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癌を治療しないという選択
こんにちは。 単刀直入にいうと、タイトルの通り「癌をまったく治療しないという選択」に関してご意見いただきたいです。 このあいだ本で読んだのですが、海外では癌をまったく治療しない国があるそうです。はっきり覚えていなくて申し訳ないのですが・・・ 癌は抗がん剤や、癌のあるところを摘出することでその後苦しい生活を強いられるわけで、無理に治療しても苦しいだけ、ということが書いてありました。 また、癌を発症するのは結構自然なことで、「老衰」で死んだと判断された人の死体を解剖してみると、案外癌が見つかったりするとのことでした。 がんと無理に戦わずに受け入れればゆっくりと枯れるように、老衰のように死ねると書いてありました。 それを読んで、わたしはまだ21歳でなんの病気もしていないのですが、もし年老いて癌を発症したら放っておいたほうがよいのかなぁ?と思ってしまいました。たとえば3、40代で癌を早期発見できた、などだったらどうなるのかわからないのですが。 この選択はいかがでしょうか?本に書いてあったことは正しいのでしょうか?また、癌を抗がん剤や手術で治療して結局治らなかった場合と、癌を放っておいてそのまま死ぬ場合と、どちらが苦しいのでしょうか?治療をまったく伴わない場合の癌の苦しみとは、どれほどのものなのでしょうか? まとまらない質問で申し訳ないですが、なにか思うところあればなんでも結構ですので回答いただけると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
2で質問されていらっしゃる「激しい苦痛」です。 母は、87で膀胱腫瘍がみつかり、これ自体は最後までさほどの苦は無かったのですが、骨転移したため、脊椎を通る神経を圧迫。 運動神経をやられ寝たきりになった事より、足腰の激痛が起き、モルヒネで抑え、最後まで痛みで苦しんで死にました。 高齢で、対症療法しかしなかったのです。 又、胃がんの肺転移で死亡したいとこの死の真近を見舞いましたが、これは呼吸の苦しさは、痛み以上に周囲の物にも感じられ、いたたまれませんでした。 それより軽くても、「食べる」と言う人間の本能、欲求が出来ない。これも、苦しいと思います。 ただ、手術や化学療法としたために、体力が落ちて苦しんで、死を早める。 こういう場合もあります。 この辺は、やってみないと分からない事もあるようですね。
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- ureds18
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内科医です。 質問者さんの仰るような選択もあると思います。本人が納得し、家族も理解してくれればいいんじゃないでしょうか。 ただし、皆さん仰るように必ずしも「ゆっくりと枯れるように、老衰のように死ねる」とは限りません。消化器の癌では、進行度によって、吐血したり、腸閉塞になったり、黄疸になったりします。 癌自体は現在は不治の病ではありません。早期であれば、完治する率は高いですし、負担の少ない治療もあります。例えば、胃癌、大腸癌では早期では内視鏡による治療が可能な事が多く、手術より負担は少ないです。また、ある程度進行していても治療の方法はありますし、完治する方もいます。 もちろん、再発する方、発見時に治療が出来ない程進行されている方もいるので、これは今後の医療者に科せられた課題ではあります。 また、世界的に見て、日本程、低料金で高度な医療を受けられる国はないと言っても過言ではありません。アメリカは医療水準は高いですが、お金がないと高度な医療は受けられません。多くの国では、満足な治療が受けられません。 解剖での癌の発見ですが、前立腺癌は進行も遅く、解剖時に発見される事もあります。このことを書かれていたのかと思います。 まだ、お若いですが、いろいろな本を読んだり、意見を聞いてから、結論を出してもいいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですか、やはり、癌はそんなに甘いものではないのでですね。 だけど不治の病ではなく、治療の方法や苦痛など、ケースバイケースのようですね。 情報がたくさんありすぎて混乱しそうな感じもありますが、自分の処理できる範囲の情報を手に入れ最後には自分が納得するような道を選びたいと思います。 どうもありがとうございました。
- hanbag
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癌は「ゆっくりとかれるように、老衰のように死ねる」ほど生易しい病気ではないですよ。癌はその種類、状態によってさまざまですが、症状が進行するにつれ激しい苦痛に苛まれます。それは苦痛に耐え切れず自殺してしまうほどです。「安楽死」を選択する方もいますが、それは癌末期のある特定の条件下の方であり、早期の方が治療をしない(でいきないではなく)ことは、日本ではあまりないと思います。 現在の日本の医療技術ならば早期に発見できれば、身体への負担を最小限にして病巣を摘出する方法やレーザーで病巣を破壊し、再発防止にできるかぎり負担の少ない抗癌剤を使う方法など治療内容もさまざまです。 「まったく治療しない」ではなく「治療できない」の間違いではないか?またその国の癌に対する医療技術はどのくらいか?その国には日本のように医療保険はあるのか?その国の宗教感は?などなど医療の選択というものは複数の理由が絡んできます。 将来に備えて今のうちに考えることは良いことだと思うので、今度は日本の癌医療のこと、闘病していた人たちの手記などを読んでみてください。いろいろと視野が広がると思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですか、ちょっと私の考えが甘かったですかね・・・ 具体的に「癌による激しい苦痛」とはどんなものなのでしょうか?お暇でしたらまたお答えいただけると嬉しいです。 質問であげた国ですが「わりと先進国」ってな感じの国だった気がしましたが・・・でもこの時点でうろ覚えで駄目ですね。ちゃんとした情報元からひっぱって、なおかついろいろな情報を集めずに判断するのは危険だと学びました。視野を広げて自分でももう少しいろいろな信用できる情報を集めてみようと思います。 どうもありがとうございました。
- ozunu
- ベストアンサー率14% (240/1644)
治療というのが末期癌患者に対するペインコントロール等を含まないとして、 哲学として治療しないという選択肢はあるかもしれませんが、癌は治る病気です。 >無理に治療しても苦しいだけ ウソです。 >ゆっくりと枯れるように、老衰のように死ねると書いてありました ウソです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 嘘ですか・・・本に書いてあることってわからないですよね。 治るならば治した方がよいですよね。慎重に選択してゆこうと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
二度もご回答ありがとうございます。参考になります。 やはり、病気の苦しみは想像を超えるものですね。もうちょっとちゃんと勉強したいと思います。 うまく言えませんが、この質問をしてみなさんにご回答いただいたおかげでいろいろ考えることができました。 自分の運命や将来をまっすぐ見据えてこれからも選択をしていきたいと思います。 どうもありがとうございました。