメットで30万円までで収めたいと思っています。 ・年齢は40代です。 今のところコルナゴがかっこいいな、くらいに思っていますが、知人から「コルナゴは乗 り味が堅いから長距離乗るには初心者向きではない」と言われました。 おすすめのメーカー、車種をお教え頂ければ助かります。 特にブランド別の特色というかイメージについて知りたいと思っています(コルナゴも含 めて)。 ちょっと回答範囲が広すぎる質問かも知れませんが、皆さまの主観で結構ですので解説・ アドバイスを頂ければ幸いです。
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> 年齢は40代です。 こんにちは、私も40代です。 > 予算は完成車+シューズ+ヘルメットで30万円までで収めたい シューズ&ペダルで2万円、ヘルメットで2万円見ておけば とりえず十分だと思います。完成車体予算が25万円前後ですね。 ひとつの参考として、こんなところが候補になってくる筈です。 http://www.81496.com/jouhou/road/nedanbetu2007/road2030.html http://www.cso.co.jp/bikeshop/content/road/004.html > おすすめのメーカー、車種をお教え頂ければ助かります。 ロードの場合、長距離での快適さやパワーの掛けやすさなど 全てを支配するのは「自分にあったポジションを出せるか?」です。 ですから、自分の会ったポジションを計っておくことが大事です。 ポジションを計ってくれるのはショップですから まずはメーカーや車種を吟味する前にショップを吟味することが大事です。 という大前提をまず置いておいて。 > 今のところコルナゴがかっこいいな 何を隠そう私もそんな感じで入ってきました。 ロードでカッコいいブランドというと 個人的にはやはりレースで活躍しているブランドだと思います。 特にツール・ド・フランスなどのメジャーなレースで活躍しているブランド。 その中で25万円前後でも性能と価格のバランスがとれている車種を出しているブランドというと 1)イタリアン・ブランド ・コルナゴ ・ピナレロ 2)アメリカン・ブランド ・トレック ・キャノンデール ・スペシャライズド 3)アジアン・ブランド ・ジャイアント あたりでしょうか。 イタリアを中心としたヨーロピアン・ブランドには 他にも推薦したいブランドが沢山あるのですが ヨーロッパ製は割高ですので25万円ですと価格的に厳しいのです。 その中で、コルナゴとピナレロはエントリーモデルを台湾生産にしたため アメリカンやアジアンと較べても価格競争力があります。 他のヨーロピアン・ブランドもこれからアジア生産を増やして 価格競争力を上げてくると思いますが まあ、現時点ではこの2ブランドを考えればイイでしょう。 ロードレーサーというのは、もともとヨーロッパ発祥のモノです。 その中でも老舗のひとつで、常にレースで活躍してきた (そして現在も活躍している)ブランドが1954年創業のコルナゴです。 90年代から台頭してきた米、亜ブランドに対抗し ロードレーサーの高級路線にいち早く着手したブランドでもあります。 このような背景から、よくフェラーリに例えられます。 実際フェラーリとの関連性が強いメーカーです。 このコルナゴのライバルが、1953年創業のピナレロです。 高級路線に乗り遅れたピナレロは先進化に走り、90年代に技術トレンドをリード 92年から97年までツール・ド・フランスで6連勝と圧倒的な強さを誇りました。 このピナレロの記録を破って99年から2005年まで7連勝を上げたのが 超人ランス・アームストロングが駆るアメリカのトレックです。 どちらかというと経験則に基づく職人的知見で開発してきたのがイタリアンですが (中でもコルナゴは経験型、ピナレロはひらめき型) ナイキ傘下で研究所を持ちコンピュータを駆使して開発してきたのがトレックです。 さらにトレックといえば優等生的、非常に堅実かつ確実なブランドイメージが強いと思います。 トレックのライバルがスペシャライズドとキャノンデールですが キャノンデールは独創性が強いブランドですね。 ツール・ド・フランスではトレックが目立ちましたが ツールにならぶメジャーレースであるジロ・デ・イタリアでは キャノンデールの活躍が目立っていたイメージがあります。 