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DATへのフルバックアップについて
某アプリサーバ(Windows2003Server)のシステムをDATにフルバックアップしようとしています。DATドライブは「DAT72-000」です。本当に初心者的な質問ですいません、 ・DVD-RWとかDVD+RWみたいにドライブとの互換性は「DAT」にはあるのでしょうか?つまり「DAT」呼ばれるテープは全て使えるのでしょうか? ・DATにフォーマットは必要でしょうか? ・さらにはNTバックアップ、ArcServeどちらが後々に復旧簡単でしょうか? ・システムをフルバックアップする時間を概算で割り出すことは可能でしょうか? お分かりになるだけでも結構ですのでぜひお助けください!
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仕事柄職場で磁気テープデバイスは多数使っていましたが、 家でも個人的に DDS4 や DLT のオートローダを使ってます。 ◆(1)データ記録用のDATテープは DDS-4, DAT-72 などのようにいくつか規格化されています。 メディアの外形上はほぼ同じですがテープの記録密度・長さ等およびカセットの容量識別ノッチが異なります。 同じ規格であれば他の対応ドライブと互換性があることになっています。 現実的にはやはり磁気テープ(しかもDATはVHS等と同じヘリカルスキャン)なので書いたドライブで読むのが一応安全です。 DAT72-000 は DDS-3, DDS-4, DAT-72 テープに対応しておりそれぞれ無圧縮時の容量は 12GB, 20GB, 36GB です。 ◆(2) メディアとしてはフォーマットしなくてもそのまま使えますが、バックアップ管理ソフト側ではテープ管理のためのタグ付け(テープ先頭への管理情報の書き込み)として初期化(論理フォーマット)が必要です。 ◆(3) 個人的経験としては ArcServe 等のバックアップソリューション製品が簡単だと(よく考えられていると)感じています。 NT Backup はとりあえずあるのですから目的に適うのか試してみてください。 いずれにしても実際に試験機を使って復旧試験を行って手順通りきちんと戻るかどうか試験することをおすすめします。 復旧できないバックアップは意味がありません :) ← これ切実。 ◆(4) DAT は転送速度が遅く、転送レートは最大でも 非圧縮時 3.0~3.5MB/s です。 単純計算では 36GB (注: 36,000,000,000byte) に 約3時間ほど ですが、シーケンシャルメディアである磁気テープである以上、シークタイムは数秒・数十秒単位でかなり大きいですからシークが発生すると実際の所要時間はかなり(時に倍以上)長くなります。 実際の所要時間は一度フルバックアップとフルリストアを実測すべきです。 高速性を要求される場合は DLT(SuperDLT), LTO などの実転送速度の速い磁気テープを使用するか、磁気テープをマスター保管として実際の復旧用には HDD などを併用します。
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NTbackupとBackupExecを使っていました。 BackupExecのほうがバックアップが速く取れました。 DATドライブに対して書き込み速度が最適化されているように感じます。おそらくArcServeもそうでしょう。 バックアップ時間の概算は、始めてみればソフトが算出して表示してくれるとおもいます。 システムをフルバックアップしても、そこからフルリストアすることはできません。すくなくとも、OSいれてArcServeなどを入れないとバックアップが読めないのですから。 ですから、システムはOSだけ(と変更されないアプリ)のディスクと、変更されるアプリとデータのディスクに分け、OSのディスクは他のディスク上にイメージバックアップをとり、短時間でリストアできるようにしておく。パッチなどをあてたら、イメージを再作成する。 変更されるアプリやデータは、デイリーとかウィークリーで定期的にバックアップをする(これはシステムがぶっ飛んだときにどこまで喪失に耐えるかによって決定する)。