こんにちは。
「まなぶ」と言う言葉は「まねをする」を意味する「まねぶ」からきていると言われます。
人間にとって「まなぶ」ということは「まねをする」ということだった訳です。
今でも「まなぶ」ことには「まねをする」という要素は多分に含まれていますよね。
特に初歩的な学習である場合、何事もまず「手本」のまねをするところからはじまります。
例え高度な研究などであっても、まず先人の積み上げてきたものを「模倣する」ところから入り、更にその先を目指していくという部分があると思います。
職人さんの世界などでも伝統的に「教わる」のではなく「まねる」ことで技術を習得するものだと聞きます。
対象に一歩でも近づきたいという思いが「模倣する」ことの一番強い動機であるように思います。
また「模倣する」ことには実際に対象を様々なかたちで自らの中に取り込み、その血肉とするという効果があるように思うのですが如何でしょうか。