スペシャライズドはMTBでは有名だと思いますが ロードはこれからではないでしょうか。 トレックよりも先進性を好むブランド・イメージがあります。 (ちょっと頭デッカチというか、企画倒れな小物も多かったりする。) 今年からクイックステップという強いチームにバイクを供給しているので 今後目立ってくると思います。 最後に、ジャイアントですね。 現在、世界の自転車の最大の生産拠点は台湾なのですが 中でも最大のメーカーがジャイアントです。 実はトレックのエントリーバイクのOEM生産をやってきたメーカーだったりします。 台湾産のコルナゴも、実はココが作っています。 あちこちのメーカーの自転車をつくっているので いつのまにやらノウハウが溜まり、生産量も資材調達力も技術も No.1のブランドになってしまいました。 自転車は非常にコストパーフォーマンスが高く、非常に優等生です。 よくトヨタに例えられます。 > コルナゴは乗り味が堅いから バリバリのレースメーカーを長くやってきたので そういうバイクが多く、従ってそのようなイメージを持たれますが 現在は商品数が多いので、実はいろいろなタイプがあります。 ですので、上で挙げたイメージはあくまでイメージでしかありません。 トップモデルはそれぞれブランドイメージを濃厚に体現していますが http://www.cyclesports.jp/magazine/0604/index.html http://www.cyclestyle.net/special200612/ 25万円というゾーンは各社とも最も性格的にバラエティがあります。 11月にサイクルモードという日本最大の展示会が 幕張と大阪で開催されます。 試乗車も沢山用意されますので、ここで実際に乗って ご自身で体感されるべきだと思います。
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- j_nishiz
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ロードバイクの本場!はイタリア! その代表格がコルナゴ! 昔から高価なことで知られ、そのデザインの美しさ、ロゴマークの多さは多を圧倒します。購入された後の満足感は間違いないでしょう。 最近のイタ車は全般的に硬い傾向があります。 あと同価格帯のアメ車と比較すると重いです。というより最近のアメ車が軽すぎです。 完成者25万前後ですよね。 イタ車ではデローザ、ピナレロが高級ブランドで、これは予算内では厳しいですね。 ビアンキ、ジオスは若干手頃ですので候補に入れてもよいと思います。 ビアンキは伝統のチェレステグリーン、ジオスはこれまた伝統のジオスブルーが本当に綺麗です。 でも、いずれも25万前後のクラスは台湾製です。これはアメ車でも同様です。 アメ車でしたらトレック!アームストロング7連覇! 2007モデルでは25万前後でオールカーボンが買えました。 これが価格帯のベストバイと思いますが、さて08モデルで用意されるか。 他国では、おフランスのルック、タイム これは高価ですので範囲外。 ベルギーのリドリーは質実剛健、気に入れば候補に入れてください。 日本代表はBSアンカー、見た目が地味で損してますが、中身で勝負。 何せ日本製で精度は世界一。でも下位モデルはやっぱり台湾のメリダ製。 関東近辺にお住まいでしたら、未だに頑張っている独立系フレームビルダーの雄、タカムラ製作所のラバネロもお勧めしておきます。 一昔前までは、ロード選手の憧れのブランド筆頭だったんですから。
- YHU00444
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うーむ。個人的な感想としては、台湾製のOEMフレームをコルナゴと言い切ってしまうのは抵抗感がありまして、やはりコルナゴを名乗るにふさわしいのはイタリア製のフルカーボンかマスターXと思ってしまうのですが、30万以下ではフレーム代にも届かないので難しいところです。 ※この業界では、ビアンキやGIOS、かつてのプジョーのように、高名なメーカーでもブランドの名義貸しをやるケースも多いのですが、実質詐欺に近い話なので大概にして欲しいとも思ったり(ダイハツ車にトヨタのマーク付けて売るようなw)。 かといって中古のC40を探すのもリスクが大きいですし、GIANTやブリヂストンで同等品がより安く買えることを考えればその方がスマートな気もします。 