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「はしか」の治療

35歳の義兄が「はしか」になり現在意識不明の重体です。 「麻疹脳炎」、「肺炎」を併発しています。 初めて病院にいったのが、発熱してから4日めで発疹もでていました。 その時「はやり病」といわれたそうです。 薬も処方されました。 しかし翌日、救急車で大きな病院に運ばれてしまい 「はしか」と診断され即入院、そして意識不明となってしまいました。 入院して3日目に肺炎治療の為「ガンマグロブリン」を投与されました。 しかし「ガンマグロブリン」は「はしか」に感染後早く投与すれば効果が高いと、あとから知りました。 何故入院した時、すぐに投与しなかったのか、不思議でなりません。 感染してから6日ぐらいまでが有効のようですが、日数がたちすぎていたからでしょうか?それとも大人だから? 主治医に質問しても「麻疹脳炎」での「ガンマグロブリン」は保険が利かないから・・といわれただけで納得いきません。 また、はじめに行った病院で言われた「はやり病」とは何なのでしょうか? 疑ったらきりがないのですが、この二つの病院は誤診、また誤った治療をしているように感じてなりません。 どなたか、詳しい方、教えてください。 宜しくお願いします。

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  • futukayoi
  • ベストアンサー率58% (151/256)
回答No.2

御義兄様のご病状が思わしくない由、ご心痛のほどお察しします。 さて、既に専門家のyajiyaji先生の御回答もありますので一般人の自信無しとして一言だけ。 先ず「麻疹」と検索サイトで検索をかけていただきたいのですが数多のサイトで麻疹について説明されています。 共通するキーワードは、「潜伏期間が10日~12日」「感染者に接触したと思われる場合は3日以内にワクチンまたはγグロブリンをうつと発症を抑えるか発症しても軽い」「γグロブリンは感染後6日くらいまで発症後の症状を軽くする可能性がある」「治療は対症療法が主体」「麻疹ウイルスに直接作用する薬はない」「伝染性が極めて強い」「0.1%に麻疹脳炎を発症する」「麻疹脳炎の死亡率は15%程度,60%は後遺症もなく回復する」 などの記載は全てに共通しています。 ここで義兄さんの場合発熱で発症して4日めに初めて受診していますので感染から既に14日~16日経過している事になります。発疹も既に出現していたわけですからコプリック斑がまさに見られているかこれから消えていくかといった時期ではないでしょうか?小児科以外で麻疹を見た事のある医師も少ないでしょうから最初の先生が麻疹と診断できなくても仕方がないかもしれません。また、診断されていたとしても「治療は対症療法」しかありませんし発熱以外に特に問題がなければやはり同じような薬を処方されて自宅にて経過観察となっていたのではないでしょうか? 「はやり病」という医学用語はないのですがこれから感じるニュアンスはウイルス性の伝染性のある発熱性の疾患のようだとは思うが確定診断まではちょっと・・・といった感じを受けました。 さて、次の病院ではすでにもう一日たっていますし救急搬送されるくらい状態も良くなくすぐに意識もなくなったわけですからそこでγグロブリンに効果があるのか?と聞かれればほとんどないとしか言い様がないと思います。特に脳炎の発症と麻疹の重症度とは関連がないともいわれていますから脳炎だからγグロブリンという治療は確かに保険医療としても認められないと思いますよ。肺炎もひどくなってきたので重傷感染症の治療としてγグロブリンをやるくらいしか他に手がないといった状況なのだと思います。 しかしこういった対症療法で乗りきれれば先のキーワードにもあるように「60%は後遺症もなく脳炎が回復する」訳ですから本人の回復力に期待するしかないのではないでしょうか? 1件めでどうして確定診断にいたらなかったのかというお気持ちは分かりますが成人の患者が少ない疾患ですし発症後4日もたっているし対症療法しか手がないという点から見て結果がそれによって大きくかわったとも思えません。少なくとも2件めの病院では間違った治療は全くなされていないと思います。 結果が思わしくない場合医療機関に不信感が芽生えるのは仕方がないと思いますがよく話を聞けば誤解も解けるものだと思います。主治医の先生を信じて義兄様の回復を祈ってあげて下さい。 疑問点解消の一助になれば幸いです。 それでは。

misapoo
質問者

お礼

丁寧な回答本当に本当にありがとうございます。 とても参考になりました。 お礼おそくなり申し訳ありませんでした。

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その他の回答 (1)

  • yajiyaji
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回答No.1

小児科医です。 お気の毒な話ですが、すでに成人麻疹の増加は新聞でも報道され厚生労働省も研究班を作って調査中です。日本以外のほとんどの国は麻疹の予防接種は2回なんですが、国はそんなつもりはなさそうです。 本題ですが、成人麻疹の診断は、内科医が麻疹を見慣れていないことに加え、膠原病も疑う、恙虫病など他の病気も考える、などなど、診断が簡単につかないこともあるでしょう。ガンマグロブリンの投与は発症後ではほとんど無意味というか、肺炎が重症だから使うのでしょうから、麻疹への直接効果は期待できません。使うのが遅い、ということにはならないと思います。 結果論として、誤診ということがどうか、ですが、後になればなるほど、典型的になってくるので、やむを得ない印象です。治療は特別な物はありませんので、現状で快復を待つというところでしょうか。 麻疹脳炎でも普通に回復される方はおられますから、あきらめないで。

misapoo
質問者

お礼

丁寧な、解かりやすいご回答本当にありがとうございました。 とても参考になりました。 また、あたたかいお言葉ありがとうございました。 お礼、おそくなり、申し訳ありませんでした。

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