RFX8 Equipe (BRIDGESTONE) ¥250,000 http://www.anchor-bikes.com/bikes/rfx8eq.html TCR ALLIANCE 1 (GIANT) ¥178,500 http://www.giant.co.jp/2007/road/compe/tcr-alliance-1.html もっとも、実売25万円程度ならパフォーマンスは大同小異ですから、その意味でどれを買ってもOKとは言えましょう。 ※コルナゴの剛性の高さはトップモデルについての話かと。 http://www.81496.com/jouhou/road/colnago2007/extreme-power.html >「EXTREME-C」でも結構剛性が高いと感じたのに更に30%剛性を上げたのが「EXTREME-POEWR」です。 http://www.81496.com/jouhou/road/colnago2007/extreme-c.html http://www.81496.com/jouhou/road/colnago2007/c50.html >こぎだしはさすがにレーシーな軽量フレームです、何の抵抗もなくスッと前に出て行きます。正直言いまして低速の振動吸収性はあまり良くないです。
お礼
YHU00444さんのロードバイクに対する気持ちが伝わってくるようでした。 > 実売25万円程度ならパフォーマンスは大同小異ですから、その意味でどれを買ってもOKとは言えましょう。 このことを裏返すと、見た目で気に入ったのものを買い求めても、サイズ等に間違いがなければ大きくハズレはない、というように理解しました。 ただ、一方でジャイアントのようにC/Pの高いブランドもある、と言うことも分かってきました。 ご回答ありがとうございました。
すいません、スコットを忘れていました。 アメリカのメーカーです。 21世紀になるとプロレースに供給するロードレーサーの軽量化に拍車がかかりますが 軽量化をリードしているのがスコットですね。 国際自転車競技連合(UCI)は完成車重量の最低限度を6.8Kgとして ルールに定めているのですが 2003年にスコットのCR-1が、翌2004年にキャノンデールのSIX13が 6.8kgを切る(それでいてレースに耐えうる剛性を持った)バイクを 持ってきちゃったんですね。 今ではほとんどのバイクが6.8kg切っちゃうんですけどね。 (規定重量にするため重りをつけて走るんです。) 昨年末、スコットは完成車でついに5kg台のADDICTを出しました。 キャノンデールについて補足しておきます。 90年代にバイクのフレーム材料はスチールからアルミに主流が移るのですが MTBで培ったアルミフレームのノウハウをつぎ込み 現在のロードバイクフレームのパイプの大径化をリードしたのが キャノンデールですね。 > コルナゴは乗り味が堅い 私はコルナゴ未体験者ですが、コルナゴのバイクは「シャキッとしていてコルナゴらしい」 とよく表現されますね。 ただ、プロチームに供給しているバイクメーカーは そのチームのスター選手のニーズに応えていくため その選手の性格を反映したバイクになっていきます。 コルナゴは数年前はむしろマイルドだったのですが 最近、アレッサンドロ・ペタッキという超スプリンターにバイク供給するようになったことから Extrere-Powerというバイクをトップレンジに加え かつてのシャッキリ感が戻ったといわれます。 一方、これまでペタッキにバイク供給していたピナレロは ヒルクライムに強いチームにバイク供給先が変わり 今年のツールからPrinceというバイクを投入 これはピナレロとしては珍しい軽さがウリのバイクだそうです。 何か、雑談になっちゃいましたね。 この辺で失礼します。
お礼
これほど詳細に長文の解説。感謝&敬服です。 大変参考になりました。 このご回答を読んだだけで、いっぱしのロードレーサー通になったような錯覚を覚えるほどです(苦笑)。 ありがとうございました。
お礼
アンカーとかを選択しない限り、予算では台湾製と言うことにならざるを得なさそうだということが分かってきました。 >2007モデルでは25万前後でオールカーボンが買えました。 TREK5000のことですね!「ベストバイ」というお言葉にそそられました。 2008モデル情報に注目したいと思います。 ご回答ありがとうございました。